372.夜と朝の境界線に生きる数少ない僕ら
最近、よくわからない時間に起きたり寝たりしている。
生活リズムが崩れているというよりは、予定通りの中で前後しているという感じ。
4時まで起きていたり、昼寝や夕寝をしたり、5時に起きたり。
今も4時過ぎだけど、目覚めたのではなく仕事終わりに帰ろうとして雨が思ったより強くて、足止め食らっているだけ。
まあ、帰ったら寝ちゃうからちょうどいい。
五反田のマクドが24時間営業で助かった。
今日はそんな、夜と朝の境界線を過ごす時間のお話。
3時とか4時とか、最も人が少ない時間帯なのに、何人か外ですれ違ったり、車は昼間よりも速いスピードで過ぎ去ったり、今もマクドに数人いたりしている。
みんな何しているんだろう、と思う。
何しているんだろう、と思われているかもしれないとも思う。
みんな何かをしていて、何かが終わった後で、何かが始まる前なのだ。
Spotifyで音楽を聴く。
ランダムに選曲されて、いい曲じゃん、と新しいアーティストを知る。
昼間ではなく、こんな時間に聴くから心に留まったのかもしれない。
同じ曲でも、日中に聴いていたらスルーするところだったかもしれない。
深夜と早朝は、そんな感性の歪みを引き起こす時間帯。
いつもと違うことが気になって、いつもと違うことをやりたくなって、目が冴えてくると急にやる気が上がる。
ただすぐ眠たくもなる。
日によって難なく起きていられたり、どうしようもないほど眠たいことがある。
テンションは気まぐれだけど、いずれにせよ少し仕事やタスクが進むのは嬉しい。
この時間を知る人は少ない。
メールやSlackの返信をしても、それに応じた返信は朝まで返ってこない。
タスクを阻むものは、この数時間だけは何もない。
急な対応や連絡も、予定外の事象も起こりにくい。というよりほぼない。
そんな特権みたいな時間。
日中はその分眠いから、うまく昼寝を活用するといいと思っている。
この時間を生きる人は少ない。
日が昇ってくる様子を感じられるのがいい。
今日は雨だけど。
外は少しずつ明るくなってくる。
もっとも、健康的にきちんと寝た方がいい。
いっそのこと4時起きぐらいになってみたいものだけど、どうしてもまだ夜が2時を超えるときがあるから、時々こうして無茶苦茶なリズムで生活している。
現在4:30。
きっとまだ、誰も起きてこない。
誰からも返信は返ってこない。
それがいい。
夜と朝の境界線にいる人は、数少ないのである。
なんでもない話。
僕のエッセイのような、コラムのような。
そんな記事も書いてみる。
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