ポテトが理由で外に出た
言い出したのは私だったか、娘だったか。
そのへんはあまり覚えていないのだけれど、昨日のお昼にマクドナルドへ行ってきた。
偉大なるポテト様
寝る直前、布団をまくって入りながら思い付きで提案してみると、目の前に「行く!!」と目をキラキラさせた娘がいた。
娘が外に出るのは、この前の日曜日ぶり。何度か散歩に誘ってみたけれど、平日は学校があるためか、出かける気分にならないようだ。
そんな彼女をあっさり行動させるのだから、マックのポテトはすごい。なんなら「ポテト様」と敬称をつけてもいいくらいである。
平日のマクドナルド
すっきりした青空のもと、マクドナルドを目指して、二人で歩く。
家にいるときより、心なしか饒舌な娘。数日前までのトゲトゲした空気が嘘のようだった。ただ「お腹と太もも」のくだりは余計なお世話だが。
考えてみたら、平日の昼間にマクドナルドへ来るのって、なかなかレアである。
土日祝の「The ファストフード店」な空気とは真逆の、ゆるい雰囲気に嬉しくなった。
二階席には空きがたくさんあり、一人または二人で四人掛けのテーブルを使っている人もちらほらいる。
いつもは他のお客さんに気を遣い、四人掛けのテーブルを離して娘と使用するのだが、今日はそんな必要もなさそうだ。
娘はチーズバーガーのハッピーセットを。私はチキンタツタのセットを。広いテーブルでスマホから注文した。贅沢!
至福のポテトタイム
私のスマホでハッピーセットのおもちゃ動画を見る娘をボーッと眺めていたら、頼んだ品が運ばれてきた。
さっそく二人ともポテトを口にする。
とうなずき合いながら夢中になる私たち。
紙袋に私のポテトとパウダーを入れて、上下に振る。
落ち着いた店内にシャカシャカポテトの音が響き渡る。
思ったよりも音が大きかったので、周りに気を遣い、ちょっと振り方を控えめにした。
今回は「焼きとうもろこし」味とのこと。何事もあまり冒険したがらない娘は、パウダーなしの自分のポテトばかり食べている。
私の感想を聞いて、うまい棒はコンポタ推しの娘も手を伸ばした。
すっかり気に入ったらしく、娘がポテトを食べるスピードが1.5倍速になった。
娘は食いぎみに私の提案にうなずいた。
紙袋には二人分のポテト。
さっきよりも、ずっしり重みがあり、音に軽快さはない。でも、何だか楽しげに聞こえるのは気のせいだろうか。
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▼娘の不登校について、親である私が思うことを素直に綴ったエッセイ集です。
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