春野なほ|ライター・エッセイスト

うつ病の再発がきっかけでフリーライターに。キナリノ様などライフスタイル系メディアを中心…

春野なほ|ライター・エッセイスト

うつ病の再発がきっかけでフリーライターに。キナリノ様などライフスタイル系メディアを中心に、600本以上記事を手がける。不登校中の小4娘をもつシングルマザー。私が私のまま生きていくために書いています。

マガジン

  • 共感しまくったnote集

    「わかるわかる!」と画面の前でうなずきまくったnoteを集めました。

  • No Border School【不登校共同運営マガジン】

    • 434本

    【不登校のお子さんと関わるすべての人へ🌱】あなたは決して一人じゃない✨情報共有や交流をバンバンして、自己肯定感爆上げしましょう🥰あなたの人生を楽しむべく子どもとより深く関わるべくみなさんで盛り上げていきましょう‼️独断と偏見で不登校に関する記事を集めています🌱登校のお子さんをもつあなたのための共同運営マガジンです🌈

  • 心のなかを少しだけ

    心のなかに浮かんだ考えや想いを、素直に綴ったエッセイです。

  • 小さな彼女と過ごす日々

    娘が不登校になる前の子育てエッセイ

  • 私の書き方

    私流のnoteの書き方をまとめました。

最近の記事

  • 固定された記事

今夜誰かに抱かれたい

今回のnoteを書くのには、ものすごく勇気が必要だった。 例えるなら、バンジージャンプに挑戦するくらい。 もしくは「未成年の主張」のように、全校生徒の前で好きな人に告白するくらい、思い切りました(どっちも経験ないけれど)。 だから、どうか私のことを「いやらしい」のひとことで片付けないでほしい。 こんな生々しい気持ちも生きてるからこそだよねって、少しでも自分を認めてあげたくて、言葉にする覚悟を決めました。 気軽に話せない内容だからこそ、ドロドロしたものが蓄積されて苦し

    • 私が私になれた日

      今月も、Webライターラボの以下の企画に参加します。 7月のコラムのテーマは「仕事をしていて嬉しかったこと」。ありすぎて悩みました。「ありすぎる」って幸せだなあ。 大好きなライター仲間への感謝の想いも込めて。では、本編どうぞ! 私はどこ?元夫と別居をはじめたばかりのとき、好きな色も、好きな食べ物も分からなかった。自分のことなのに。 いつも心には薄いグレーのフィルターがかかっていて、脳内ではずっと「自分反省会」が繰り広げられる。 仕事はもちろん、自分の親との関係もうま

      • 人生を味わい尽くす

        日課である散歩中に、ふと思ったこと。 ここ最近、人間関係の輪が広がり、いい刺激を受ける機会が多い。 そこで、「素敵だな」「いいなあ」って思う人は、自分の「やりたい」を後回しにしていないことに気が付いた。 もちろん大変なこともあると思う。 やりたいことに力を注ぐ場合、「やらなきゃいけないこと」とか「本来なら優先すべきもの」を削る、または後回しにしなくちゃいけないもの。 たとえば、早起きして作業する時間をつくるとか、収入より多い金額を投資するとか。 それすらも、無理し

        • 似たもの親子

          娘の定期検診のため、16時半に歯医者へ。 前回、歯の掃除をしてもらってから約8か月。不登校中のため、歯科検診は自分で受けに行かなければならない。 小学4年生の娘の乳歯は、今までに8本くらいは抜けたと思う。 それでも、歯が抜けることに対して、ものすごい恐怖心をもっている。むしろ年齢とともに、どんどん膨らんでいるようだ。 *** 以前noteでも書いたのだが、娘は血が出るのを極端に嫌がる。 娘が小学1年生だった頃、血を見たくないからという理由で、歯が抜けないよう、丸3

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        • 共感しまくったnote集
          17本
        • No Border School【不登校共同運営マガジン】
          434本
        • 心のなかを少しだけ
          45本
        • 小さな彼女と過ごす日々
          5本
        • 私の書き方
          3本
        • 娘の不登校の記録
          31本

        記事

          肩の力を抜いて毎日noteを続けるコツ

          「noteの連続投稿に興味はあるけれど、続けられる自信がない」と、挑戦する前からあきらめていませんか? この記事では、65日間毎日noteを更新してきた私の経験をもとに、肩の力を抜いて投稿を続けるコツをご紹介します。 毎日noteには、心のモヤモヤがなくなって大切にしたいものがクリアになったり、共感してくれる仲間とつながれたりするなど、メリットがたくさんあります。 ▼毎日noteによる変化について、詳しくはこちら この記事を通して、連続投稿へのハードルがさがり、楽しみ

          ¥200

          肩の力を抜いて毎日noteを続けるコツ

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          いつだってサポートは欠かせない

          先日見学に行ったサポートルームを利用するため、学校へ。 サポートルームは、娘が通う小学校内に作られた、教室に入りにくい子のための場所だ。 土曜日だっただろうか。 軽いノリで「サポートルーム、行ってみる?」と娘に尋ねてみると、「行きたい!」という元気な返事が返ってきた。 即答すぎて、こっちが驚いてしまうくらい。時期がくると、こんなにも簡単に行動できるようになるのね。不登校児の母、またひとつ勉強になりました。 *** 1時間目に行くのは「早起きするのがしんどい」という

          いつだってサポートは欠かせない

          何に全力を注ぐのか

          結局、努力なのよ。 「すごいなあ」って思う人は、私の何倍も時間とかお金とか、エネルギーを使ってる。 そんな人たちと自分を比べて落ち込むのは、ただ、おこがましいだけ。 私が思っている以上に、道はいくつもある。どんなルートがあるのか知らないだけだったり、知ってるのに立ちすくんでいるだけだったり。 今、全力を使って積み重ねたいものは何だろう。 ちょっと立ち止まって、自分と話し合うときなのかもしれない。

          【ライター5年生】6月の振り返り

          「え、6月終わるの早くない?」って、おろおろするくらい激動の日々だった。 この1か月を過ごして改めて思ったのは、「自分の力ではどうにもならないことってたくさんあるよなあ」ってこと。 いいことも。悪いことも。 6月においては、圧倒的に前者が多かった気がする。 そんな6月を振り返ってみます。 いろいろと行動に移せた6月6月は、「私にできることって何だろう」って5月に考えていたことが、実際に動き出した月でした。 Kindle出版に向けて少しずつ準備を進めていったり、「こ

          【ライター5年生】6月の振り返り

          果てしなく大きな一歩

          教室に入りにくい子どものための部屋が小学校内にできた、という話を、担任の先生から聞いた。 「利用する前に、雰囲気を知ってもらうため、一度見学にきてもらえますか?」と提案され、娘本人の希望で行ってみることに。 見学は放課後だ。 *** 娘が学校に行かなくなったのは、去年の2学期からである。 久しぶりの通学路。 前回娘と歩いたときは、さら地だった場所。今はきれいに整備され、5台ほど車が停められている。ふと、月日の流れを感じた。 知っている子に会うのは、やはり抵抗があ

          いったん私を褒めてみる

          娘の欠席中に配られたプリント類の受け取りのため、月1回ペースで小学校へ。 その流れで担任の先生に近況報告をする。 娘はまだ、4年生に進級してから一度も先生と会っていない。 それでも毎日のオンライン授業で、テキストコミュニケーションはできているそうだ。 画面越しでも頷きながら話を聞いたり、分からないことをコメント欄で質問したりできていることを、担任の先生は喜んでくれていた。 *** そう先生が報告してくれたのは、別室登校専用スペースのこと。 話によると、ソファやビ

          毎日noteを卒業してみて気付いたこと

          毎日noteをやめてから10日が経つらしい。この記事を書くにあたり、自分のクリエイターページを開いて確認した。 「まだ10日なのか」と意外だった。最後にnoteを投稿してから、軽く1か月は空いているような気がしていたから。 *** 毎朝、娘の小学校に欠席連絡を入力する流れでXを開く。すると、タイムラインには、ライター仲間のnote更新のお知らせも流れてくる。 そして、人のnoteを読む。読んでいると「私もnoteを書かなくちゃ」と少し焦る。何だろう。このままだと、どん

          毎日noteを卒業してみて気付いたこと

          今この瞬間を生きる

          世界は情報で溢れている。油断していたら溺れてしまうくらいに。 スマホやパソコン画面のなかを探せば、わりとすぐに「それっぽい」答えを見つけられるだろう。 でも、それってあくまでも情報であって、経験じゃない。頭のなかでどんなにイメージを膨らませたって、実際どうなるかは、誰にも分からないのだ。 「これ、いいかも」って思った情報をもとに実践してみて、初めて自分の血肉になる。 ふわふわしていて掴めなかったものに、ようやく触れられるような感覚。 もちろん、やってみた結果上手くい

          「苦手」を断ることも必要だったりする

          子どもの頃、水が大の苦手だった。理由はシンプルに、目や鼻に入るのが怖いから。 洗顔すら上手にできなくて、親と洗面器を使って特訓したっけ。 「このままじゃ将来、学校の水泳の授業で苦労する」と思ったのだろう。両親は、私を2歳くらいからスイミングスクールに通わせた。 だけど、泳げるようになるどころか、プールで嘔吐してしまうほど、苦痛で仕方ない。それでも両親は、私をスイミングスクールに通わせ続けた。 今思うと、親はお金と時間を。私はエネルギーを。お互いに大事なものを使って、し

          「苦手」を断ることも必要だったりする

          #4 ものを使い切る

          ものを使い切ることが好きです。 歯磨き粉とかリップクリームとか、消しゴムとか何でもいいのだけれど。 単純に気分がいい。「出会ってから一度も浮気せず、一生を添い遂げた感じ」とでも言っておこうか。 なんて、ヘロヘロになった歯磨き粉のチューブ片手に思ったりする。 *** 使い切ることが好きだからか、昔から物持ちがいい。ワードローブの半分近くは、10年前から愛用しているアイテムだ。 ものを大切にする精神は大切だと思う。 だけど、「使い切る」に重きをおくと、厄介なこともあ

          書くことに救われてきた

          初めて「うつ病」と診断されたのは、高校2年生のときのこと。 キラキラ輝く高校生活から、いきなり深い暗闇に突き落とされた。それまでの「当たり前」は、ずっと遠くにいってしまって、戻りたくても戻れない。 気付いたら、「うつ病」という見えない何かに支配されて、体も心も自分のものじゃなくなっていた。 抗うつ剤の副作用による頭痛や吐き気、突然襲ってくる「誰かに殺されるのではないか」という恐怖、頭の中で響く「お前なんて死んでしまえ」という謎の声。 死ぬのは怖い。でも、生きるのも怖い

          不登校と学校行事、揺れる心

          昨日「毎日noteやめるかも」と言いながら、さっそく書いてます。 どうしても吐き出したいことがあったから。 昨日のnoteのタイトルに「多分」ってつけておいてよかったあ。 *** 昨日、周辺の小学校はどこも運動会だった。もちろん娘は不参加。 彼女が通うダンスレッスンは、運動会の関係で時間帯がいつもより3時間ほど遅くなった。 学校行事後ということで、参加人数はいつもの半分程度。 自然に先生と子どもたちの会話の内容は、運動会関連になる。あと「運動会お疲れさま!頑張っ

          不登校と学校行事、揺れる心