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琴線に触れたnote集

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何度でも読みたくなる。 出会えたことに心から感謝したい、素敵なnote集。
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2021年5月の記事一覧

こんな馬鹿な私だから

今年は五月九日が母の日ということで。 実家にいる母宛に色とりどりの花を郵送したのが、このG…

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短編小説 「現実の街」

「おれ、悪魔をつくる方法なら知ってますよ」 横川はそう言って、デミタスカップからエスプレ…

西平麻依
3年前
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インターネット販売開始します。『もぐらの鉱物採集2 インターネットの外側で拾いあ…

こんにちは。もぐら会の有志で制作した「もぐら本2」は、5月16日開催予定の文学フリマ東京にて…

経験しないとわからない、経験してもわからない

気をつけてることがある。言い聞かせてるといったほうがいいかもしれない。 自分にはいろんな…

創るとは傷をつくること

敵わないなぁ、でも近づけるといいな。憧れとか目標ともちょっと違うのだけど、そんなふうに思…

100%の生と死としての情報

※センシティブな内容を含んでいる可能性のある記事です。 惨劇が起こる。メディアはセンセー…

安全安心な穴

一応、断っておくと、これはべつに特定の事象とか特定の誰かの発言について、主義主張とかどうこう言いたいわけではなくて。 言葉の使い手として、ここのところ「なんかモヤっとする」の正体を考えてみたいだけのもの。 べつにふだんから何かの言葉の揚げ足を取ろうと待ち構えたりはしてない。そんな暇な人は少ないと思う。それでも、どうしようもなく、見聞きしたときに「?」と思う言葉。 最近だと「安全安心」とかもそうだ。「安全・安心」と表記される場合もある。 使われ方はいろいろだけど、だいた

つぎはぎじゃないものを

いつか『本当に』結婚出来る日まで

ついつい「新郎新婦」って呼びそうになる。もう口癖になってんだろうな。気をつけなきゃ。 本…

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解像度の上げ下げはできるのか

曇りガラス越しでなければ見えないものもある。 「解像度」という言葉を目にする機会が増えて…

kaoru
3年前
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茜色の中に

1時間に2~3便しか発着しない地方の空港。その土地で講演会の講師として呼ばれていた。講師と言…

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娘が小学一年生だった頃

4月になると思い出す、「あのときはしんどかったな」という気持ち。今、客観的に捕え直したく…

西田梓
3年前
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もう文章を書かない

いきなり何を言ってるんだ。僕もそう思う。 そもそも、じゃあこうやって書いてる文章はどうな…

些細なことで傷ついてしまう自分を愛せるように

タイトルにあるように、私は些細なことで簡単に傷ついてしまう。 例えば娘の幼稚園で「爪が伸びてるので、切ってください」と言われたとき、娘の爪を切り忘れた自分を責めた。 WEBライターをしていていると、記事の修正依頼が来る。でも私は、それをできるだけ避けたい。だから完璧に仕上げるまで気が済まず、執筆に要する時間が非常に長い。 そのおかげもあってか、クライアントさんには喜んでもらえることが多い。ところが、一生懸命になりすぎて完璧の方向を間違えてしまうこともある。 ある日、ず