春野憂美

大体憂鬱、憂鬱って美しい。 人に優しいメンヘラでありたいです。 小説 / ポエム /…

春野憂美

大体憂鬱、憂鬱って美しい。 人に優しいメンヘラでありたいです。 小説 / ポエム / 日記 noteが心地よく自己表現していける場所になるといいなと思っています。 よろしくお願いしますm(_ _)m

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  • 春野の短編小説たち

    1000文字前後の読み切り短編小説はこちら。

  • 「真珠女」創作大賞2024:恋愛小説部門応募作品

    処女作の恋愛小説です。 お時間ある方、読んでくださると 嬉しいですm(_ _)m 2024/07/23

記事一覧

ゲリラ

白い雲に隠れたまま、僕を置いていかないで 僕は今も 君のそばで生きている事を知ってよ 雲が濁る 大粒の雨が窓に当たり、パチパチと音が立つ 君が窓を叩いているようで…

春野憂美
3日前
23

宇宙は広いはず【日記】

電車に乗ると毎回思う 目の前に座っている人たち全員が下を向いてる スマホに取り憑かれてる lineの返信 動画やアニメの視聴 SNSの巡回 仕事、、、 自分が持っている四角…

春野憂美
3日前
11

行方不明展【日記】

こんばんは。 「行方不明展」行ってきました。 こちら、実際に匂いを嗅げる香水の展示物。 母の化粧台の匂いがしました 母が好きなシャネルの香水の匂い。 私も大好きな…

春野憂美
9日前
40

まず1番に自分で自分を抱きしめてほしい【日記】

行方不明展の期間有効券を先日購入しまして 本当は昨日行こうと思ったんですけど 朝起きた瞬間に「今日じゃないかも」と思って お天気アプリを確認したら雨が降りそうだっ…

春野憂美
12日前
27

嘘月はアサヒで黙る

星が綺麗、未来は明るい、自分は愛されている 嘘をついてる時は 大体呼吸が浅い 汗をかいたグラスと目が合う 張り切って開封したポテチは毎晩湿気ってしまう 深呼吸をし…

春野憂美
13日前
24

【日記】

自分で書いた小説の主人公が愛し過ぎて 前に進めません。(真面目) これをnoteに書くべきかすごく悩んで 殆ど更新してないThreadsに、ぼそっと書いたら満足するかなと思…

春野憂美
13日前
9

アマミヤ【短編小説】

「私さ、雨宮先輩の事が好きなんだよね。卒業してしまうのが寂しい」 「それって、恋じゃなくて“憧れ”でしょ?」 どうしてクラスの女子達が話すバスケ部男子への想いは…

春野憂美
2週間前
23

蛇の願い事【短編小説】(R18)

騎乗位だけで終わる彼とのセックスの前には、膣の中にローションを仕込み、ビールを2本一気に飲み干しておく必要がある。 彼は私の事を「フェラチオしてるだけで濡れる女」…

春野憂美
2週間前
16

シュジン【短編小説】

「リンゴの気分じゃない、違うの持ってきて」 「ダメだよ、食べなさい」 ご主人の「食べなさい」が大好きだ 今は食事なんかより ご主人と戯れてたい 「私の頭を撫でて、…

春野憂美
3週間前
23

無事に着地【日記】

こんばんは。 私は「PenCake」というアプリに 投稿する記事の下書きをしています。 どんどん貯まっていくんですけどね 日が経つ程に自分の下書きが色褪せて見えるんです…

春野憂美
3週間前
12

寝返らないでミイラ【日記】

こんばんは、今日も暑かったですね。(›´-`‹ ) 昼間に部屋の掃除と洗濯をして 夕方頃、スーパーへ買い物に行きました。 帰りは両手にレジ袋とエコバッグをぶら下げなが…

春野憂美
4週間前
20

奈落あそび

憂鬱に見惚れている時 視覚と聴覚の彩度は落ち 呼吸と瞬きの純度は上がる 憂鬱は美しい 鋭利な程濡れていく 痛む中心を今此処に感じて 潤けた頬がピリつき 湿った吐息が…

春野憂美
1か月前
21

許す事が愛だとしても

海を見る度に思い出す 王子を殺さず 泡になる事を選んだお姫様のお伽話 貴女の燃えるように痛む二本の足を 彼に撫でてほしかった 花嫁の額にキスなんてしてほしくなかった…

春野憂美
1か月前
16

夢占い【日記】

昨日寝る前に、今日何を投稿しようかなって ずっとiPadを見つめていたんですけど 「堅あげポテトが美味しい」 以外何も浮かばなかったので そのまま寝たんですね。 そした…

春野憂美
1か月前
20

蝉の貴方へ

本日の気温38度 蝉も鳴かない程の暑さ 蝉にとって人生最後の1週間 絶叫しながら空を飛び回る青春を 地中で何年も心待ちにしてたであろうに いざ地上に出てみたら、灼熱の…

春野憂美
1か月前
18

詰みの日曜日【日記】

こんばんは。 土曜日から短編小説を書き始めました。 サラッと完結する作品にしたかったので 今日中に仕上がるかなと思ったのですが 全然鬼詰みしました。 なので今日は…

春野憂美
1か月前
16

ゲリラ

白い雲に隠れたまま、僕を置いていかないで 僕は今も 君のそばで生きている事を知ってよ 雲が濁る 大粒の雨が窓に当たり、パチパチと音が立つ 君が窓を叩いているようで 見つめた灰色の空には 君の影が溶けている 冷房の風に頬を撫でられて 零度の君と過ごした霊安室の匂いが 僕の脳裏で炎上する 空を走った銀色の閃光に喘ぐ 割れた轟音が遠くへ 僕の声を聞いてよ 僕を置いていかないで 2024/08/30 「ゲリラ」 フォローしてくださってる方 何かのご縁でこの記事を読んで

宇宙は広いはず【日記】

電車に乗ると毎回思う 目の前に座っている人たち全員が下を向いてる スマホに取り憑かれてる lineの返信 動画やアニメの視聴 SNSの巡回 仕事、、、 自分が持っている四角いスマホの中にも 宇宙は広がっているのに どの星もあんまり楽しくない 私の居場所は無いんだとスマホを閉じて 電車に乗る時は、イヤホンを繋げて 音楽を聴きながら 正面を見つめて人間観察をするのが好がきでした けどnoteを見つけてから ここに居場所を作りたいと思うようになりました 私は宇宙の中で、n

行方不明展【日記】

こんばんは。 「行方不明展」行ってきました。 こちら、実際に匂いを嗅げる香水の展示物。 母の化粧台の匂いがしました 母が好きなシャネルの香水の匂い。 私も大好きな香水です。 行方不明展に行った日に、私は たまたまシャネルの香水を付けて行ったんです。 この展示物の匂いが、自分がその日に付けていた シャネルの香水とそっくりだったので 「これは、嗅いだ本人の匂いを再現する高度な技術が使われた物凄い液体なのでは?!」 と、勘繰ってしまいました。笑 自分の鼻がバグってい

まず1番に自分で自分を抱きしめてほしい【日記】

行方不明展の期間有効券を先日購入しまして 本当は昨日行こうと思ったんですけど 朝起きた瞬間に「今日じゃないかも」と思って お天気アプリを確認したら雨が降りそうだったので、雨の予報を言い訳に 昨日は引きこもりを選択しました 何もやる事は無かったので ウーバーで中本の北極を食べながら 【日記】と【嘘月はアサヒで黙る】という記事を 酩酊状態でnoteに更新しました 【日記】の内容は 奈帆が好きですと、告白しただけです 【嘘月はアサヒで黙る】 に関しては 無理のポジティブ、感謝を

嘘月はアサヒで黙る

星が綺麗、未来は明るい、自分は愛されている 嘘をついてる時は 大体呼吸が浅い 汗をかいたグラスと目が合う 張り切って開封したポテチは毎晩湿気ってしまう 深呼吸をして 口に入れたポテチがくしゃりと笑う 長い夜は退屈だ 月じゃ明日を照らせない 1人にしないで、誰かそばにいて 大丈夫、湿気ってても食べるから 湿気らせてごめんね 浮腫んだ顔から染み出す涙 最後に一口ビールを飲む前に 乾いたあくびに安堵してベッドに沈む ポジティブに縛られるより 苦い喉越しに酔いしれて泣いてた

【日記】

自分で書いた小説の主人公が愛し過ぎて 前に進めません。(真面目) これをnoteに書くべきかすごく悩んで 殆ど更新してないThreadsに、ぼそっと書いたら満足するかなと思ったんですけど それも違うなと思ってnoteに書く事にしました 「前に進めない」という表現が 合っているのか、わからないんですけど 人生で初めて書いた小説「真珠女」の主人公 「奈帆」に対しての愛着?愛情が強くなりすぎて これから小説を書いても、出てくる人物に あんまり名前を付けたくないなと感じています

アマミヤ【短編小説】

「私さ、雨宮先輩の事が好きなんだよね。卒業してしまうのが寂しい」 「それって、恋じゃなくて“憧れ”でしょ?」 どうしてクラスの女子達が話すバスケ部男子への想いは「好き」で盛り上がるのに、私が話す元剣道部女子への想いは「憧れ」で片付けられてしまうのか。 「彼女の事が好き」と友人に話す度「それは恋じゃないよ」と否定される。 私だってクラスの皆と好きな人の話しがしたいのに「間違ってるよ」と言われて、最初は心底不愉快に感じたけど、同性に恋焦がれている自分は、世間でも少数派である

蛇の願い事【短編小説】(R18)

騎乗位だけで終わる彼とのセックスの前には、膣の中にローションを仕込み、ビールを2本一気に飲み干しておく必要がある。 彼は私の事を「フェラチオしてるだけで濡れる女」だと思っているだろうけど、それでいい。 彼の喜ばせ方は知っている「入れていい?」と捩じ込み自ら上下に動くとあっという間に私は潮を吹く、尿の慣れ損ないを撫でながら「ごめんね」と見つめると「足りない」と彼がほざく、お前に一番足りてないのは私の膣への配慮と敬意だけどな。 潮で濡れたシーツに私の真実は何も映らない スキン

シュジン【短編小説】

「リンゴの気分じゃない、違うの持ってきて」 「ダメだよ、食べなさい」 ご主人の「食べなさい」が大好きだ 今は食事なんかより ご主人と戯れてたい 「私の頭を撫でて、私の目を見て」 「まだ仕事があるんだよ」 ご主人はデスクに戻ってしまう デスクチェアの横にはスツールがある ご主人が作業中でも、私が隣に座れるようにと買ってくれたものだ 正面のパソコンを見つめながら 淡々とキーボードを叩き続けるご主人の呼吸が どんどん荒くなっていく 焦げ臭い匂いが鼻をついたと思ったら あっと

無事に着地【日記】

こんばんは。 私は「PenCake」というアプリに 投稿する記事の下書きをしています。 どんどん貯まっていくんですけどね 日が経つ程に自分の下書きが色褪せて見えるんです、noteあるあるでしょうか。 毎日投稿を目指して 「書かなきゃ」と思ってキーボードに向かい 捻り出した言葉達が24時間以内に着地しないのは、多分そんなに「今」自分が書きたい事ではないんだなと思って、何日か経つと大体削除してしまいます 1ヶ月後の創作のヒントになるかもしれないんですけどね。 けど今日は約

寝返らないでミイラ【日記】

こんばんは、今日も暑かったですね。(›´-`‹ ) 昼間に部屋の掃除と洗濯をして 夕方頃、スーパーへ買い物に行きました。 帰りは両手にレジ袋とエコバッグをぶら下げながら、宅配ボックスに届いていた大きな段ボールを取り出し、アセアセしながら玄関に辿り着いたんですけど。 マンションの廊下を生暖かい風が吹いて すごく気持ちがよかったんです。 部屋に入って、UVカットのパーカーを脱ぎ 今から一本飲んでしまおうかなと、ビールを手に取りプルタブを上げようと思った時「もう一度風に当た

奈落あそび

憂鬱に見惚れている時 視覚と聴覚の彩度は落ち 呼吸と瞬きの純度は上がる 憂鬱は美しい 鋭利な程濡れていく 痛む中心を今此処に感じて 潤けた頬がピリつき 湿った吐息が纒わり付く 白々しく訪れようとする朝を見て 気が遠くなる 広がり続ける宇宙は 私達に干渉なんてしない。 創作大賞2024:恋愛小説部門 応募しています。 お時間ある方 よかったら覗いてもらえると 嬉しいです。(*´ω`*)

許す事が愛だとしても

海を見る度に思い出す 王子を殺さず 泡になる事を選んだお姫様のお伽話 貴女の燃えるように痛む二本の足を 彼に撫でてほしかった 花嫁の額にキスなんてしてほしくなかった もしも私が貴女だったら、きっと彼を殺して 彼の遺体と300年海を漂うだろう 300年で私は魔女になり 呪いで彼の魂を泡にする 私の寿命と共に 彼の永遠の魂は、私の泡と混ざり消えていく 愛を知らない愚かな魔女と言われても 私の声を忘れた王子を許さない 海に閉じ込め 愚かな私と漂うべきだ 創作大賞2024:恋

夢占い【日記】

昨日寝る前に、今日何を投稿しようかなって ずっとiPadを見つめていたんですけど 「堅あげポテトが美味しい」 以外何も浮かばなかったので そのまま寝たんですね。 そしたら小説を書いてる夢を見ました。 小説を書くのに夢中になって 美容院の予約をすっぽかしてしまい 「やばい」と思った瞬間に起きました。笑 私は夢を見た時いつも 今日見た夢に何の意味があるのか調べます 「予定 すっぽかす夢」 でググると色んな記事が出てきて ・日常生活でのストレスやプレッシャー ・内面にある焦り

蝉の貴方へ

本日の気温38度 蝉も鳴かない程の暑さ 蝉にとって人生最後の1週間 絶叫しながら空を飛び回る青春を 地中で何年も心待ちにしてたであろうに いざ地上に出てみたら、灼熱の太陽に焼かれ 声も出せない。 「思ってたんとちゃう」 蝉は嫌いだけど同情してしまう フランスの詩人が言っていた 「もし私が神だったら、 私は青春を人生の終わりにおいただろう」 東京に住む人間の私が思う もし私が今日地上デビューした蝉だったら 神を恨むだろう。 創作大賞2024:恋愛小説部門 応募してい

詰みの日曜日【日記】

こんばんは。 土曜日から短編小説を書き始めました。 サラッと完結する作品にしたかったので 今日中に仕上がるかなと思ったのですが 全然鬼詰みしました。 なので今日は日記を書きます。 お昼から整体に行ってきました。 揉みほぐされながら、小説が上手に着地するためのアイデアが降りてこないか考えるつもりで施術台にうつ伏せになったのですが うつ伏せになって間もなく、整体師さんのテクニックに思考が奪われ、結果的に施術を受けていた半分以上の時間を微睡んで終わりました。 気持ちよかっ