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ベートーヴェンを毎日聴く27(2020年1月27日)

『ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15』を聴いた。

この作品を知った時に「ベートーヴェンがバリバリ大活躍している頃に作られた大きな作品だ」と、わたしは思っていた。

それを裏付けるように、ベートヴェン自身もこの作品のことを「大協奏曲」と書いたという。

第1楽章のカデンツァも長く大きい。名ピアニストだったベートーヴェンが自身の腕前をアピールするにはうってつけのものだろう。

わたしが一番魅力的に思うところは「ジャズ」を思わせるような第3楽章。ベートーヴェンのイメージとのギャップが面白い。ここを聴きたいがためにこの曲を聴くこともある。

CDはミケランジェリ演奏のものを今回選んだ。いまでは大きなオーケストラ編成で堂々と音楽が鳴らされる演奏にお目にかかる機会はないが、たまに聴いてみたくなる。

「確か映像も撮られていて商品として発売されたはず」

そんなことを思い出した。今は商品としては絶版のようだがYoutubeでアップされていた。

ミケランジェリとジュリーニ。音質画質は良くないが貴重な映像での記録を楽しんだ。



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