キャリアを考える時の1つの指針「IKIGAI」
「やりたいことはある。でも稼げないかもしれない…」そんなことが話題に出たので、以前受けた、IKIGAI × Points of Youについてまとめてみました。
やりたいことでは稼げない?
先日とあるコミュニティ内で、ワーママさんが集まってキャリアについて自由に話す会をオンラインで開催しました。そこで出てきたのは、「やりたいことはある。でも、稼げなさそうなことだから職を変えるまでのことか悩む」ということ。
それは、例えば社会的意義のあることで、どちらかというとボランタリー精神が求められるようなものであるという人から、職業としてまだ成り立ちにくいものの人まで様々。
この話題が出て、思い出したものがありました。
IKIGAIのベン図
こちらの図を見たことがあるでしょうか。
IKIGAIとは、「すきなこと」「とくいなこと」「かせげること」「もとめられること」のすべてが合致することだそうです。
どうやら、出所は諸説ありつつも、2014年Marc Winn氏のブログで紹介されたものが広がっていったようです。
私はよくある自己分析のフレームワーク「will can must」は知ってましたが、このIKIGAIベン図はとあるワークショップに参加した時に初めて知り、それ以来考え続けている1つのテーマでもあります。
IKIGAI × Points of You
私が今年初めに受けたワークショップは、このIKIGAIのベン図と、Points of Youを掛け合わせたものでした。
Points of Youとは?
世界中で使われている、写真や言葉などのカードがセットになっているものです。多様な視点から広く・深く考えることを手伝えるツールです。
このPoints of Youのワークで面白いところは、例えば「もとめられること」についてはカードを裏引き(何を引くかわからない状態)し、そのカードから発想を膨らませていくため枠を取っ払って考えられる点です。
考え続けていること
IKIGAI × Points of Youのワークショップを受けた時、「すきなこと」や「とくいなこと」は割とすぐ挙げられるものの、「かせげること」ましてや「もとめられること」は、会社員として雇われて過ごしていると、ほとんど考えたこともなかったことに気づきました。
あれ以来、私のどのスキルは稼げるのか?稼げるためには何を磨かないといけないのか?自分が社会から求められていることってなんだろう?とずっと考え続けています。
私がやってみてること
考えてるだけじゃ進まない!と思い、この半年はキャリア関係の本を読んだり、ソーシャルデザインの講座を受けてみたり、友人に話をきいてもらって深めたりしています。
また、noteもアウトプットをまとめていくという目的のほか、こうして書いたりまとめたりするのは好きや得意なのか?いずれ稼げるのか?を見てみる実験でもあります。
いずれにせよ、行動指針は「種は沢山まいておく。いつ、どんな花が咲くかわからないし、咲かないものがあっても咲かないんだってことは分かるから」という知人にもらった言葉。動きながら考え続けるしかないなと思っています。
▶︎もとめられることを掘り下げたい人にオススメ
キャリアや活動の社会的意義を考える Talk Tree WORKSHOP
📚キャリアに関する読書記録
やりたいけど踏み出せない時にオススメ
▶︎興味の赴くまま生きることの強さ 「13歳からのアート思考」
▶︎未来は誰にもわからない。だからこそ自分でデザインする 「スタンフォード式 人生デザイン講座」
▶︎偶然を生かしてキャリアをつくっていく 「クランボルツに学ぶ夢のあきらめかた」
何がやりたいんだろう?という方にオススメ
▶︎試しながらいい偶然を呼び込む 「仕事選びのアートとサイエンス」
▶︎余白を作って私モードを取り戻す 「直感と論理をつなぐ思考法」
🔎求められることを探しに受けている講座記録
▶︎ソーシャルデザインを考える・行動する Social Mirai Design スタート 第1回
▶︎「デザイン」の力を知る SMD第2回 山崎亮氏
▶︎楽しく続けることで地域経済を回す SMD第3回 矢口真紀氏
▶︎ワークショップの非日常性でポテンシャルを引き出す SMD第4回 安斎勇樹氏
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