『源氏物語』 第二十三帖 の話でも 光源氏は大邸宅六条院で新春を迎え ここに住まわせている複数の女人達に挨拶回りです ここを読むと光源氏が重んじている女人達の順列がかなりよくわかります 玉鬘も今はこの六条院で住む生活となりました #初音 #玉鬘 #玉鬘十帖 #夕顔 #シンデレラ
『源氏物語』 第四十一帖 の後の巻とされるのが雲隠の巻 で四十一帖から四十二帖まで8年が経過 この間の出来事は 後の第四十九帖「宿木」の薫の話でわかるように 本文は現存しません 光源氏の死去の巻ですが 無であるために物語に含みがもたらされているようでもあります #雲隠 #源氏物語
『源氏物語』 第四十九帖 の話でも 夕霧の六の君は大変な美少女でやっと匂宮と結婚します 亡き宇治の大君を想っていた薫も今上帝の女二宮が降嫁となり 匂宮との子を宇治の中君は懐妊するというタイミング 薫は大君の思い出もあり体調の悪い中君を見舞う中 大君に似ている浮舟の話を聞きます
『源氏物語』 第三十一帖 の話でも 髭黒右大将のものになってしまった玉鬘 髭黒右大将の正妻は実家に子供達と戻る騒ぎになってしまいました 髭黒右大将が迎えに行きますが 子供達は実母側と継母玉鬘のいる実父側とに離れ離れに しかし玉鬘は先妻の子供達も可愛がり髭黒右大将との子供も出産です
『源氏物語』 第三十帖 の話でも 玉鬘はついに尚侍に任命されますが 帝の元に行くことになると他の公達にとっては手の届きにくい女性になってしまいます そうなる前に髭黒右大将も必死にアピールするのでした しかし髭黒右大将には既に正妻や子供達もいたのです #藤袴 #源氏物語 #玉鬘
『源氏物語』 第三十二帖 の話でも 光源氏が明石にいた頃の娘がもう裳着の式を迎える年になりました 成人式にあたります やはり対比されるのは頭中将現内大臣の娘雲居の雁 夕霧が頑張って文を送るものの 直接会うのを許されないので 気持ちがすれ違ってしまいます 切なくなる場面です #梅枝
『源氏物語』 第二十五帖 の話でも 玉鬘に夢中になる男性達の内 兵部卿宮が文に返事をもらえて喜んで六条院にやってきます これはこれでおもしろがる光源氏は几帳の中に蛍を放つのです 蛍の光で浮かび上がる玉鬘の美しい姿! #蛍 #六条 #玉鬘 #玉鬘十帖 #夕顔 #シンデレラ #返事
『源氏物語』 第四十一帖 の話でも やがて早くも紫の上の一周忌が訪れますが 光源氏の悲しみが巻を通して続きます 自分が出家してから人の目に触れるような事のないように 光源氏は女君達と交わした文を全て焼いてしまいます 身辺整理をしているのでした #身辺整理 #幻 #出家 #源氏物語
『源氏物語』 第二十八帖 の話でも 野分すなわち台風の日のハプニング特集です! 真面目な夕霧はあんなこともこんなことも見てしまいました!! 特に玉鬘と父上光源氏ってどうなってるの? 台風がかき乱したのは六条院の庭だけではなかった様子 #野分 #源氏物語 #玉鬘 #ハプニング
『源氏物語』 第二十二帖 の話でも 玉鬘十帖スタート 夕顔の娘玉鬘の物語が始まります 乳母一家と願掛けに行ったのは長谷寺 平安文学に既に登場するお寺なのです ここで偶然夕顔の元侍女と再会できたのでした まるでシンデレラのようなドラマが展開します #玉鬘 #源氏物語
『源氏物語』 第二十九帖 の話でも 冷泉帝の大原野行幸があり皆見物を楽しみます この行列には玉鬘にやはりご執心の髭黒右大将もいました こういう時姫君が公達の容姿を見るチャンスなんですよね 玉鬘は裳着の式がまだだったのでこの腰結役がやっと実の父親内大臣に依頼されるのでした #行幸
『源氏物語』 第二十六帖 の話でも 光源氏の元にいる玉鬘は評判がこれほどによいのに 現内大臣である頭中将の娘たちはいろいろと思うようにいかない事ばかり と対比させています 特に最近見つかったという近江の君はおもしろおかしい存在で雙六に夢中になったりしています #常夏 #源氏物語
『源氏物語』 第二十七帖 の話でも 第二十六帖では夏の日に六条院で過ごす夕霧や現内大臣の頭中将の息子達の様子(つまり従兄弟同志なので遊びに来ているのですね)が描かれて この第二十七帖では秋の日の様子を対比させています 優雅な時間を玉鬘も過ごすのでした #篝火 #源氏物語 #玉鬘
『源氏物語』 第二十四帖 の話でも 玉鬘は今は亡き夕顔と現内大臣である頭中将(そして光の君の義理の兄)の娘 この事を知っている光源氏が夕顔の縁で引き取って養女にしています このように公私共に内大臣とはライバルなのです さて夕顔の面影のある玉鬘にこの養父は心惹かれる様子……#胡蝶