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海外渡航にどのぐらい英語力は必要?どうやってレベルアップ?

こんにちは!夏休み旅行でドタバタしておりしばらく書けておりませんでしたが、今週からまた書きマッスル!

いつでも自分のしていることの話をすると、
周囲の人からまず聞かれるのは「どうやって英語を勉強したの?」です。

幼少期から海外の住んだ経験なしの者の立場から、どういうことをするのがおすすめか、目的別にまとめようと思います。


英語力って海外で暮らすのにどれぐらいの重要度がある?

個人的には英語の勉強よりも頑張ったことが沢山あるのでそこまで重視していないのですが、国際的に暮らす土台として必須事項であることはわかります。

英語圏以外の国に行くとしても、英語ができないと会話ができる人の数は圧倒的に減ってしまうので英語力の需要度がどれぐらいであるかと言われると絶対に重要です。

ただ英語ができただけで何にもならないので、必要最低限だと思ってください。

では、まず土俵に立つにはどうするかです。目指しているもの別に説明します。

世界ってこうみるとちっこい

どのレベルが必要?

1. 海外に短期間住んでみたい(1年未満)

一年以下の海外経験を積みたい方は、短期の留学、語学学校などが一般的になると思います。長期の旅行などもこのあたりでしょうか。

必要なレベルは、人間の心で通じ合えるレベル💓です。

つまり会話ができなくとも、辛うじて意思疎通が取れればOKだと思います。

ここはハードル低めに考えて、バンバン海外経験を積みに行く方が賢いと思います。歯痒い思いなど、しんどいところを経験しないと伸びないので、単語カタコトレベルで出ていくのをお勧めします笑

するべきこと:
自己紹介さえできれば、技術を駆使して生き延びれます。
おそらくもっと大事なのは、行き先の文化や常識を少し勉強していくことだと思います!SNSなどで、英語で検索してその国の文化や観光名所などを探すところから始めてもいいと思います。

2. 海外で大学レベルの勉強・交換留学をしたい

授業についていくためにはやはりある程度の英語力は求められます。友達を作るのにも、会話もできなければ作れません。

なので、IELTS 6.0 は最低でも必要だと思います。これはないと厳しいと思います。(IELTSレベル互換表は一番最後につけています)

ただ英語力だけじゃなくて、割とコミュニケーション能力の方が大事だったりします。質問ができなかったり、他人に興味を持てない人の方が英語力がない人よりも断然生存厳しいです。

私は内向的な人ですが、色んな人の会話を学習して、質問や話の切り替え方を学んでいます。

難しい文を読めるようになるより、喋る能力を磨く方がGoodだと思います。

するべきこと:
ある程度文章を構成できるのであれば、meetupなどのアプリを使って日本の国際イベントなどに参加するのが一番手っ取り早いと思います。いろんな人の話を聞いたり、海外でのコミュニケーションの取り方などを学ぶことができます。友達もできたりするので、マイナスなことは一切ないですよねー。
アカデミックの方の勉強は、教科書とかでやっておけば困ることはないかと思います。日本人は案外ライティングとか上手なので、、、

3. 大学・大学院正規入学したいレベル

だいたいここまで来るとIELTS6.5以上はないとそもそも入学できないものが多いです。

これぐらいはあったほうが身のためです。

卒論や研究をする上で、英語はメインの勉強対象ではなく、ツールとして使うだけなので流石に難なく文章が読めたり書けるようにはなっていた方がいいです。

チャットGPTとかも普及しているので、助けは全然ありますが、自分である程度できないと厳しいでしょう。

やるべきこと:
おすすめは、洋書やニュースを英語で速読できるようにたくさん読むことです。大学では、嘘みたいな量の文字を読まされます。読むのが遅いと致命的です。
あとは、全くわからない言語のドラマや映画を英語字幕で見るのもおすすめです。早く字幕が読めないと話が意味不明になるので、早く読む練習になります。私はノルウェーのドラマを英語字幕で見ていました笑
語彙力とかは、専門によって違いますし、その時学べばいいと思います。

4. 海外で働きたい(ワーホリ)

最近の円安の傾向もあり、海外で働くワーホリの人気が高まっています。

英語の語学学校に通いながら働くパターンなどもありますが、
海外に行って英語でのコミュニケーションがうまく取れない状態でできる仕事は限られていますし、おそらく過酷です

日本で、JLPT N3がないとコンビニバイトができないのと同じで、コンビニよりも過酷な工場や農園などの仕事しか難しくなります
日本でも、博士課程の人が日本語ができないためにバーガーキングの調理とかで働いていて、なんかスキル色々あるのに勿体無いなと思いましたが、
多分海外に出て行く日本人でも同じで、どんだけいろんなスキルがあっても、英語力なしではなかなか活かすところに辿り着かないと思います。

ということで、ワーホリはどんな英語レベルでもいけますし、それがいいところでもありますが、
IELTS 5.5ー6 ぐらいはあったほうが無難だと思います。
IELTS5レベルがない場合は、半年ほど語学学校メインで行ったほうがいいと思います。

やるべきこと:
あるあるですが、英語メディアの消費は必須です。映画やドラマなどを、セリフを覚えるぐらいまで何回も見ると良いです。セリフを覚えたら、それを実世界で使えばいいだけです。ギャング映画とか見てたらギャングみたいな英語になるので、資材選びは自分の性格と環境を考えましょう笑
やりたい職業が主人公の職業とかだといいですね!
あとは接客業などでは、リスニングが特に大事になるのでいろんなアクセント、表現の英語を聞き取れるようになることも重要です。んーそう考えるとギャング映画も悪くないかも?笑

5. 海外で働く(正社員)

海外(特に英語圏及び英語でする仕事)で正社員になるためには、多くの基準が存在します。

まず、
・地元の人に勝るスキル、オリジナリティ
・バイアスがかかった上でも、流暢に聞こえる英語

は最低限必要であると思います。

一点目のオリジナリティは今回のフォーカスではないのですが、地元のタレントでは補えないような特別スキルを持っていないとビザなどの点で残ることが難しくなるので、地元民にはない強いアピールポイントがないと難しいです。

2点目のバイアスがかかった上でも流暢な英語というのは、「アジア人は英語が苦手」という偏見はまだまだ強いからです。なので面接とかでちょっと英語がわかりにくかっただけで、コミュニケーション能力が欠如していると判定されやすいです。同じ間違いを英語圏でないヨーロッパ人っぽい人がしても、コミュニケーションに難があるとすぐに結びつくわけではないと思います。
どんだけ頑張っても、人間は偏見を持ってみてしまうので、アジア人だからこそある言語能力への偏見を乗り越えるぐらいの流暢さが必要です。

IELTS 7.5は必要であると思いますし、私自身8.0を所持していても時折英語力が足りない気がして歯痒いことがあります。

また、キャリアを積むのであればネットワーキングなどをできるコミュニケーション能力も必要ですし、英語力だけでない色々なスキルが必要になってきます。

やるべきこと:
完璧に英語ができるようになるのは難しいですが、っぽくして騙すことはできます。
ゆっくりしっかりとした文法で喋れるようになるor発音をネイティブに仕上げるのどちらかをマスターするだけで、なんとなくしっかりコミュニケーションとるやつだと思われやすいです。
なので、どちらかにフォーカスを置いてひたすら場数を踏みましょう。meetupに参加するのもいいと思いますし、自分で独り言を英語で言い続けるのも楽な練習方法だと思います。

まとめ

私の過去にやってきたことに基づいて少しアイデアを出したまでではありますが、少しでも参考になれば幸いです。

以上以外にも、最近ではいろんな理由で海外に行くことがありますよねー
でも英語力よりも何よりも大事なのは、他の文化を理解できる力と人間としてのコミュニケーション能力や優しさだと思います

案外人間言語がなくても分かり合えることが多いので、恐れすぎずに少し踏み出してみるのも大事だと思います。

コロナによる閉鎖もない今日ですから、どんどん海外に飛び出してみてください!

IELTSーその他テスト 互換表

https://nisai-british-onlineschool.com/blog/cefr/cefr-toeic-toefl-ielts/