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あなたを生きる旅のお守り②

こんにちは。ただの大人結木愛です。

今回も私の脳内垂れ流しにお付き合いいただきありがとうございます。読んでいただけること、とてもとても励みになります!

あー私、生かしていただいてるんだなって。

本当にありがとうございます!

では早速・・・。

人生は旅。行先も分からないミステリーツアーだったり、一人旅だったり、団体ツアーという面もあったり。ガイドブックのないオリジナリティー満載の旅です。

そのあなたを生きる旅を、ご機嫌に過ごすのにお守り程度にお持ちいただけたらいいなぁという記事の2回目です。

お守り①は「状況を変えようとするより、自分の心を変えてみる」効き目は、変えられないものを変えようとして落ち込むことが減る・自分の感情をコントロールできるようになる でした。

2回目の今回は、コミュニケーションに関するお話です。

毎回のことですが、壺、石売りませんっ!(笑)


あなたを生きる旅のお守り②

「受け取り方は自分で選んでいます」


私たちは日々たくさん選択をし続けながら生きています。選択のプロです(笑)

スーパーに買い物に行って、お肉コーナーの鶏もも肉を見て、唐揚げにするか照り焼きにするかお鍋にするか選んでいます。コンビニのスイーツコーナーで今日の気分はコレ!ってモンブランプリンを手にしていたり。好きな服、いつも買っちゃう飲み物などなど、選択と決定の連続。

では、コミュニケーションにおいてはどうでしょう。

そもそも、コミュニケーションって何だと思いますか?

相互理解・意思疎通などなどいろんな表現がありますね。

その中で、「コミュニケーション」とは、「自分が相手にやってほしいことをやってもらうこと」というものがあります。

やってほしいことって何でしょう。それは相手に、「信じてほしい」「知ってほしい」「感じてほしい」「行動してほしい」というもの。そのやり取りを私たちは日々繰り返してしているのではないでしょうか。

そのやり取りがスムーズに進んでいるときは特に気にすることもないのですが、おや?と感じる反応が返ってくることってありませんか?

その、「おや?」っていうときはいったい何が起きていて、あなたはどう感じているのでしょう。

「自分が言ったことが相手に伝わったかというより、返ってきた相手の反応が大切」というものがあります。それも大切だと思います。でもその前に気にしておきたいことがあるのではないでしょうか。その相手の反応を受け取っているのは誰なんでしょう。相手の反応ってそもそも、あなたがコントロールできるものでしょうか?


最近、こんなことがありました。

宿泊先のホテルで、食事をしようと電話で出前を取りました。そのお店は中華料理のお店で、店員さんは片言の日本語。どんなに説明してもなかなか伝わらないのです。これ、「コミュニケーションの成果は相手の反応にある」とすると、大失敗です。でも、結果的に私はそこのお店のおいしい八宝菜にありつくことができました。なぜでしょう。

人によっては、「そんな対応するなんて、接客・飲食業として失格!」という人もいれば、腹が立って電話ガチャ切りの人もいます。反応はさまざま。私も「あー伝わらないなー、悲しいなー」とは思いました。ただそこで「しょうがないなー、私も相手もわからないのなら、どうやったらいいのかなー」と気持ちを切り替えて、その時できたことを添えてお話してみました。店員さんの受け答えはそのままです。相変わらずの片言の日本語、ぶっきらぼうともとれる言葉。気持ちを切り替えて接し方を変えたら、注文もできて、持ってきてくださった店員さんも日本語は通じづらいにしろステキな人でした。結果、いい気分でおいしい八宝菜を食べることができたのです。

失格の烙印を選ぶこともできたし、ガチャ切りを選ぶこともできた。でも、別の選択肢を選んだのです。

言葉の壁はあったかもしれません。ただ、言葉が通じたとしても、自分が言ったことが思いもかけず伝わらないことや、思ったことと違うように相手が受け取るのは起こりうること。むしろそこに甘えすぎて普段からやらかしていることってあるんじゃないかと思った出来事でした。

「コミュニケーションの成果は相手の反応にあるというより、相手の反応を受け取った、私(あなた)の受け取り方でいかようにも選べる」「私(あなた)の受け取り方で自分のご機嫌は選べる」なんだなと感じた瞬間でした。

コミュニケーションにおいても、私たちは選択し決定しているのです。



<このお守りの効き目>

・コミュニケーションでやりがちな自分の受け取り癖がわかる

・他人の反応に期待しすぎて落ち込むことが減る


✻✻✻✻✻


・コミュニケーションでやりがちな自分の受け取り癖がわかる

どんなに言葉を尽くしていても、自分の思いとは裏腹に思いもよらない反応が返ってくるときあなたはそれをどんな風に受け取っているでしょう。

その自分の受け取り方は、あなたにとって心地いいものですか?

例えば、旅先でめちゃくちゃ美味しくないご飯にあたったとき(さっきから食べ物の話ばかり!笑)あなたはどんな感じ方をするでしょうか。

「こんなものにお金を払うなんて最悪」「こんなの食べ物じゃない」「おいしくなさ過ぎて逆にネタになる」

レストラン側はわざわざあなたを不快にするためにその料理を提供しているわけではないのです。そのレストランの料理がそれなのです。


例えば職場で、自分では会心のプレゼンをし時にはジョークも交えながら最高の時間を提供した!にもかかわらず、思った以上にウケなかったとき。どんな感じ方をするでしょう。

「オワター」「やばいどうしよう」「ギャグもわかんない奴らなのかよ」「これウケるにはどうしたらいいだろう」

相手の反応を受け取って、もしもあなたが心地よくないと感じ受け取ったならそれは相手のせいじゃなくて、あなたがその受け取り方を選んでいて、そこにはあなたの価値観や思い込みがあるのかもしれないというのは考えたことはありますか?

なんだかもやっとしたとき、「おや?」っとなたとき、その受け取り方でいいの?と自分に質問してみるのもいいですね。

また、あなたの持つ感じ方や思考の癖を知っておくのも、どんな受け取り方を選んでいるのかを知るのに有効かと思います。あなたのデフォルトの受け取り方はポジティブと言われるものですか?ネガティブと言われるものですか?どちらが良いとは決められることではないのです。なのでどちらでもOKなのです。

ポジもネガも両方に良い面とそうじゃない面があります。それをジャッジしているのは誰なんでしょう・・・・。

コミュニケーションでのあなたの受け取り方のデフォルトと、価値観・良くも悪くも信じていることを自分なりにわかっておくこと、そこを良い悪いで決めつけるのではなく、良く作用することもあればそうじゃないこともあると心に留めておくとよりご機嫌なやりとりができるのではないでしょうか。

気にするところは、コミュニケーションの最中で起こった「おや?」に対して、相手の反応を気にしすぎるよりも、自分の心が相手の反応をどう受け取ったかを気にすると解消できることもあるということ。相手をないがしろにして自分を押し通せと言っているのではなく、お守り①でも書いたように、変えられないものか変えられるものか判断するということにも似ていますね。



・他人の反応に期待しすぎて落ち込むことが減る

もうこれはカンタンです!

「自分が伝えたことが全てきちんと丸っと相手に伝わったかどうか期待するんじゃねえ」

ということです。

まーだいたい完璧には伝わらんよー。忍びねえな。構わんよ。くらいの余裕があればなおよし(笑)

相手の反応に一喜一憂しすぎて、落ち込み倒してもう自分はダメだとか思う必要はないですし、解く必要がある誤解は解くけれど、それをここぞとばかりに攻撃して相手を撃破するのも考えもの。

SNSでもよくありますよね。。。

落ち込みます。落ち込みますよそりゃ。私も落ち込むし腹が立つことや、心がざわつくことだって。

そんな時は、湧いた感情は否定せずちゃんと感じきって、その後は、”自分が”どうしてそんな気持ちに”なった”のか(誰かに”された”のではなく、自分が”なった”)を考えると少し落ち着くこともあるかもしれません。

自分の受け取り方は自分で選択できるけれど、相手の受け取り方は相手が選んでいるもの。それをあなたが選ぶことはできないのです。そう、相手に対してあなたが思うように伝えたからといって、相手があなたの思うように反応してくれるとは限らないのです。

私もあなたもそうなように、相手だってその方の感受性で受け取っているのだよということがわかるだけで、手放せる気持ちもあるのではないでしょうか。また、その意識があるだけで、あなたが使う言葉や気持ちも変わるかもしれません。

相手がどう受け取ろうがそれは相手の自由。

そう思えること自体が、実はお相手のことを尊重できることにつながるのではないかと私は思います。

相手の反応が自分の期待するものと違って気分が落ち込んだり、またはイライラすることに過剰に気を取られていたら、あなたの言葉や思いはますます伝わらなくなるかもしれません。もちろんお相手を気遣うのは大切ですが、やりすぎは毒なのです。

言いたいことも言えないのも、言いすぎるのも、気を遣いすぎるのも、やりすぎるとポイズンなのです。


ただし!!

ただしー!!!ここ重要で、大変悲しいことなのですが・・・

あきらかにわざとこちらを不快にしようと仕掛けてくる人も中にはいます。周りにいませんか?デモデモダッテを続ける人や、あきらかに攻撃をしかけてくる無礼な輩。わざとネガツイをしてこちらのヒットポイントを減らしていく輩。

個人的には当たり屋と呼んでいます(笑)

そんな時は離れてください。ストップ!です。当たり屋の思うツボです。「そっかー。あなたはそうなんだねー」とか「私が力になれそうなことはないなー」とか「今ちょっとそれどころじゃなくて」でOK。逃げるが勝ちです。

そこもあなたはちゃんと選べます。

あなたの大切な旅の時間をそんなところに使っているのは実にもったいないこと。そんな挑発に乗っても、誰一人としてご機嫌にはなりません。

もやっとしたら、頭の中でその人の顔に鼻毛を書いて、眉毛をつなげて、小さくしてポイです!

大丈夫。

受け取り方も含め、付き合い方もあなたはちゃんと選べます。

あなたは選択のプロです。


✻✻✻✻✻

いかがだったでしょうか。

コミュニケーションにおいて気に留めておくといいことは、自分が言ったことが相手に伝わったかというより、返ってきた相手の反応をあなたがどう受け取ったのか。その後あなたがどうするか。

自分にフォーカスし、自分はどんな受け取り方を選んでいるのかを知り、変える必要があれば選択肢を変え、その後はお相手にフォーカスできるとお互いが心地いいコミュニケーションができるのではないでしょうか。


お守り②「受け取り方は自分で選んでいます」

その受け取り方であなたはホントにいいの?


次回はお守り③についてお話しできればと思います。長めで重めの記事が続いたので次回はスカッとさわやかにいきたいと思いますが、どうなることやら!


あわよくば、どなたかのためになれば。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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