幼い日の記憶
私がまだほんの小さな幼い頃の話
私は良くも悪くもがな
周りの子達と話が合わなくて
いつも疎外感を感じて
いつもいつも寂しかった
それはいまでも寂しいという気持ちは変わらない
そんな幼い時
私の祖母は大抵一日中何かしている人だった
私の祖父も気は荒いが一日中何かしら自分の用事や何かを見えないところでひっそりとしていたのだ
寂しがりでとにかく私の話を聞いて欲しい私は
学校から帰ってきてからも、休みの日も、夏休みの日なんかも、毎日毎日祖母の後ろをまとわりついていた
祖母がどんなに用事をしていても、家事や、掃除や忙しくしている時も、とにかく私は祖母のところへ行き
祖母と話をし、自分からいろんな話を話かけていた
よく覚えているのは
祖母が掃除機をかけている時
私は後ろをひっつき、訳のわからない想像の世界事を言っていた
「ねえ、もし僕が綺麗なお花をたくさん持って、お城の1番偉いお侍さんの所へ持って行ったら、そこの偉い人は喜んでくれるかな?」
祖母は掃除機をかけながらも
「もちろん、よくやったと凄く褒めてくれると思うよ。」
と言った
こんな会話を沢山していた。
今はもう随分昔の話だが、ふと思い出したのだ
だからこうして
書いてみたのだ。人間とは不思議で本当に理解し難い生き物だと思うのだ。
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