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《絵本レビュー》わたしはあかねこ

こんにちは(^^)
お昼になりましたね、いやぁ洗濯日和です!

さっそく本日も絵本レビューやっていきます。
《わたしはあかねこ》
作はサトシンさん、絵は西村敏雄さんです。
初版は、2011年8月。

購入のきっかけは、娘の保育園にサトシンさんが読み聞かせに来られたコトでした。沢山あるサトシンさんの作品の中から長女が選び購入ました(^^)

(ちゃっかりサインや写真も撮っていただきましたミーハー(笑))

ラッキーなコトに、絵本の帯が限定クリスマスバージョンになってたんです。こういうところ嬉しいですよね。

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《ストーリーについて》

主人公は、白猫母さんと、黒猫父さんからから産まれたあかねこちゃん(女の子)。
きょうだいは、みんな白色か黒色かmixで似た色です。

家族みんなが心配して、あれやこれやと色を変えようと試みてはくれたものの、あかねこちゃんは別に色を変えたいわけじゃないのです。

そんなある日の夜、みんなが寝ているうちにあかねこちゃんは家をとびだしました。
あかねこちゃんは、いったいどこへ行くの...

《10コの好きなところ》

①猫の気ままさがよく表されている

②どこの親も心配するよねぇと共感できる。

③親子愛や、きょうだい愛が全ページの半分を占めるくらい描かれている。

④あかねこちゃんが、自分を鏡でみている表情にグッときます。深々と真っ直ぐにみているので、まさに自己問答。

⑤血は繋がりはあるけど、共感してくれるとは限らないところ。

⑥すこしの勇気やチャレンジで道が開けると教えてくれているように感じる。

⑦アングルが猫目線なので低い絵がかわいい。

⑧家族→1人ぼっち→New家族の流れ。

⑨病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?的なシーンがあるので考えさせられる。

⑩マイノリティー問題を問う一冊。

《読み聞かせをしてみて》

前半は、ずっと
『あかねこちゃんかわいそー』とか
『あかねこちゃんがんばれー』など感情移入していた様子でしたね。

後半につれて、ラブロマンスに発展していくので
てれくさそうにニヤニヤしてまして。
子供が7匹7色(十人十色みたい)産まれると、コロリと娘たち毎度お得意の百人一首対決がはじまりました。(笑)

そして、わたしまで何色猫がいいのかと強要してきます。

子供って、選ぶの好きなのかなって感づいてきました私。おそっ。

《おしまいの言葉》

この、あかねこちゃんって、他の愛情を感じながらも共感してもらえなかったんですね。

鏡をみて自問自答をくりかえし、自分を信じて自分を愛して出ていき、共感できる人と巡り合うと言う、すごくハッピーエンドな結末なんです。(ハッピーエンドだいすき)

自分を信じるコトが自信につながりハッピーをもたらすって最高ですよね(^^)

わたしも、あかねこちゃんを見習って生きたいものです。みなさんも、ハッピーになりましょうね!

それでは、また明日っ(^^)

☆彡


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