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UI検討のコツは俺自身がUIになる事だ

こんにちは!今回はデザインを考えるときにつかえる、UIの要素検討のコツについてお話ししたいと思います。

・ UIの要素がユーザー要件を満たしているか判断できない。
・ セクションタイトルや説明が伝わるのか判断できない。
そんな経験のある人におすすめです。

結論からいうと、UIの要素検討のコツは自身がUIになり、想定するユーザーと会話することです。

なに突然BLEACHみたいなこといってるんだ?と思ったあなた!これが意外とつかえるコツなんです。


自身がUIになるとは

簡単にいうと、あなたが作ろうとしているWebサイトやアプリがあなた自身だったら、ユーザーにどのように話しかけて、どのような会話をするのか考えることです。

例えば、あなたは周辺の色んなお店を教えてくれる親切な人(アプリ)だとします。

おそらくですがあなたに話しかけてくる人(ユーザー)は、どんなお店を教えて欲しいか希望を伝えてくるはずです(検索条件)

もし希望のお店が近くのお寿司屋さんだとしたら、あなたは近い順にお寿司屋さんを教えてあげると思います(近い順表示)

もし希望のお店がとにかく人気なお寿司屋さんだとしたら、あなたは人気順にお寿司屋さんを教えてあげるでしょう(人気順表示)

そして、もしあなたが教えた候補の中に満足のいくお店がない場合は、他の条件を伝えたり(条件変更、絞り込み、並び替え、再検索)、お寿司屋さん以外の飲食店も聞いてくるでしょう(類似カテゴリーのスポット紹介)

さらに言えば、あなたがおすすめする場所について教えてあげると相手は迷わずにお店を決めることができるかもしれません(レコメンド)

このように、リアルな人としてサービスになりきり(擬人化)、想定するユーザーと会話をすることで会話の内容や流れからUIの要素を自然と考えることができます。また、これら一連のフローはそのままユーザーフローのモデルとして適応できます。

この方法はセクションタイトルや説明内容を考えるときにも有効で、あなたならどのように話しかけて興味を持ってもらいますか?どのように説明しますか?と言われたときの回答(言葉)をそのまま素直に載せるだけで自然な流れを持つサービスを作成することができます。

しばしば優れたUI/UXを持つサービスをリアルな体験に置き換えて説明することがあります。素晴らしい体験は、リアルもWebもアプリも関係なく共通しているからです。

もし、UIの要素検討に困る機会があれば、UIをリアルな人、シーンに当てはめて考える方法を一度試してみてはいかがでしょうか?もしかしたら解決の糸口が見つかるかもしれません。


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