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やっぱりかぁ

元日の夜から体調がよろしくない。
インフルエンザだったらいいな、特効薬あるもんな、と一縷の望みにかけていたのだけれど、結果は見事にコロナ陽性だった。
この寒い中、歩いて病院を往復したのだ。
たかだか往復1キロほどなのに、死ぬほど遠かった。疲れた。

薬は出たけれど、対症療法的な感じで、根本治療に至るようなものではなさそう。(というか、そんな薬、あるんだっけ?いつだったか「抗ウイルス新薬ができた」と読んだ記憶があるのだけれど、熱でおかしくなった私の頭がうんだ妄想かもしれない)

結果、熱は相変わらず、上がったり下がったりしていて、頭痛と喉の痛みが酷い。

何しろ、喉が痛いと、液体が飲めない上、喋れない。
毎回、錠剤の薬を飲むのにものすごい覚悟を決めて「ごっくん!」とやるのだが、これがうまくいかずに錠剤だけが、舌の上に残ってしまった時のやるせなさたるや。
それでも、頑張ってうまく飲み込めた時、即効性があればまだ許せるのだけれど、全く効果なく熱も頭痛も喉の痛みも続いている。

これはつらい。

夫は喋れない私をみかねて、枕元にホワイトボードを持ってきてくれた。
してほしい事をこれに書くが良い、というわけだ。
筆談はまだるっこしいけれど、こちらの意図が間違いなく伝わるのでありがたい。

しばらくは、ホワイトボードとLINEで夫を手足のように使いまくり、さっさと良くなってやる!と思っている。

ちなみに、この記事で夫のその後を心配してくださった皆様。

今は、あの大きな固定具を外し、松葉杖も使わずに歩いている。
もともと頑丈な男なのだ。

夫は旅の間、狭いレンタカーの車中で思いきりくしゃみしたり、咳したりしていたくせに、なぜこの撒き散らし屋が無事で、私がこんなに辛いのか?と納得いかないところも多々あるのだが、まあ共倒れにならなかっただけでもよしとしよう。

2日間、外に出ないでいた間に、道路には北陸特有のベシャベシャした雪が積もっていた。
次に外に出る時には春が来ていると嬉しいのだけれど、そんなことは起こり得ないので、気持ちを冬仕様に引き締めておこうと思う。

**連続投稿337日目**

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