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ブログを始めたきっかけ


こんにちは!今日は、タイトルにもある通り、このブログを始めたきっかけについて書こうと思います。

私には東京に来てから出会った知り合いで、10個上くらいのお兄ちゃんのような人がいます。恋愛感情はなく、本当にピンチの時に助けてくれるお助けマンのような存在です。距離の近い友人や同世代にはなんとなく言えないような話を相談できる、自分より人生経験積んでいるちょっと大人な人で、いつも会うわけではないからこそ、逆になんでも話せてしまうみたいな人です。

今から7年前、適応障害が落ち着き、民間病院で勤務して1年くらいたった頃に、そのお兄ちゃんに会うことになりました。適応障害で大学病院をやめたこと、派遣看護師をしてみて看護師の働き方や勤務形態が実は色々あることを知ったこと、一言で転職と言っても看護師の転職方法はいろいろあると気づいたこと、転職後楽しく社会人ができるようになったことなど話しました。すると、「そういう経験って、みんながみんなしているわけじゃないし、実際にそうやって経験して今うまくいってるってことは、同じように悩んでいる人で解決策が欲しい人とか、そういう情報欲しい人がいるだろうし、そういう人の悩みを解決するきっかけになるんじゃない?ブログで発信したら、実は僕も私も同じこと悩んでましたっていう人、結構いると思うよ」と言われました。言われてすぐは、「私がブログ?」と思いました。ブログは、当時芸能人で好きなブロガーさんがいて、そういう影響力のある人が書くもの、私なんかがブログを書いてもそもそも誰も見ないでしょ、と思ってました。でも、それと同時に確かに私も自分が適応障害で悩んでいた時に、今の私のような人がもしいたとしたら、アドバイスや解決策、自分が同じ方法で乗り越えられるかはわからないけど、どうやって適応障害を乗り越えたか知りたかったなと思いました。
そして、私は普段から大切にしていることがあります。それは「人の役に立ちたい、人の喜ぶことをする」ということです。ほんの小さなことでもいいので、「この人にこれを教えてあげたら喜ぶかな?」「あの子、これあげたらきっと喜んでくれる気がする!」「何か困ってるのかな〜、声かけてみようかな」など、ちょっとしたことを積み重ねるようにしています。この前は、パン好きの友達がいるんですが、私が美味しい焼き立てパンのお店を見つけて、すぐ近くに住んでるその友達が在宅してたらプレゼントしに行こうと思って今家?と連絡。既読にならずその日はパンのプレゼントはできなかったんですが、さっきランチの約束をしていたので、パン屋さんのクリームパンを手土産に持って行きました。パン好きとは知っていましたが、1番クリームパンが好きだったようで、喜んでもらえました。そういうのって嬉しくないですか?
話が逸れましたが、何が言いたいかというと、もし私がブログをやって、どれだけの人が見てくれるかはわからないし、もしかしたら0人かもしれないけど、もし今悩んでいる人が1人でもいて、その人が見てくれているのであれば、そのたったひとりの人に向けてブログを書くことは、とても意味があるんじゃないかと思いました。
ブログのことはずっと頭の中にあっていつか書こうと決めていましたが、自分自身、民間病院から総合病院に転職し、職場に慣れることに必死だったこと、ここ4年はコロナ禍で休みの日はほとんど病院以外のコロナ関連施設で派遣をしていたこともあり、時間的にも全く余裕がありませんでした。昨年コロナが5類へ移行、バイトもひと段落し時間的にも余裕が生まれました。先日職場に新入職した中途採用の看護師が2週間で精神的に不安定となり退職したという出来事も経験しました。そして、このようなnoteというプラットフォームにも出会えたので、今7年越しのブログをスタートしたところです。

このブログは、10年前、適応障害と診断されて悩んでいた自分に向けて書くつもりで書いています。あの頃の自分がこのブログを読んだら、もう少し早く悩みを解決するヒントがあげられたかもしれないし、心を軽くしてあげられたかもしれないと思います。だからこそ、今現在進行形で悩んでいる看護師さんがいるのであれば、少しでもその人に寄り添って、私の経験を伝えられたらと思っています。2週間で退職してしまった子とは勤務が合わず、ほとんど話す機会がなかったので、何もできませんでしたが、私に何かできることがあったのかもと思ったりもします。

看護師さんって、基本的にはベースが真面目で頑張り屋さんが多くないですか?そういう人がつく仕事のように思います。真面目だからこそ、悩んでしまうし、真面目だからこそ流していいような話も流せないし気にしてしまって、真に受けてしまう。結果的に自分の心の限界を迎えてポキッと折れてしまう。患者さんに元気を与えたり、サポートしたりする立場のはずなのに、患者さんを気にする余裕もなくなってしまい、責任感があるからこそもっと頑張らなきゃと思ってしまう。「◯◯は、ドがつくほど真面目だからね」と母親に言われました。親に言われるとは思いませんでしたが、親が言うということはかなり真面目なんだと思います。適応障害などは真面目な人がなりやすいと先生に言われたこともあり、自分がそういうことにもう少し早く気づいていればよかったのかなと思いました。

今回はブログを始めたきっかけについて少し長く書いてみました。文章を書くことは苦手なので、読みにくい文章になってしまって申し訳ないです。見やすさや読みやすい文章など、これからもう少し勉強していこうと思っています。週1ペースで更新できるようにと思って書いています。
次回は、大学病院で適応障害になった経緯など書こうと思います。今でも思い出すと辛かったなと、心の傷口に塩を塗るような気持ちになることもありますが、誰かの助けになればいいなと思って、書こうと思っています。

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