最初の症状は味覚障害。カレーの味がしなくなった。少し前から鼻声になっていたがあとでそれも症状だと知った。そして倦怠感と微熱が自宅にいたときに出た。ホテルに移動してから、急に頭が痛くなった。看護師が常駐しているし薬ぐらい出してくれるものと思っていたのは甘かった。唯一の忘れ物だ　#5

ホテルの正面玄関は感染予防のビニールシートに覆われていた。ガラス扉の向こうにいる、府職員と看護師からの指示にしたがい、受付を済ませた。受付の時間帯は決まっていて、毎日10数人の入退所者があり、お弁当の数からすると常時70～80名の療養者がいたように思う。そして療養が始まった　#4

さて前夜の荷造り。前もって保健所から聞いた持ち物例のとおり、着替え・洗面道具の他、仕事用のパソコンなどを準備した。当日の朝、保健所が手配した乗合タクシーが私を含めて3名の療養者をピックアップしていった。夫のときは他の居住者に気づかれないようにと離れたところで待っていたらしい　#3

私はというと、夫が8/3に陽性となった時点で濃厚接触者となり、夫と離れて(入院から)2週間の行動制限がかかった。8/6PCR検査、8/7陽性判明。ありがたいことに私が住む町では陽性者は入院か宿泊療養と決まっているらしく、8/9から宿泊療養となり不安な夜を過ごすことはなかった　#2

まさか自分がコロナに感染するとは思わなかった。元々出不精なので、外出は必要最小限、マスクは必ずしていたが、家庭内感染は防げなかった。夫、7月29日夜に発熱、それらしい症状が出て病院を受診したのが3日後、抗原検査と陽性判明が5日後で入院が1週間後。そんなこんなで彼は今も入院中　#1