ヘルスケアデザイン

これからのICUの環境デザインについて

デザイナーがICU環境作りに携わるという事
デザインという考え方が今後とても重要だという事

思いもよらぬ誤算
 昨今、COVID19の影響もあり、昨年から日々ニュースや新聞で、ICU(集中治療室)という言葉が使われ始め、多くの方にICUという言葉が知られるようになりました。さて、そんなICUの環境つくりについてのお話を、ICUの環境つくりに関わるデザイナーという職業の私が、全8回(今後書き進める

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Patient Experience(患者経験価値)Vol.04

クリーブランド・クリニックから学ぶPX

さて、クリーブランド・クリニックをご存知でしょうか。

PXを学ぶときに必ず登場するアメリカ、オハイオ州に位置する病院です。
この病院の医療における功績は実に高く、循環器内科は10年連続で全米ランキング1位を獲得しています。
また、輸血、心臓冠動脈バイパス手術、腎臓の人工透析、血管造影検査を世界で初めて行った病院です。
高度な医療レベルと質の高い患者サービ

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Patient Experience(患者経験価値)Vol.03

日本におけるPXの取り組み

さて、移り変わりの激しい医療業界で注目されつつあるPXですが、実は日本にも「(一般社団)日本PX研究会」という団体があり、メンバーの方々は国内におけるPXの推進に尽力されています。
PX研究会はイギリス(NHS)を基に日本版のサーベイを開発するなど、現在は国内の様々な病院に普及を進めながら、具体的な運用やコーチングについて施策を考えられているところです。

日本は世界

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Patient Experience(患者経験価値)Vol.02

PXとPXの相違点

PSとはPatient Satisfactionのことで、和訳すると「患者満足度」です。
CX、UXなどユーザーや患者様の「経験」を体系的にデザインすることが新たな企業価値と認識されますが、SatisfactionとExperience、何がどう異なるのでしょうか。

こと病院や診療所のターゲットである患者様に関して言えば、退院する時に「この病院に満足しましたか?」と抽象的な

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Patient Experience(患者経験価値)Vol.01

PXとは

Patient Experience(ペイシェント・エクスペリエンス)は日本語で「患者経験価値」と訳されます。
「患者中心性」は医療の質を測る要素のひとつ。
特にアメリカでは患者様の個別性尊重が重要視されていますが、それを測るための指標がPXです。
患者様それぞれに最適な医療サービスを提供するためにイギリスで生まれた考え方です。

PXを評価する手法にPXサーベイがありますが、患者様が

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noteを使い始めてみました。

初めまして、デザイナー の鍋田知宏と申します。ここでは、私が行っているデザイン活動、大学での教育活動、4年前に移住した長野県佐久市での活動‥主に医療や看護、介護、ヘルスケアに於けるデザインや地域開発、啓蒙活動を始め、住う地域「佐久市や望月」のローカル発信を行っていきます。

デザイナーが深く関わるヘルスケアデザイン in イギリス

イギリスではデザイナーが企業のプロダクト開発や行政のサービス改革の初期から関わることがスタンダードになってきている。近年トレンド化しているデザイン思考のアプローチもプロダクトからサービス開発へのビジネス領域での応用が始まったのもイギリスのサービスデザインコンサルティングLiveworkが奔りと言われている。その流れでイギリス、ヨーロッパを中心にヘルスケアの領域でデザインナーがより関わる事例が増えて

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