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短歌

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「滄」同人季刊誌用短歌
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#短歌

雨音のうらに鳥の鳴き声のなければいちにち雨と知りたり

ホオズキを腕いっぱいに抱へゐてベトナムの人通り過ぎゆく

* 赤坂二丁目辺りのこと。あれは明らかにお花の稽古の帰りの女性だった。ベトナムの方だ。ベトナムの方がお花をされるのが嬉しい。

石川島播磨の会社に勤めたし「わじま」「はりま」の韻の良ければ