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昨日のキャスターも雨が降ると言った。
でも今日は青色の空さえ見えている。
晴れたからといって特に予定はないので、毎週土曜日恒例の掃除から1日を始める。
大学生のときからずっと続けていることだけど、ゴミ箱に捨てる時の埃や塵の多さに毎度驚いている。
ほとんど家を空けているはずなのに、この埃や塵はどこからやってくるのだろうか。
向暑はるが家を空けている間にアリエッティたちが遊んでるに違いない。
もともと実家に帰ろうと思っていたこの連休だけど、花粉を致死量レベルで身体に入れてしまったため帰省を断念した。
いつまで経っても目が痒い
色々実家には送りたいものがあったので、それらをまとめて郵送することにした。
手紙も添えた。
父親のお見舞いとして渡そうと思っていたお守りだけど、
担当医も驚くくらいのスピードで回復してしまったため、予定より数ヶ月早く退院してしまった。
それでもまだ経過観察期間なので、その無事を祈ってお守りを送ることにする。
向暑はるは気になったものをすぐに買ってしまうけど、買って満足することが多いため、お菓子などは家に溜まっていってしまう。
そんな”余り物”を”贈り物”として家族にプレゼントする。
言葉を変えれば意味合いも変わるはずだ。
弟が受験に合格したと聞いてから何かプレゼントしようと考えてはいるけど、一向に決まらず今に至る。
まあとりあえず何かプレゼントすることさえ伝えておけば、その待ってる時間も楽しいはずだろう。
家に荷物が届いた。
今日家から出られない理由が到着したみたいだ。
ずっと楽しみにしていた本がやってきた。
小説家の名前を呼ぶとき、”先生”と付けることがある。
彼女もその一人になったのだろう。
モモコ先生。
すごく似合っている。
日常をより充実させるためにレコードのスイッチを入れた。
静かな空間に、大好きバンドの大好きな音が広がる。
たまに音が飛んで、不安定になるけど、それはそれで一興である。
この丁度いい空気と温度が混ざり合う絶妙な空間が、永遠に永遠に続いてほしいと思った。
そんな風には行かないのが、この世の中であって、皮肉にも連休の半分が既に終わろうとしている。
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