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よくわからないまま、気づいたら30年間もゲイとして生きてました。 筋トレの話とか、出会…

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よくわからないまま、気づいたら30年間もゲイとして生きてました。 筋トレの話とか、出会いの話とか。感じたことを書いていきます。 きっとあなたの人生の役には立ちませんけど。 まぁ、なんでもかんでも人生の役に立ってたら鬱陶しいでしょう。 気が向いたら読んでやってください。

最近の記事

3月11日

毎年、この日になると訪れる 僕の悲しい気持ちに なんの意味があるのかは よくわからないけれど、 多くの人の大切な人が 亡くなった日であるということは 忘れたくないな、と思っています。

    • アンチも下ネタも全部まとめて質問に答えてみた

      最近思うのですが、 夜に文章を書くと、キモくてエモいキモエモ文になるのはなぜでしょうか。 夜になると人はキモエモ成分が前頭葉から分泌されるのでしょうか。 翌朝、読み返してはうわーーーーってなってるので、 自分の中では無かったことにしてます。 だから、会った時に、「noteのあの記事なんだけどさ、」 なんて切り出されるともうヤです。ヤダです。 ところで、Twitterで使える質問箱というサービスをご存知でしょうか。 相手に匿名で質問できるという史上最悪な 面白いサービス。僕

      • 33歳、最近の自分

        別れよう。 半分に割ったチョコレートの大きい方を私にくれたでしょう? だから、別れた方がいいと思うんだ。私たち。 なんの映画だっけ。そのシーンだけ覚えてる。 観たのは10年以上前。学生の頃。たぶん。 その時は、頭の中にハテナがいっぱいで、 なんで?フツーにおっきい方が良くない??って状態だった。 歳を重ねたら意味が分かるのかな、 なんて思ってた。 こないだ33歳になった。 でも僕はやっぱり半分に割ったチョコレートの大きい方をくれる人が好き。 だって美味しいじゃん、チョコレ

        • 後ろの席の男子を好きになった中1男子の話。

          中学1年生の頃、同じクラスの男子を好きになった。なんてことはない、普通の片想いだった。と、思う。 あぁ、もうあれから20年も経ったんだ。 サッカー部だった。笑うとなくなる目がとてもかわいいなと思っていた。中学1年生、4月。窓側の前から三番目が僕の席。 その後ろが彼の席だった。ゆうたくん。僕の本名とちょっとだけ似ている。部活も仲の良い友だちも違う僕たちは、どうやって仲良くなったんだろう。席が近かったから、なのかな。 お互いの部活が終わるのを待って、2人で帰るくらいには仲よ

        3月11日

          キモチイイは世界をつなぐ。【旅エッセイ〜タイ編〜】

          象に乗りたいと思った。 僕は体重が100kg以上ある。 身長もでかい。 この巨体をコンプレックスには感じていないつもりだが、混んでいる電車で僕の横だけ座られない時にはさすがにちょっとだけ悲しい。 昔、馬に乗りたいと思った。 どの牧場も体重制限がある。80kg以上の人は乗ることができない。 でも、馬に乗りたいのだ。どうしても。 爽やかな風を受けて笑顔で手を振りながら牧場を駆け抜けたいのだ。どうしても。 という話を職場でしたら、象にならその体重でも乗れるよ、との情報を得

          キモチイイは世界をつなぐ。【旅エッセイ〜タイ編〜】

          30代ゲイが、誕生日が近づく度に思うこと。

          宇多田ヒカルは15歳の時に「最後のキスはタバコのflavorがした」と歌っていたが、僕は30代になってもなお、タバコのflavorのするキスなどしたことがないし、 宇多田ヒカルは23歳の時に「ありがとうと君に言われるとなんだか切ない」と歌っていたが、僕は30代になってもなお、ありがとうと言われても、めっちゃウレシー⭐︎くらいの感情しか湧かない。 おかしい。 この差はなんだろう。 なんだか切ない。 最近、年齢について考える。 毎年この時期になると、あぁ、またもう一つ歳を

          30代ゲイが、誕生日が近づく度に思うこと。

          ついさっきマッチングした彼と行く、京都夜景の旅。

          これのつづきです。 では、どうぞ。 さて問題です。 ここどーこだ? 正解は・・・ 大文字焼きの「大」の字のクロス部分でーす☆ ここでーす☆ ー死ぬかと思った。本当に。 今回改めて学んだことがある。 ①初心者が夜に登山をしてはいけない。 ②30代の(特にharuyaの)体力の低下を侮ってはいけない。 京都旅行1日目、夜。 いろんな大人の事情とマッチングアプリ的な経緯があって僕なんかと夕食をともにしてくださる方が見つかった。 おすすめの中華料理屋で晩飯を頂く。 本

          ついさっきマッチングした彼と行く、京都夜景の旅。

          そうだ(かわいい19歳に会いに)京都、行こう。

          大丈夫。 最悪なタイトルだと、僕も思っている。 30過ぎのおじさんが19歳(男)に会いに京都まで行くのか?? 正気か???と思う読者の方もいらっしゃると思う。 僕も信じられないが、残念ながら正気だ。 実際に僕は、この記事をかわいい19歳に会いに京都にいくための新幹線の中で書いている。隣の女性に見られていないか怯えながら。 1ヶ月前、今年の夏は何しようかと、ぼんやり考えていた。いつものコメダ珈琲で。 悩んだ結果が、タイトルの通りだ。 マッチングアプリで知り合った方に

          そうだ(かわいい19歳に会いに)京都、行こう。

          LGBTと左利きについて考える。

          「 haruyaくん、左利きじゃないよね?」 久しぶりに会った友だちに聞かれた。 頷く。僕は右利きだ。なぜ聞かれたのか分からない。 新宿のパスタ屋の席に座って気づく。 小さめの椅子、机。僕の左には壁。 左利きだと食べづらいかなって気にしてくれたんだ。 「おれ、そっちに座ろうかな。」 「確かに!そうだね。」 別の日、2人の友だちと食事にいった。 すぐに、僕の正面に座った2人が席を入れ替えていた。 なぜそんなことをするのか分からなかった。 少し時間が経ってようやく気づい

          LGBTと左利きについて考える。

          思い返せば、僕は人のちんちんばかり見ていた。

          自己紹介をしようと思った。 どうせなら、自分の生い立ちを書こうと思った。 いい感じの初恋のエピソードとかも織り交ぜながら。 今までの人生を振り返ってみて、1つの事実に気づいた。 僕は人のちんちんばかり見ていた。 僕が人のちんちんを見た最初の記憶は幼稚園時代だ。 はるや(5)は幼稚園のプールが大好きだった。幼稚園生の膝上くらいしかない水位で、プールと呼んでいいのかについては疑問が残るが、とにかく、その時間が楽しみで仕方なかったのだ。 青い空、 白い雲、 光る水面

          思い返せば、僕は人のちんちんばかり見ていた。

          僕は生牡蠣が食べたかっただけ。

          「朝、目が覚めると泣いていた。いつものことだ。悲しいかどうかさえ、もう分からない。」は、小説『世界の中心で愛を叫ぶ』の冒頭部分である。 「傘、また今日もどこかに忘れた。いつものことだけどめっちゃ悲しい。」は、僕が1年間に数回発する言葉である。 ベストセラー小説とお前のしょうもない日常をならべるのはどうかと思う。と、僕自身も思っているので許して欲しい。 情けなくなることが、よくある。 あまりの自分の注意力の無さに。 前の投稿から日が空いてしまった。 コンスタントに執筆

          僕は生牡蠣が食べたかっただけ。

          30代ゲイによる人生の何の役にも立たないコメダ珈琲と愛の話。

          念のため言っておくが、 コメダが役に立たないのではない、 この話が役に立たないのである。 むしろコメダは僕の人生に役立ちまくりである。 いつもありがとうございます店員さん。 先ほど、ある事件が発生した。 入店時に、 「あ、いつもご来店ありがとうございます。」 と言われてしまった。 「いつも•••?」 行きつけの居酒屋とか、寿司屋とかではない。 コメダで、だ。 全国チェーンの純喫茶だ。 終わりだ。 「いつもありがとうございます。」と言われると、途端にその店に行きづら

          30代ゲイによる人生の何の役にも立たないコメダ珈琲と愛の話。

          人生の大切なことは、男性専用サウナでナンパしてきた72歳のおじいちゃんに教わった。

          全裸のおじいちゃんに突然話しかけられた。 「あんちゃん、水、いる?」 ここは札幌の某男性専用サウナ。 当然、僕も全裸だ。 「あ、ありがとございます。」 全裸のおじいちゃんから全裸のおじさんへ水が渡された。 「あんちゃん、どっから来たん?」 「あー。東京・・・の方っすね。」 「そなんや、おれ神戸。ちょっと話さへん?」 「あ、えー、まぁ、はい。」 「あんちゃん、めちゃノンケっぽいなぁ」 ノンケとは、異性愛者を意味するゲイ用語。 公共の場で、 ゲイという言葉を使わずに、

          人生の大切なことは、男性専用サウナでナンパしてきた72歳のおじいちゃんに教わった。

          カミングアウトはセクハラなのか。

          皆さんは、カミングアウトしてますか。 もしくは、 あなたがノンケの方だったら、 カミングアウトされたことはありますか。 されたことがあるのであれば、それはあなたがとっても信頼できる人なんだと思います。 僕は2人だけ。 カミングアウトしました。 あ、正確には3人だ。思い出した。 大学生のころ、バイト仲間の女の子に、 haruyaくんって、ゲイ?って突然聞かれたから、 勢いでうんっって答えちゃった。 小学生男子ばりに素直に答えちゃった。 あまりにも突然聞くからさ、もう。

          カミングアウトはセクハラなのか。

          ちょっとだけ残酷な思春期の話

          たとえば、 友達としての好きと 恋愛対象としての好きって いつから違うものになるんだろう。 いつから自分の好きなものが、 周りからどうみられるかを気にし始めるんだろう。 いつから好きなものを堂々と「好き」って言えなくなるんだろう。 そういう時を「思春期」というんでしょう。 たぶん。 だとしたら思春期ってちょっと寂しいね。残酷。 急にどうしたharuya。 映画を観てきたんです。 レイトショーで。 レイトーショーで映画を観るとこんなこと書きたくなっちゃ

          ちょっとだけ残酷な思春期の話

          「筋トレなんてしたくないゲイの皆さまへ」を読んだ皆さまへ

          ナイモン(ゲイ用のマッチングアプリ)でさ、 「気軽にメッセージください!」 って書いてあるから気軽にメッセージしたのに返信ないのなんなん。 あまりに気軽すぎたってこと? 気軽にメッセージください(返信するかどうかは顔によるけど)ってこと? 誰か教えて。 いやいや、そんなことはどうでもよくて。 そうそう、 前回、思いつきで書いた 「筋トレなんてしたくないゲイの皆さまへ」 が思ったより読んでいただいていて。 一晩で1000ビュー超えちゃったよ。びっくり。 しか

          「筋トレなんてしたくないゲイの皆さまへ」を読んだ皆さまへ