はしびろ

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  • はしびろ科学雑記帳

    はしびろの科学に関する色々を集めました。雑誌の記事の紹介、博物館や植物園の話、そういうものが雑多に入っているものです。

  • 科学ってなんだろう?

    「科学」というものがどういうものか?一般的にいう「科学」が実際に科学なのか?そういう視点で記事を集めています。

  • 私はなぜゲームをするのだろう?

    自分がゲームをする理由を考えがら、ゲームの「楽しさ」を考えてみます。話の展開では、今後のゲームの可能性=私がゲームに持っている期待 なんかにも触れていければと思います。

最近の記事

日本で無理やり電気自動車を普及させる奇策

以前から個人的に「まんぼうのごとく」というブログをやっていまして。 最近は両方にほぼ同じネタで投稿をするようにしていました。 ブログで下書き(ちょっと過激発言もあり)で、noteでは少しマイルドにして、ということにしていたのですが。 ブログの構想を練っているときに、電気自動車関連で気になるニュースが出てきまして。 日本のある大手自動車メーカー(ト○タ)から2人乗りの電気自動車が発売されたというもの。 値段も、私が軽自動車のモデルケースに考えたスズキ ハスラーの上位グレードと

    • どれほど不便でも、私たちが電気自動車を選んでいかなければならない、(日本人としての)理由

      前回の記事で、 「エンジン自動車と比較していいところが全くない電気自動車を、我々は使っていかなければならないのだろうか?」 という問いに対して、 「YES」 と答えました。 この理由を説明していきます。 ただ、その理由は エコのため 地球環境のため SDGsのため 子供たちに綺麗な地球を受け渡していくため のような美々しいものではありません。 もっと生々しい、人間の欲望ドロドロのものです。 大体、この理由は「日本だけのため」ですので、ある意味「自国中心的」

      • 電気自動車とエンジン自動車を比べてみたら、思いのほか電気自動車が負けていた・・・

        世の中、予想が覆ることなんてしょっちゅうありますよね。 前の記事を、 「日本で電気自動車が普及しない理由を、私が電気自動車を買わない理由から考えます」 と結びました。 その時は、 「よく調べてみたら"それらの理由"は単なる思い込みで、そこまで電気自動車は不便じゃ無いですよ」 となると予想してました。 が、そうではなくてですね。 今回の記事は、期せずして電気自動車をディスる事になりました。 電気自動車をこよ無く愛する方や、電気自動車の欠点を挙げられるのが我慢ならない方は、読

        • Discover 2022-11,12より。次世代の輸送 「電気自動車」を読んだ感想1。

          「日本における電気自動車の未来は暗い」と書きましたが、別の見方はできないものか?「日本における電気自動車の未来は暗い(絶望的?)」と書きました。 これ自体は、今でもそうだと思っています。 見えているところだけを見れば。 ちょっと具体的に見て行ってみます。 「政府の能力」については、2022年現在で何ら具体的な政策が見られないことから。 電気自動車に関することはCOP26が根拠になっているようです。 これは2021年11月ごろに締結された国際会議のことです。 その前身として

        日本で無理やり電気自動車を普及させる奇策

        • どれほど不便でも、私たちが電気自動車を選んでいかなければならない、(日本人としての)理由

        • 電気自動車とエンジン自動車を比べてみたら、思いのほか電気自動車が負けていた・・・

        • Discover 2022-11,12より。次世代の輸送 「電気自動車」を読んだ感想1。

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        • 科学ってなんだろう?
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          5本

        記事

          Discover 2022-11,12より。次世代の輸送 「電気自動車」。

          次世代の輸送手段トップバッターは電気自動車でした。 電気自動車、なぜか日本においてはネガティブな捉えられ方をしているように感じますが。 世界的に見るとほぼ肯定的に捉えられていると感じます。 まあ、そう感じた理由は雑誌Discoverを読んだからではあるのですが。 ということで、どんな内容だったかをかいつまんでご紹介します。 未来の自動車というイメージがある「電気自動車」。実は100年前に少しだけブームになっていました。(アメリカで) 1900年代の初め、ごく短い期間です

          Discover 2022-11,12より。次世代の輸送 「電気自動車」。

          Discover 2022-11,12より。次世代の輸送。

          Discoverの11、12月号にはかなり面白そうな記事がありました。 「次世代の輸送」(原題は"Next Gen Transit")です。 3つのテーマに分かれていて、「電気自動車」「自動運転自動車」「飛行機と宇宙」です。 最後の「飛行機と宇宙」(原題は"Airplane + Space")がどんなものか、まだ読んでないので詳しく分かりませんが。 とってもワクワクします。 ということで、このテーマでは3つとも取り上げていきたいと思います。 ただし、これらはアメリカでの話に

          Discover 2022-11,12より。次世代の輸送。

          AIが人間を超えられるか?超えられるならその時どうなるか? 後編

          さて、「AIが人を超えた時、どんなふうになるか?」ということについて私なりに考えたことをお伝えしてきましたが。 今回で最終回となります。 (次回からはまた別のテーマを何処かから持ってきます。) 中編(前回)までの結論として。 ・そう遠くないうちにAIは(普通の)人間の能力を超える。 ・その時、AIは意志を持ち、さらに感情を持つだろう。 ・感情を持った時、人類の歴史を学んだ時に、人類に好意を持つか、人類を嫌悪するか、それはわからない。 ・ただ、人類の歴史を冷静にみた時、それが

          AIが人間を超えられるか?超えられるならその時どうなるか? 後編

          AIが人間を超えられるか?超えられるならその時どうなるか? 中編

          この題で2回に分けて私なりの意見をご紹介しようと思ってましたが。 2回じゃ無理っぽいです。 なので、3回に分けることにしました。 ということで、今回は中編です。 前編の結論は「AIは近い将来人間を超えてくる。その時おそらく感情を持つようになる。」ということでした。 この結論に至った理由は前編をご覧いただくとして。 「AIが怖い」と思っておられる方は2パターンあると思います。 1つ目は「仕事を取られんじゃないか」というパターン。 これについては後編で扱うとして。 2つ

          AIが人間を超えられるか?超えられるならその時どうなるか? 中編

          AIが人間を超えられるか?超えられるならその時どうなるか? 前編

          DISCOVERというアメリカの科学雑誌(多分高校生あたりの人向け)の2022年7・8月号にあった「医療におけるAI」を読んだ感想です。 果たしてAIは人を超えられるか? もし超えたとしたら、その時どうなるのか? そんなことについての私なりの考えになります。 ※書き始めたはいいものの、かなりの長文になりそうです。  とりあえず、前編と後編に分けることにしました。 AIが人間を超えるんじゃないかと怖がっている人が多い様に見えます。 なんとなくですがね。 AIが人間を超えるの

          AIが人間を超えられるか?超えられるならその時どうなるか? 前編

          Discover 2022-7,8より。医療におけるAI 4

          今回で「医療におけるAI」についてはは終わります。 その後、それに絡めてこれからのAIについての私見をご紹介しようと思っています。 私としては、そんなに悲観することではないような気がしているのですが。 それでは本題に戻りましょう。 AIによるセラピーが浸透することで、人間が行うセラピーが高価になるかもしれません。 これ、歴史の流れとしてはすごく当たり前のものかもしれません。 例えば、職人さんが1点1点作っていたものは高かったのですが、機械を使って大量に作るようになって安く

          Discover 2022-7,8より。医療におけるAI 4

          Discover 2022-7,8より。医療におけるAI 3

          チャットボットについての項目(CHATBOTS HAVE ARRIVED)についての2回目です。 が、今回はあまりチャットボットが出てきません。 前回の最後が「AIの利用はチャットボットだけではない」で終わってますからね。 今回はどちらかというとAIの利用のされ方に焦点が当たっています。 それでは早速 セラピストの必要性は増加傾向にあったようです。 この二十年間、研究者たちはセラピストを補助し、彼らが見逃してしまったものを指摘して、適切な治療方法を提案するようなものになる

          Discover 2022-7,8より。医療におけるAI 3

          Discover 2022-7,8より。医療におけるAI 2

          「CHATBOTS HAVE ARRIVED」という題の記事についてです。 CHATBOT、面倒なので今後はカタカナでチャットボットと書きますが、これが何かと言いますと。 一言で言うなら「会話する人工知能」ですね。 最近急激に身の回りで見かけるようになったように感じます。 iPhoneのsiri、googleのGoogleアシスタント(あの、「オーケー、グーグル」で反応してくれるやつですね)、Amazonのアレクサ、など。 かなり良い反応をしてくれます。 大昔のオフィスにつ

          Discover 2022-7,8より。医療におけるAI 2

          テーマは”英雄” WILD ARMS 2nd IGNITION

          私はかなり前から「はしびろこう楽園」というブログを書いていまして。 その中で”私が好きなゲーム トップ5”というものを取り上げたことがありました。 5つ挙げたどれもが、私の大好きなゲームで、心に残ったものなのですが。 実は心に残っている度と、好き度ではちょっと違ってくるんですよね。 ということで、今回は好き度では4位ですが、心に残っている度では1位のゲームをご紹介します。 WILD ARMS 2nd IGNITION 発売:1999年 ハード:PS (ブログでの

          テーマは”英雄” WILD ARMS 2nd IGNITION

          ”科学”に関する「はしびろ仮説」

          今までに科学というのが何かというのを私なりに考えてきました。 これからは私なりの「科学とな何か?」の仮説に従って話を進めていこうと思います。 いわゆる、科学とは何か?の「はしびろ仮説」を使っていくということですね。 ということで、その「はしびろ仮説」をまとめておくことにしました。 はしびろ仮説 「科学とは、”なぜ?”を科学的手法で考えていくこと」 はしびろ仮説では、 「科学とは”なぜ?”を考えること。その手段として科学的手法を使うこと。」 です。 さらに、科学的手法という

          ”科学”に関する「はしびろ仮説」

          Discover 2022-7,8より。医療におけるAI 1

          最新号ではないのですが。 Discoverの7, 8月号から、医療におけるAIについてです。 まずは総論に当たるところについて、私が知っていたことも、ちょっと調べたことを交えながらご紹介します。 かなり前からAIの活躍は言われています。 思えば人間のチェスの王者がコンピューターに負けたのが、今から25年前の1997年のこと。 将棋の現役名人がコンピューターに負けたのが2017年。 そして最近、AIの描く絵が良くできていると話題です。 人間である私としては、少し淋しいので

          Discover 2022-7,8より。医療におけるAI 1

          趣味としての科学 科学雑誌のススメ

          科学を仕事にしていらっしゃる方にとっては、「コイツ何言ってんだ?(怒)」となるかもしれませんが。 私の趣味の中で一番長いのは科学です。 ちなみに、それに次いで長いのが魚釣りで、その次がゲームです。 皆さんのイメージとしては科学すなわち、小・中学校では理科、高校では物理・化学・生物・地学、大学以降では、更に専門分野に分かれる、いわゆるお勉強ですね。 となると、こいつは勉強が趣味か?変態か?となりますが、さにあらず。 ここでは、趣味としての科学がどんなものか?私はこうですよ、と

          趣味としての科学 科学雑誌のススメ