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本好きにとって、天国とは「神保町ブックフェスティバル」のことである。

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神保町ブックフェスティバルが開催されています!

日時と場所は以下の通り。

【日時】
10月26日(土)10時30分~18時
10月27日(日)10時~18時

【場所】
都営地下鉄の三田線、新宿線、東京メトロの半蔵門線「神保町駅」から歩いてすぐの、すずらん通り・さくら通り・神保町三井ビルディング公開空地。

僕は、本日(26日)に参加してまいりました!

今回はその模様をレポートします。

本好きの天国。
それが「神保町ブックフェスティバル」

神保町ブックフェスティバルでは、在庫冊数1000万冊という莫大な数の本が、売場面積5000坪の広大な敷地に売られています。

もうね、本好きの天国ですよ。

ただ予想外だったのが、お客さんの数

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もう人・人・人…(笑)

人気の出版社には行列ができ、立ち読みするにも並ばなければいけないほどでした。

そうでなくても、本を見るために、かき分けて進まなければいけないぐらい人がいます。

本と人であふれかえっている印象です。

これから神保町ブックフェスティバルに行く方は、人混みの中へ突入する覚悟をした方が良いかもしれません(笑)

どんな出版社が参加しているの?

神保町ブックフェスティバルには、以下の出版社が参加しています。

第29回神保町ブックフェスティバル参加出版社
あかね書房/亜紀書房/朝倉書店/飛鳥新社/いかだ社/140B/岩崎書店/岩波書店/印刷学会出版部/芸艸堂/エービー.ピーカンパニー/戎光祥出版/絵本館/絵本塾出版/オーム社/大空出版/奧野かるた店/音楽之友社/化学同人/柏書房/仮說社/河出書房新社/カンゼン/汲古書院/求龍堂/京都新聞出版センター/錦正社/近代映画社/金の星社/クオン/くもん出版/クレョンハウス/芸術新聞社/幻戲書房/好学社/工作舎/恒星社厚生閣/光文社/弘文堂/国書刊行会/国土社/国文の会イ子どもの未来社/小峰書店/彩流社/作品社/朔北社/酒とつまみ社/左右社/三省堂/CQ出版社/視覚デザイン研究所/しちだ教育研究所/信濃每日新聞社/清水書院/社会評論社/集英社/出版ワークス/ジュラ出版局/春秋社/春陽堂書店/小学館/小学館集英社プロダクション/祥伝社/少年写真新聞社/晶文社/上毛新聞社/女子パウロ会/而立書房/シルバーバック/新典社/森話社/鈴木出版/青弓社/青幻舍/成山堂書店/誠文堂新光社/青土社/成隆出版/全国農村教育協会/創元社/第三書館/大修館書店/大日本絵画/竹尾/旅と思素社/玉川大学出版部/淡交社/中央経済社/中央公論新社/中央公論美術出版/千代田区役所文化振興課/帝国書院/デコ/東海大学出版部/東京新聞/東京創元社/東京大学出版会/東京都書店組合青年部/東京美術/東京堂出版/童心社/同文舘出版/東洋館出版社/德間書店/トランスビュー/永岡書店/ナツメ社/ニ玄社/日貿出版社/日本実業出版社/日本習字普及協会/日本出版販売/日本洋書協会/農文協農業書センター/のら書店/白水社/箱豊製函/八画出版部/羽鳥書店/早川書房/版元ドットコム/PHP研究所/東日本地区Oak友の会/ひさかたチャイルド/評論社/フォルスタッフお化け友の会/福音館書店/冨山房/フレーベル館/文学通信/文研出版/平凡社/ベレ出版/勉誠出版/便利堂/方丈社/北隆館/星の環会/ポプラ社/堀之内出版/ほるぶ出版/本の雑誌社/マール社/丸善出版/武蔵野美術大学出版局/明治書院/八木書店/八坂書房/山と渓谷社/雄山閣/有斐閣/ゆまに書房/吉川弘文館/理論社/レインボー通商/歴史書懇話会(8月末現在)

僕は晶文社さんのコーナーで内田樹編「転換期を生きるきみたちへ」を購入。

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他にも、

■巻頭文:谷川俊太郎 編・エッセイ:和合亮一「大人になるまでに読みたい15歳の詩②生きる」ゆまに書房
■メイソン・カリー著「天才たちの日課」株式会社フィルムアート社

などを手に入れました。

京都や北海道からはるばる来ている出版社さんもいて、普段目にしないような本を見つけられるのが楽しい!

しかも、どの本も新刊で、20%~80%ほど値引きされているんです。もう一度言います。新刊ですよ⁉

古本ではなく、この値引きはうれしい限り。大満足の結果でした。

本だけじゃない。神保町ブックフェスティバルの魅力

神保町ブックフェスティバルでは、本の出店だけでなくさまざまなイベントが開催されていました。

神保町ブックフェスティバルが協賛しているものだけで、以下のイベントが開催されています。

本の学校 出版産業シンポジウム 2019「神保町で本の”今”を語ろう」
NISSAN あ、安部礼司~BEYOND THE AVERAGE~
第53回 造本装幀コンクール展示会
第8回 留萌物産展

他にも、ステージでゆびぶえやジャズが演奏されるなど、盛りだくさんでした。

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子ども向けの本に特化した「こどもの本ひろば」もあります。親子連れでにぎわっていました!

本が大好きな子どもさんが増えるといいですね!

なんと同日開催!東京名物神田古本まつり

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なんと同じ日に、東京名物神田古本まつりも開催されていました。

こちらは神保町古書店街最大の古本市です。

こちらもたくさんの人であふれていました。

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新刊と古本が同時に見られる、本好きにはたまらない1日でした。

編集後記「推しの出版社を作ろう!」

ブックフェスティバルの良いところは、出版社の人から直接本を買えること。

作り手の想いを直接感じられます。

普段本屋で本を買う時とはまったく違った感覚を味わえるんです。

そこで、出版社の熱い想いを知ると、本の見方も変わるもので…。

今までは著者や装幀などをチェックして本を買っていました。出版社を決め手に本を買うことはほどんどなかった。

しかし、今日のイベントで、出版社の方も1冊1冊想いを込めて作っていらっしゃることを実感して考え方が変わりました。

これからは出版社もチェックしながら、本を選んでみたい。そんな風に思ったんです。

もし明日以降にブックフェスティバルに行く方がいれば、ぜひお気に入りの出版社をチェックしてから行ってみてほしいと思います。

それだけで、ブックフェスティバルの楽しさが段違いです。

とはいえ、「お気に入りの出版社なんてないよ!」と思った人も多いのではないでしょうか。そんな方は、自分の本棚をチェックしてみてください。

本棚の中で、自分はどんな出版社の本が多いのかを確認するだけで、ブックフェスティバルをさらに楽しむことができますよ!

本好きにはたまらない「神保町ブックフェスティバル」でした。また来年も行きたいな~。

…というわけで、また明日。


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