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フランスでしか買えない 「ロシアン・アールグレイ」

結構、お茶がすきな方だと思う。

紅茶、緑茶、玄米茶、ほうじ茶、麦茶、烏龍茶、ルイボスティー、ジャスミンティー、マテ茶、コーン茶・・・

あらゆる種類のお茶を自宅に常備しているし、
考えてみると、お土産やちょっとしたプレゼントなどでいただくものの8割はお茶な気がしている。

香水も、爽やかな紅茶の香りを彷彿させるミラーハリスのティートニックを数年愛用しているくらいにはお茶に目がない。


ちょうど先日も、知人から出張土産としてフランスでしか手に入らない紅茶をいただいた。
その名も「ロシアン・アールグレイ」だ。


ベルガモットや柑橘類がブレンドされたアールグレイティーで、レモンティーのような香りがふわりと漂う。
さっぱりとした味わいなので、ミルクは入れず、ストレートで風味を楽しむのが個人的にはおすすめだ。


いつも冬の朝はホットレモネードを飲むことにしているのだけど、今朝はこの紅茶にした。
寝起きのふらついた身体にツンとした柑橘の風味がすーっと染み込んでいく。


ところで、なぜフランスで売っているのに、ロシアン・アールグレイなのだろう。
そもそも、日本で「ロシアンティー」といえば紅茶にジャムを入れて飲むイメージがある。

簡単に調べてみたのだが、フランス語がわからないこともあり、いまいち理由が釈然としない。
うーん、なぜだろうと頭をかしげていたら、ふと英国に留学していた頃の記憶が蘇った。


紅茶文化の根強いイギリスでは、”ロシアンティー“と言えばレモンティーを指す。
これはどうやら、19世期にイギリスのヴィクトリア女王がロシアでレモンティーを振る舞われたことに由来しているとのことだが、もしかするとロシアン・アールグレイの名前の由来にも関係があるのかもしれない。


日本未発売のおいしいフレーバーティーがたくさん販売されているので、フランスに行く際はちょっとしたお土産に、ぜひ。


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