教育実習生の指導もSlackで
9月になったので、今年も教育実習が始まりました。
昨年は学校メールで指導をやりとりしていたので、実習生の指導案を見るために、夜遅くまで学校に残ったり、休日出勤をしたりしていました。複数名の実習生の指導案のデータが毎日メールで届いていました。学校にいる時はUSBでやりとりをしていましたが、途中から校内にいてもメールでデータを受け取っていました。
去年の実習が終わってからしばらく経ったある時、ふと思い付きました!
Slackで運用したらかなり効率がよくなるんじゃないかと。
Slackは職場で、あと趣味のデジタルアートのコミュニティでDiscordも使っています。
Discordはオンラインゲームのコミュニティなどで利用されているらしいです。
なんとなくDiscordは趣味、Slackはビジネス利用のイメージです。今回はSlackについて。
普段仕事で使っていますが、連絡がチャンネルごとに別れているのが便利です。また、プライベートの連絡はLINE、仕事関係はSlackと使い分けることがきて、ファイルの送信もドラッグアンドドロップで簡単にできるのが良いです。
今どきの大学生はSlackやDiscordを普段から使っているのかと思ったら、全員使ったことはないとのことでした。
ただ、大学生なので、すぐに使い方を覚え、活用してくれています。
今回の教育実習のために立ち上げたチャンネルはこのように分けてみました。
01-連絡
連絡したいことを書きます
02-指導案検討
1度目に書いた指導案やワークシートを提出してもらいます。他の実習生が提出した指導案も見ることができます。
03-教材置き場
過去に私が作った指導案やワークシート、資料や図版などを載せておきます。
参考Webページなどもここに書き込む予定です。
04-授業の相談
実習生同士で自由に相談してもらえればと思い、置いてみたチャンネルですがあまり活用されていません。直接LINEなどで相談しているのかもしれません。
05-指導案完成版
紙媒体で提出しなければいけない訳ではなさそうなので、完成版の提出もSlackにしました。
今まで紙媒体で提出してもらったものを、iPadで撮影してノートアプリに入れていましたが、Slackから直接ダウンロードしてノートアプリにいれられるので、かなり便利になりました。
06-研究授業
研究授業だけ別で相談できるようにチャンネルを作りました。まだまだ序盤なので活用できていません。
Slackでの実習生指導は、まだまだスタートしたばかりですが、誰かが書いた指導案、そしてその指導案に対して書いたコメントを全員が参照できる点がよいと思っています。
同じ内容の助言を複数名に伝える必要がなく、昨年度毎日1時間ぐらいかけていた全員での授業検討会も、Slack上で共有できればしなくてOKです。
たとえ同じような指導案、ワークシートになっていても授業者自体や、指示の仕方が異なれば、全く違う授業になるのではと思います。
実際、去年と比べてどのぐらい時間が短縮され効率よく運用できているのか気になるところです。成果や課題については、また記事にしたいと思います!
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