大胆さと繊細さ

自分はものすごく振り切れてる。
そして多くの矛盾を抱えている。
極端に外向的であり極端に内向的だ。

私はもともと心から人が大好きで人間に興味があって色々な人と関わりたいと思う。イベントやお祭りでは人一倍気合いをいれてはしゃぐ。たぶん周りの誰よりも。他人を喜ばせることも得意だからしょっちゅうサプライズなんかもして場を盛り上げる。これまでの人生でリーダーを任され人を引っ張ってきたこともたくさんあった。

かと思えば人がいなさそうな落ち着いたカフェを見つけ何時間も読書に耽る。置き時計が時を刻む音を耳にしながらぼんやり窓の外を眺めてはひたすら文章を書き続ける。人や物のあらゆる刺激から遠ざかり、ひとりで静かな時間を過ごしたいと自分の世界に閉じこもってしまう時期が必ずくるのだ。私はこれを調整期間と呼び自分に必要な時間だと思っている。

他にも、
アウトドアでありインドア
女性的であり男性的
集団主義であり個人主義
平和的であり競争的

相反する２つの性質が自分の中にほぼ半分ずつ存在する。
その時々によってグラデーションのように両者の割合は少しずつ変化しどちらかの側面が色濃く顔を出す。
それはまるで自分の中に真逆な性質を持つたくさんの人格が存在している感覚だ。

「大胆な行動力と繊細な感受性」

外向的な自分が経験値を増やし、
内向的な自分が深く思考し文章にしてくれる。
どちらも大切な自分の一部だ。
矛盾を抱えた特性に戸惑いや生きづらさを感じ疲弊してしまうことも多い。
だがそれは時として自分自身最大の強みになるのかもしれない。