見出し画像

「痩せたい」と「食べたい」の心の葛藤⑪

みなさん、こんにちは。今日は「痩せたい」と「食べたい」の心の葛藤 その11、について書きたいと思います。

「痩せたい」と「食べたい」の心の葛藤⑩ ⇩

昨日は、

甘い物が食べたい時って、人間誰しもあると思うんです。そんな時に、代替品(ゼロカロリーの甘味料を使用したものなど)で、味覚(味)や脳(甘い物を食べたんだぞ!感)を騙すことは出来ても、身体は糖質を待っているから、食べても食べても身体まで騙す(食欲を満たす)ことまでは出来なくて、最終的には本物の糖質(砂糖などを使用した、カロリーのある甘い物)を食べたくなってしまう、そういうことなのかもしれません。

ということを書きました。今日は、その続きを書きたいと思います。

6 「痩せたい」と「食べたい」と、どう付き合っていけばいいのか

私は、今は摂食障害(過食嘔吐)は克服しました。「吐く」前提の食べ方をすることもなくなったし、食べ過ぎたからと言って「これだけ食べてしまったら、吐かなきゃいられないから、もう、吐くまで食べるしかない・・・」と思うこともなくなりました。

けれど、いつもよりたくさん食べたい、と思うことがなくなった訳ではありません。そう思った時は、潔く食べることにしています。

ただし、普段はなるべく身体のことを考えて、食べる物や食べる量を考えるようにしています。

そう考えると、過食欲がなくなることが摂食障害(過食嘔吐)の克服ではなく、その頻度が少なくなったり(毎日ではなくなったり)、過食欲が襲ってきても、冷静にやり過ごすことが出来るようになった、ということが克服の一つの形なのだと思います。

そして、これはあくまで私の考えですが、過食欲を完全にコントロールすることは、非常に難しいことなので、過食欲が襲ってきたら(憑りつかれたら)、その時は諦めて潔く「食べる」ことを考えるしかないのではないかと思います。その代わり、過食欲をかわせたり、やり過ごすことが出来るときは、身体のことも考えて食べてみる、ということが出来るといいのではないかと思います。

「痩せること」についても、今でも諦めたり、手放した訳ではありません。ただ、さまざまな経験を通して、痩せ続けることには「限界」があり、理想と現実は必ずしも一致しない、ということに気が付いた、ということは言えると思います。

ですから、同じ「痩せたい」という思いがあったとしても、それは「日常生活に支障がない範囲」であるとか「健康や体調が維持される範囲」」という条件付きの「痩せたい」に変化した、ということだと思います。

今日も、摂食障害真っ只中のみなさんにとっては「そんな風に考えられれば、苦労はしない」と言われてしまう内容かもしれませんが、何かの参考になれば、と思って書きました。


今日もありがとうございます。

この記事が参加している募集

習慣にしていること

よろしければサポートお願いいたします。いただいたサポートは、今後、摂食障害で悩む方々のサポート活動に、大切に使わせていただきます。