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琴線に触れたnote集

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何度でも読みたくなる。 出会えたことに心から感謝したい、素敵なnote集。
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#エッセイ

南の島の星あかり

東日本大震災があった年の夏、長年の念願であった西表島に行く機会を得た。 ネイチャーツアー…

本田武彦
4年前
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エッセイストになるまで【3】ボツになった原稿「ルック・アット・ミー」

「人は誰でも誰かに見ていてほしいと願っているのよ。私もだから絵を描き、人形を作るの。私の…

人生という旅路で交わる者たち

2021年の夏から通っていたESL(英語を学ぶクラス)を卒業した。といっても、8月〜翌年5月で1タ…

Mica
7か月前
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「わからないなら調べなよ」の持つ残酷さについて

突然ですいませんが、僕は自分のことをあまり賢い人間ではないと思っています。 子どもの頃か…

椎名トキ
2年前
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39年間ずっとブスだったけれど

「ブスなんだから化粧くらいしろよ」 「化粧して色気を出すなんて、はしたない」 子どもの頃…

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もらった勇気の備忘録

※この記事は僕が友人から勇気をもらった備忘録です 2023年7月13日。 前日、12日にひとりのLG…

椎名トキ
1年前
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落ち込んだときの答え探し

───ああ、多分これはひとしきり泣かないと立ち直れないやつだ。 大好きなディズニーソングを聴きながら歩いていた僕に、ぽつりと雨粒が落ちるように答えが落ちてきた。 4月の終わりから、先週にかけて久しぶりにみっちり働いた。いや、それ以前もまじめに働いてはいたのだけれど、「とても忙しい」という感覚が2か月以上続くのは、昨年頭に前職場から逃げ出して以来久しぶりのことでした。 副業で月に何本か(5,6月はそれぞれ7本だった)書かせてもらっているコラムを落とさずにちゃんと納品も出来てい

LGBT当事者は“時代の最先端”じゃない

プライド月間ということで、LGBTQ+当事者として暮らす中で最近モヤモヤしていることを書いてみ…

椎名トキ
1年前
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犬と自転車

乗って。 足をついて。 進んで。 足ついて。 また乗って。 足をついて。 その足を… なぜこん…

僕がライターとして顔出しをしていない理由。

こんにちは、椎名です。 2020年の秋ごろから細々と見よう見まねでライターのようなことをはじ…

椎名トキ
1年前
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愛するひとが大切にしているものを、大切にできない

直接的な差別を受けたり偏見の眼差しを向けられた経験は、実のところ14歳以降ほぼないと言って…

伊藤チタ
1年前
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あの子の痛みを、君が決めてはいけない

「痛いかどうかは、された側が感じるんよ」 最近、長男によくかける台詞だ。以前もnoteに書い…

Mica
1年前
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髪をチョキチョキ

息子の髪は私が切っている。できることならプロにお任せしたいが息子が嫌がるので否応なしに私…

仲 高宏
1年前
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10代のぼくを知っている人がこの世に存在している、ということ

結婚後取り急ぎ契約した賃貸は本当に「取り急ぎ」のつもりだったのだけれど、気がつけば4年もの歳月が経過していた。伝染病の影響でなかなか下見に行けなかったということもあるけれど、どうにもこうにも心惹かれる物件も街も見つからなかった、という単純な理由のほうが大きかったりする。 そして今年、ついにぼくと夫は最高な街の中にある最高に素敵な部屋を見つけることに成功した。結婚して4年、ようやっと友人たちに「遊びにおいで」と声をかけることが叶った今年の冬は、生まれて初めて自宅での忘年会を決