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【ボイトレ(理論と実践)編】やっとこさ発声!!お?声だすん⁈

今日のお話。

今日は長くなるぞい😁

これまでの【ボイトレ(理論と実践)編】は、発声前の準備のお話でした✨✨

今日からは声をだすトレーニングに入っていきます🎤

このnoteでは、少しでも多くの方が無理なく声を楽しく出せるような内容にしていきたいので、あまり専門用語や難しいことは書きません。

発声の基本と気持ちよく声を出すことを目的として☝️

なので、直ぐに声が変化したりすることはあまり見込めませんが、続けてやっていたら、いつの間にか『あれっ⁈アレレっ⁈なんか前より楽!なんか声でてるや〜ん!』の体験をしていただけるように心を込めます😌

それでは参ります。

★声の土台作り


身体の力も抜けてて、お顔周りもユルユルなって、なんや腹式呼吸も分かってきて、身体も心も準備できたら次は「声の土台作り」をしていきます。


①声の通り道を作ってあげよう

そもそも「声の通り道」ってなんやのん⁈
声は肺から送られた息を、声帯(ちょうど喉仏の辺りに位置しています)で振動させて作ります。

ということは、息の通り道=声の通り道ということでございます。

なので、まず体感すると良いことは、息の通り道を作って、息が通っている感覚を知って、自分で確認することになります。

実際にやってみましょう。



1.まず全ての息を吐ききってから、口を大きく空けて、アクビをするときの様にして「ハァー」と大量の息を吸い込んでみてください。

この時、腹式呼吸の要領で息を吸い込むと、腹式呼吸(横隔膜)のトレーニングも兼ねることになります。

※腹式呼吸の実践法は【ボイトレ(理論と実践)編】呼吸について。横隔膜が鍵🔑になるのじゃ🎤🎤の記事をお読みいただけましたら幸いです👇
https://note.com/happyvoice/n/n59b6e88cb53a

すると、口の中や喉の奥など、空気が流れてヒンヤリする部分があると思います。


2.続いて、今度も息を吐き切ってから口を軽く閉じて、鼻から大量の息を吸い込んでみてください。

ここでも腹式呼吸の要領で息を吸い込みます。

さすればここでも腹式呼吸(横隔膜)のトレーニングを兼ねちゃいます(一石二鳥🪨🕊🕊じゃ)

すると、鼻腔(鼻の中)や喉の奥にかけて空気が流れてヒンヤリする部分があると思います。


②これが声の通り道

この『空気が流れてヒンヤリしている全ての空間』が息の通り道であり、声の通り道になります。

ということは、息の通り道=声の通り道なので、、、

◎息が声帯を通って口からでれば声(歌声)
◎息が声帯を通って鼻からでればハミング(鼻歌)

となります。

このように息は声帯で音に変換されて、通り道の空間を流れ、声やハミングとして体の外へ出きているのです。


③声の通り道に障害物があるとどうなるか

声はこもったり、小さくなったり、引っかかったりして出にくくなります。

そして、その状態から更に出そうとすると、いらない力を使って出すことになります。

概ね喉に力を入れて出そうとしちゃいます。

そう、以前にお話した『僧帽筋』に力がはいります。

※『僧帽筋』と力についてのお話は【ボイトレ(理論と実践)編】発声前、歌い始めの首周りどうなってる⁇の記事をお読みいただけましたら幸いです👇
https://note.com/happyvoice/n/n9a4b0aef8be6

④障害物となるものは何か⁇

◎舌
◎喉仏
◎鼻腔周りの筋肉の緊張
◎上顎(軟口蓋、口蓋垂"のどちんこ")

です。

これらが通り道を塞ぐと声がスムーズにでないので、これらの開放をしていきます。


⑤障害物の開放

実際に障害物となる器官を開放するには、やはりスタジオでの対面レッスンで、お一人お一人の状態を見ながらでないと難しいのですが、ここでも、独自で負担なく間違うことの少ない方法をご紹介します。

1.
舌は出来るだけ下がっているように保ちます。

舌が上がってくると、口腔内の空間が小さくなり、声がこもる原因となります。

もちろん、母音や音階が変化することで多少の上下はありますが、概ね下げておきます。

簡単な方法は下の前歯の付け根に舌先をくっけておきながら発声するようにします。

母音が変わると多少舌先が上下しますが、その状態で『イ.エ.ア.オ.ウ』と声をだすことがスムーズになるのを目指しましょう。

注意することは、舌先を下の前歯の付け根にくっ付けておく為に、舌に力を入れないことです。

軽〜く軽〜く『チョンっ』と付けておくだけです。


2.喉仏

喉仏は『僧帽筋』に力が入らなければ、概ね通り道である空間を塞ぐことはしてこないので、手を『僧帽筋』に当てながら『僧帽筋』に力が入っていないのを確認して発声してみてください。

『僧帽筋』に力が入ったときは、よく言う『喉声』となり、続けると声が枯れてしまい、喉が痛くなる発声をしていることになるので、発声することをストップしてください。


3. 鼻腔周りの筋肉の緊張

これは、以前にお話した顔面体操でユルユルに緩めておきます。

4. 上顎(軟口蓋、口蓋垂"のどちんこ")

この器官の説明と体感してもらうことが一番難しいのですが、軟口蓋と口蓋垂(のどちんこ)は舌と逆で引き上げておくことが必要になります。

下がっていると口腔内の空間を塞ぐことになり、声がこもる原因となります。

軟口蓋と口蓋垂も母音や音階が変化することで多少の上下はあります。

この器官が生理的に自然と引き上がる時があり、その時とは『アクビ🥱』をしている時です。

もしくは『アクビ🥱』を我慢している時。

方法としては、言葉の通りアクビをする時のように眉間の眉頭を引き上げて、目を大きく開けて、息をゆっくり鼻又は口をから大きく吸い込むと上がります。

とにかく眉頭を引き上げて、目を開いて『鼻腔』の空間を縦に広げるイメージ(驚いてビックリ😲したような顔)で息を吸い込みます。

又は、タイミングよくアクビが出た時にその感覚を知り、覚えて、再現することを繰り返していくことです。

最終目標は自在にアクビを出せるようになることです。

★まとめ


これが発声の基本スタイル、発声の土台作りとなり、これらの器官をコントロールしながら、更に息の量の調節や声帯の開閉を行い、声を直接コントロールしていきます。

今日ご紹介したトレーニングを行う時の注意点は、力を使わずゆっくり丁寧に行うことです。

1.顔面体操😆をして、2.僧帽筋に手を当てて、3.舌先を下の前歯の付け根にチョンっと当てて、4.眉頭を引き上げて、目を開いて(驚いてビックリしたような顔😲)を作って、腹式呼吸で息を吸い、息を吐くように『ア〜〜〜』と長めに声を出してみてください。

楽しみながら、頑張りすぎず、ゆっくり、丁寧に、力を抜いて気軽にトライしてみてください🌈🌈



言葉で伝えるのってホンマに難しい〜😱😱


今日のお話しはおしまい。

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