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HPの訪問者行動をリアルタイムで捉える⁉レコーディング機能の活用法

こんにちは、ウェプロの橋本ハルカです!

本日は、以前のヒートマップのダッシュボード機能紹介に続き
「レコーディング機能」ついて簡単にご紹介します。レコーディング機能がどのようにウェブサイトの改善に貢献するかご説明します。




~ヒートマップのおさらい~

▶できること
①ユーザーエンゲージメントの可視化
どのページやリンクが注目されているかを視覚的に把握し、ユーザーの関心を具体的に理解できます。

②ページ改善の方向性の発見
ユーザーが関心を持つ部分と無視する部分を示すことで、ヒートマップはページのレイアウトやコンテンツの最適化に役立ちます。

③ユーザビリティ問題の特定
特にクリックされないエリアやスクロールされないページ下部など、ユーザーにとって魅力的でない可能性のある部分を特定できます。

④SEOとの連携
ユーザーがコンテンツをどのように消費しているかを理解することで、SEO効果の高いコンテンツ作成に役立てることができます。


■レコーディング機能とは??

訪問者の行動を動画で記録し、サイト上の具体的なユーザー体験を再現することができます。


■レコーディング機能の利点と効果

ウェブサイトのどの部分がユーザーにとって魅力的か、または問題点があるかを明確に把握できます。具体的な活用例として、顧客の興味のあるコンテンツの特定や、サイトの使い勝手の問題点の特定を挙げます。

①ユーザー行動の深い理解
レコーディング機能を使用することで、ウェブサイト訪問者の具体的な行動パターン(クリック、スクロール、マウスの動き)を正確に把握できます。

→これにより、どのページやセクションが最もユーザーの関心を引き付けているか、または無視されているかを明確にします。


②エンゲージメントポイントの特定
訪問者が特に時間をかけて閲覧しているエリアや、繰り返しクリックされるボタンなど、ユーザーが興味を持っているポイントを特定できます。

→これにより、ユーザーエンゲージメントを高めるためのコンテンツや機能の強化に直結します。


③ユーザビリティ問題の発見
ユーザーが混乱している場所や、使いづらさを感じているエリアを特定することができます。例えば、頻繁にクリックされているが反応がないリンクや、ユーザーが迷っていることを示すマウスの動きなどから、改善が必要なUIの問題点を発見できます。


④離脱原因の分析
訪問者がウェブサイトから離脱する直前の行動を分析することで、離脱の原因となる可能性のある問題点を特定します。たとえば、フォームの記入途中での離脱や、特定のページでの高い離脱率などから、改善策を検討することが可能です。


⑤改善策の実施と効果測定
ユーザビリティの問題点やエンゲージメントポイントを特定した後、それらの改善策を実施します。そして、再度レコーディング機能を用いて、改善策がどのような効果をもたらしたかを評価します。

→これにより、ウェブサイトの最適化を段階的に進めることが可能です。



■実践的な活用事例

例えば、顧客が最も注目する製品の紹介ページや、ユーザビリティの問題が発生しているフォームページなど、具体的なケースを提示します。

①製品紹介ページの最適化
レコーディング機能を使って、顧客が製品紹介ページでどのように行動しているかを分析します。特に注目されている製品の特徴や、どの部分で時間を長く費やしているかを確認します。この情報を基に、製品の魅力をより際立たせるコンテンツ配置や情報提供の方法を改善します。例えば、よくクリックされる製品画像や詳細情報へのリンクを目立つ位置に配置することで、ユーザーエンゲージメントを高めることができます。


②フォームのユーザビリティ改善
お問い合わせフォームや申し込みフォームのページで、ユーザーがどの項目で停滞しているか、または離脱しているかを観察します。例えば、複雑な入力項目や理解しにくい説明文がユーザーの離脱を引き起こしている場合、これらを簡略化し、より直感的に理解しやすい形に変更します。さらに、フォームの送信ボタンの位置やデザインを最適化し、送信率を高めるような改善を行います。


③ページナビゲーションの改善
ウェブサイト内でのユーザーのナビゲーションパターンを分析し、訪問者が求めている情報にたどり着くまでのルートを簡素化します。例えば、トップページから特定のサービスページへのアクセスが難しい場合、より分かりやすいナビゲーションや直接リンクを設置して、ユーザーが目的の情報に素早くアクセスできるようにします。


④コンバージョン率の最適化
レコーディング機能を活用して、コンバージョンに至るまでのユーザーの行動を詳細に分析します。特に購入ページやサインアップページでの行動を注意深く観察し、ユーザーが最後の一歩を踏み出すための障壁を特定し、取り除きます。


◎まとめ

レコーディング機能を活用することで、ウェブサイトのユーザビリティを向上させ、顧客エンゲージメントを高めることが可能です。ヒートマップの導入でウェブサイトの改善点を発見し、お問い合わせを増加させましょう!



今後もウェプロは皆様にとって有益な情報をお届けいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。

ウェプロ
橋本ハルカ

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