西平麻依 /まいも

小説とエッセイ。ノベルメディア『文活』に参加しています。 共著『でも、ふりかえれば甘ったるく』 Web https://maimo.jp  連絡先 maimonote@gmail.com
    • 月刊文芸誌『文活』 | 生活には物語がみちている。

      • ¥390 / 月

      noteの小説家たちで、毎月小説を持ち寄ってつくる文芸誌です。生活のなかの一幕を小説にして、おとどけします。▼価格は390円。コーヒー1杯ぶんの値段でおたのしみいただけます。▼詳細は以下の紹介記事をご覧ください。 https://note.com/bunkatsu/n/n16565e0a2b10

    • ノベルメディア『文活』寄稿作品

      • 14本

      このマガジンに収められた作品の幾つかは、ゆるやかにつながっています。よろしければ、ぜひ、物語を楽しみながら、つながりを探してみてください。

    • 花とお菓子

      • 23本

      掌編小説のアソート・セット

    • my手帖

      • 177本

      エッセイ

    • 掌編手帖

      • 29本

      ショートストーリー

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固定された記事

秋の深まりはシャーベット・モードで

「夏の終わりって泣きたくなる」 小説も読まない、映画も観ない、美術館など行ったことのない私のかつての恋人が、初めて口にした一行の詩だ。 それがいつの会話だったの…

短編小説 「花束とチョコレート」

それは駅によくある、うす汚れた銀色のゴミ箱に捨てられていた。仕事の行き帰りにいつも通っている駅前広場の一角を、そんなふうに立ち止まって眺めたことはこれまで一度も…

文活11月号の短編小説 「花の名前」についてお知らせ

11月、ノベルメディア文活から、『文と生活』(紙の同人誌)が刊行されました。小説をふたつ収録していただいています。 ■『コインランドリーで朝食を』 ■『花の名前』…

短編小説 「楽園の白いトラ」

隣の女性が泣いている。 朝からの雨のせいで、車窓は灰色に濡れそぼり、電車がガタゴト揺れるたびに、湿気のこもった空気が匂い立った。彼女のスカートの膝に、ぽた、と落…

掌編小説|「炭酸水に、透ける」

ぼくの行ける高校は一つもない。授業は寝る、課題は出さない、友だちもいない。担任に言わせると、「新時代の子」だ、そうだ。 「横川、話を聞くときはちゃんと人の目を見…

短編小説 「波を数える」

 改札をくぐり抜けて歩道橋の上へ出ると、爽やかな水のような風が一瞬、汗ばんだ首すじを撫でていった。  大通りの常緑樹は、長引いた残暑ですっかり色あせている。魚が…