【北欧:教育の旅③-2】プロダクトデザイン in Helsinki| 2018/04/30
北欧旅3日目、良いお天気のヘルシンキです。
現地ガイドのNが短時間ながら、ヘルシンキの街を案内してくれました。
& 周囲で個人的に気になったプロダクトを含め、ここでは、簡単にご紹介します~。
前回記事:【北欧:教育の旅③-1】早朝、芸術と静寂のヘルシンキ | 2018/04/30 はこちら!人気のない、早朝のフィンランドの美しさは格別です....。
まずは、宿泊先のホテルから目と鼻の先にある、この建物。
ヘルシンキ大学のPorthania(ポルタニア)館というところ。
法学部?の学部棟のようです。
その目の前には、ステッカーでデコレーションされたごみ箱が。
スライド式のドアのようにふたを横に開けてごみを捨てる仕組みなのか?ドアが開いており、ごみが丸見えです。お酒の瓶がそのまま突っ込まれているのが印象的。豪快。
そういや以前、ごみ処理のことでスウェーデンだったか、ごみを捨てるとそのままごみが地下を通って、ごみ集積のところまで運搬される・・・というシステムがあったよなぁ・・・。
道端にカメがいました。
甲羅のてっぺんには、穴が。ここにもごみが詰められているようですが、どうやらこのカメは、旗を立てるためのポールを差し込むものみたい。でも、なぜカメ?
向かい側の建物にこんな看板&なんだかおしゃれな木製のエントランス。
Ydinkeskustan uusin ja suurin kuntosali.
フィットネスセンターだそうです。
※同じ看板をネット上でアップして投稿されている方がいらっしゃいました。同じ場所ではないかもしれませんが、建物内部のこともご紹介されています。 参考:LENKILLÄ
City Bikes!
黄色のカラーリングが可愛いこの自転車は、シェアリングサービス。
City Bike FinlandのWEBサイトによると、サービス範囲は1.500台の自転車と150台のステーションで構成されているらしい。
定期的にこの自転車、メンテナンスもされているらしく(そりゃ必要だよね!)同じカラーリングのトラックが自転車を運んできたり、その逆をしたりしてました。
こうした地道なメンテナンスで、サービスは浸透していくんだろうなぁ。
この自転車も、トラムのカードみたいなものをピッとかざして乗れるみたい。さすが、北欧。キャッシュレス社会。
トラム↓
坂を下り、港の方面へ。
天気がいいということもあって、すごくきらきらしています...!
港にほど近い、この立派な建物は、フィンランド大統領官邸。
建物の前には、これまた立派な柵。入り口前には、微動だにしない警備の方2名。プロですね。
ちなみに建物のてっぺんには大統領の旗が掲げられているのですが、フィンランドの国旗が白地に青い十字線に対し、大統領旗は左上にロザリオ、十字線の中心部に剣を持ったライオンのような紋章が刻まれています。
港はマーケットが開かれており、とても楽しい雰囲気。
風船も売られています。まるでテーマパーク!!
お肉屋さんのおじさん。かっこいい笑
ウスペンスキー大聖堂が見えます。
ロシア正教の教会が、こんなヘルシンキの中心部にあるのですね...!(感激。改めて後ほど散策しよう、と決意)
このすぐ近く、”恋人の橋”と呼ばれるなんとも可愛らしいものが。
恋人同士が永遠の愛を誓いあい、南京錠を橋に取り付けるのだそう。鍵は、川に捨ててしまうらしいです。(橋の真ん中に取り付けるのが、人気だそうです!)
南京錠にも、いろんな種類があるんですね。個性が出ていて、とっても可愛らしかったです。
港から移動し、公園のようなスペースを抜け、パン屋さんで小休憩。
シナモンロール~!
フィンランド語で“korvapuusti”(コルヴァプースティ)と呼ばれるそうなのですが、「平手打ち(ビンタ)された耳」という意味だと知ったときの衝撃...笑
日本のシナモンロールって、円形上のくるくるしたパンのイメージでしたけど、本場のシナモンロールは名前の通りふっくらもっちりしていて、可愛らしい~。
そしてこれが美味しいのです...!
※こちらのサイト様に、めちゃめちゃ素敵なシナモンロールの作り方が!
写真もとても素敵で、見ているだけで癒されます。
- フィンランドのシナモンロール “Korvapuusti”
もちろんシナモンロール以外のパンも、とってもおいしそう...!
日本でよく見かける、ドーム型のシナモンロールもありました。
ちなみにこのカフェの名前は、Cafe Esplanad (カフェ エスプラナード)と言います。エスプラナーディ公園の目の前、とっても素敵なロケーション。
Facebookのアイコンが・・・ああ可愛い。。
※写真は、公式Facebookからお借りしました。
(カプチーノ&パンの写真、箱いっぱいのシナモンロールの写真)
いいお天気なので、テイクアウトするお客さんも多いみたい。
ほかほかもちもちのパンを持って、お散歩です。
ここのシナモンロール、大きくて有名なんだとか。幸せ♡
シナモンロールを片手にやってきたのは、ヘルシンキ中央部、あたりを見渡すかのように大きく構える、「ヘルシンキ大聖堂」。
真っ白な外観と、青い空のコントラストが美しい。
地元っぽいひとも、観光客も、皆おもいおもいのくつろぎ方で楽しんでいます。
かもめもとてものびのび飛んでいる・・・笑
シナモンロール、持ってかれないように気を付けよう。笑
この立派な建物は、福音ルター派教会のヘルシンキ教区に属しており、ドイツ人建築家のカール・ルートヴィッヒ・エンゲルの設計です。
(フィンランドの福音ルター派教会は最も歴史があるトゥルク教区をはじめ、ポルヴォ―、オウルなど、現在9つの教区で構成されています。次回北欧再訪の際には、是非とも訪れたい...!)
ちなみに、1917年のフィンランド独立までは、「聖ニコラウス教会」という名で呼ばれていたそう。
フィンランド人は、日本人と近しいところがあるようで、「信仰」に対する関心もさほどないらしい。礼拝などを熱心に行っている人も比較的少ないんだとか。
(クリスマス、お正月、近年だとハロウィンも取り入れてしまう日本は、宗教や信仰に興味関心は薄くとも、適度に受け流し、「受容」することにきっと長けているのだろう。)
「ヘルシンキ大聖堂」の内部はとてもシンプル、かつ静か。
外観と同じく、白を基調とした内装。両脇に構える、座席。座ってキリストに祈る人が数人。金色の、シャンデリア。白の空間によく映えていた。
ヘルシンキの象徴ともいえる、「ヘルシンキ大聖堂」。
この堂々とした姿と、それでいて内面を変に飾らない潔さ。なんだか、フィンランドの人たちの姿、暮らしを表現しているような気がする。
この空気感、感じれば感じるほど、すきになる。
移住したい...!強く心惹かれる、とても魅力的な街です。
周囲にこんな建物もありました。
お昼過ぎ。
一度ホテルに戻り、いよいよヌークシオの森へと向かいます。
(3日目のメインの話・・・やっとこさですみませぬ)
バンザーイ!笑
ちなみにこんな店が 笑
PANDAって!笑
北欧旅のダイジェスト記事です。よろしければ、ご覧頂けると嬉しいです...!- 気になるモノに触れる幸せ | 北欧のプロダクト・教育・方法論に触れる旅
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