【北欧:教育の旅2019②】いつも心に、自然とのつながりを
ヘルシンキの中心地から、車で30分ほど。
Green Window Nuuksio(ヌークシオ国立公園)に向かいます。
3月。ほんのり雪化粧が施された森、湖。
食文化やサウナ体験、冬ならではのレジャーをご紹介します。
▶前回記事:
【北欧:教育の旅2019①】目指すはヘルシンキ |Introduction はこちら
コテージへ
昨年5月に来たときは雪はなかったけれど、3月はまだまだ雪が残っています。
湖はなんと一面に氷が…!真冬とは言わないまでも、想像以上の景色。心躍ります。
コテージの中は変わらず可愛らしく、あたたかい。
森の番人・ペッカとも再会!
相変わらず穏やかな雰囲気で迎えてくれる。嬉しい...!
山小屋にておもてなし
こちらが山小屋。
恒例、薪をくべて大きなソーセージ(マッカラ)を振舞って頂きます。
こちらで頂く、程よく燻されたぷりぷりのマッカラはほんと最高…!
炎がゆらゆら揺れる様子を眺めて、ぼんやりとした心地に。
こうやって皆でゆったりと火を囲み、食事を共にする北欧の文化、癖になります。。
温かいコーヒーも頂き、さらに体があたたまります。
フィンランド式スポーツ
一息ついたあとは、ちょっと運動を。
丸太を氷の上に立て、カーリングのストーンのようなものをうまく滑らせて倒すゲーム。
ボーリングみたいなかんじですね。
以前春に来たときは、この丸太を並べてボールを投げて点数を競う遊びをしました。
季節によって、アイテムを同じでも遊び方に工夫を凝らしているのは面白い。
一面に氷が張った湖にも行ってみました。
恐る恐る上に乗ってみても、分厚い氷はびくともせず。
フィギュアアイススケートごっこをしました。笑
夕食の時間
オレンジのゆるやかな明かりをともし、頂きます。
フィンランドといえば、サーモン!シナモンロール!
ペッカが振舞ってくれたこのお酒、美味しかったな。
Fläder. ラベルにあるこの白い花、ハーブティー等にも使われるらしいです。
外は、幻想的な風景が広がっています。
食事の後は、お待ちかねの・・・
春は、サウナでじんわり身体をあたためた後、そのまま裸でDIVEしていた湖。
氷が張った今、どうするかというと…?
氷に穴を空けます。人間が飛び込めるように。
まるでワカサギ釣り。笑
サウナ(と湖に飛び込むの)は、北欧に暮らす人の欠かせない習慣のようです。
日本では温泉や銭湯が憩いの場となるのと同じで、北欧の人にとっての憩いの場はサウナなんですよね。
ペッカが一日かけて薪をくべてくれたサウナ。
心地よい森の香りに包まれます。
じんわり芯からあたたまり、湖にかかる桟橋を通り、湖の氷の穴へDIVE!
癖になる楽しさ!
そのまま裸のまま氷の上でポージング。笑
湖に浸かった後、氷の上に乗るのはかなりの痛さ。でも楽しい。
「箱根 彫刻の森!」とか言いながら、皆でわいわい決めポーズ。chaos!
逆光でいい感じの写真、たくさん撮れました。
まさに、人間の肉体美。服を身に着けていないと、こんなにもヒトの身体ってしなやかに映るんですねぇ。
(逆光でもフォルムで すっ裸なのがまるわかりなので、ここでの掲載は自粛で!景色のみお楽しみください。笑)
メンバーとも裸の付き合い(?)を通じて、より距離を縮めることができました。
冬のレジャーを楽しむ
一夜明けて、朝の森。澄んだ空気が広がります。
はじめは雲がとりまいて灰色だった空も、いつしか少しずつ青空に。
雪景色が映えますね。
スノーシューを履いて、ザクザク進みます。
氷が張った湖では、そり遊び。車椅子のような形のそり。
1人が椅子に腰かけ、もう1人が椅子を押して滑るように進みます。
ペッカが押してくれました。
春の時期は、ボートに乗ったこの湖。
ここでも、季節によって過ごし方の工夫が見られます。
滝は氷が張り、真新しい氷柱が。とても綺麗。
前回と同じように、各々好きな場所(樹木)の近くで自然を感じる時間を過ごします。
樹木に手を添えるペッカの姿が、本当にあたたかい。
宿に戻り、少々冷えた身体をあたためます。
ペッカお手製の、サーモンスープ。
柔らかいサーモンと、優しいスープに身も心もほっこり。
本当に、大好きな味。
皆で食事をしていると、窓の外ではまた雪がちらほら。
森の木々が雪化粧に染まっていきます。
あたたかい食事と、静かで優しい景色。
とても穏やかな時間が、流れるヌークシオの森。
▶2018年5月 少々寒さの残る、春のヌークシオの様子は以下をどうぞ。
北欧の世界観がつくる、飾らずとも満たされた、おだやかな生活。森や湖といった大自然が、いつも身近にありました。
フィンランドの人々の定番、きのこ狩りやベリー摘みもやってみたいな。
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