たびしごと | フランス在住フリーライター

美矢川ゆき【執筆メディアpen online等】 旅のプロ•海外添乗員歴18年。文化、…

たびしごと | フランス在住フリーライター

美矢川ゆき【執筆メディアpen online等】 旅のプロ•海外添乗員歴18年。文化、風習、歴史など土地と繋がる旅が好き。スローライフ、海、植物、未来に繋がる生き方 。現在フランス・バスク地方在住。WEBパリ手帖https://paliloa.com/

マガジン

  • フランス・バスク地方に引っ越すまで

    2021年6月。パリ3度目のロックダウン明け。バスク地方に、夏の1ヶ月間滞在。この地に惚れ込み、パリからの引っ越しを決意。新しい部屋を見つけるまでの、2ヶ月間の珍道日記。全10話。

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介「目指せ、4拠点生活」

はじめまして!ゆきです。 note で「たびしごと」というブログを始めました。 ここでは、「自己紹介」「これからの夢」「どうしてnoteを始めたか」の3点について書きたいと思います。 1. 自己紹介「私の人生は旅」私はこの23年間、1年のほとんどを海外で過ごす生活をしています。 学生時代に油絵を専攻していた為、将来はアーティストになるつもりで人生設計をしていました。 最初の就職はデザインの仕事。 でも、海外輸出用のパンプレットの制作が増えたにもかかわらず英語がまっ

    • 図書館大好きっ子 in France

      今日は図書館で過ごした。 あー集中できて、ものすごーくいい。 みんな真面目に勉強していて、静か。 公共の場だから、人目があるのも良い。 他の人が勉強したり本を読んでいる姿を見ると、刺激にもなるし、気分転換になる。食べ物やタバコのニオイがしない。 最高である。 自分の部屋で勉強するより、リビングで勉強したほうがはかどるのと同じ、あの感じ。 休憩がてら本も読めるので、無理なくフランス語の勉強になっていい。私のお気に入りは、絵本コーナー。 図書館で勉強や仕事をすると、家の

      • モヤモヤしたら、即散歩

        心がモヤモヤ…。 今日はそんな感じで1日中悶々としていた。こんな気分のまま1日を終えるのは嫌だ。自家中毒を起こしそう。精神衛生上良くない。 ちなみに、私のモヤモヤ解消法は、基本この3つ。 ・散歩 ・長風呂 ・爆睡 さっそく夕方の散歩に出ることにした。必要なのは、体内の空気の入れ替えだ。気分転換、気分転換。 海岸線を鬱々と歩いた。それにしても、曇り空のぱっとしない天気。岬の先端まで歩こうと思ったが、今日の夕日は期待できないと判断。もと来た道を引き返すことにした。 カヌー

        • 嬉しい!「Road Movies」のアプリがいつのまにか復活していたあああ!!!

          10年くらい前だったかな。 自動車のHondaが作った「RoadMovies」のアプリが大好きでした。 1〜2秒ずつコマ撮りして24秒の動画を作る、あのアプリです。動画の入れ替えができないので、リアルな感じに仕上がる点が好きでした。 残念ながら突然アップデートがされなくなり、使えなくなってしまった幻のアプリ。好きすぎて、いまだに古いiPhoneにはアプリが入れっぱなしになっています。保存されている動画も、たまに見返したり。 RoadMovies、復活しないかな〜と思って

        • 固定された記事

        自己紹介「目指せ、4拠点生活」

        マガジン

        マガジンをすべて見る すべて見る
        • フランス・バスク地方に引っ越すまで
          たびしごと | フランス在住フリーライター

        記事

        記事をすべて見る すべて見る

          苦手だったメトロノーム

          子供の頃、10年以上ピアノを習っていました。 小さい頃の夢はピアニスト。子供らしい夢です。 今年の8月、1ヶ月パリにいたのですが、その時に住んでいたアパルトマンにはピアノがあって、久しぶりに毎日練習しました。 以前の私は、ピアノを弾いている時は自分の世界に没入して瞑想状態になるのが好きでした。自分なりに曲の世界を漂ったり、ひとり妄想ピアノリサイタルごっこをしたり。 ところが今の私は、いざ弾いてみると、指が突き指しているみたいに動かない。あわわ。 どれだけ曲を練習しても

          蚤の市購入品 in France「麦わら素材のベレー帽」

          今日は青空の日曜日。 海岸線を10キロほどお散歩しました。 歩いている途中で、蚤の市を発見! 出店者の半分くらいは地元民で、不用品を売っています。訪れた時はすでに夕方だったので、お店は片付けを始めていました。 何気なく覗いていたら、ヴィンテージのベレー帽を発見。素材は麦わらです。深くかぶるのではなく、頭に軽く載せるデザイン。まさに好きな感じ! 帽子に付いている飾りはすべてピン留めされているので、自由にアレンジできるタイプです。リボンの色を変えたら雰囲気がガラッと変わって

          蚤の市購入品 in France「麦わら素材のベレー帽」

          何気ない日常の幸せが、大きな喜び〜フランス・バスク地方暮らし

          日の出と共に起きるはずが、うっかり朝寝坊した。あわてて支度をし、バス飛び乗る。この時間なら、まだマルシェに間に合うはず。土曜の午前中にだけお店を開く農家さんがいて、今日はどうしてもその野菜を食べたかった。 ギリギリでマルシェに間に合った。 ところがいつもの広場は、昨日から始まったクリスマスマーケットに戦略されている。野菜のマルシェは、道路脇で一列に並んで営業していた。 場所が入れ替わっているので、お目当ての野菜のお兄さんを見つけられない。ふと、とっても優しい雰囲気のご夫婦

          何気ない日常の幸せが、大きな喜び〜フランス・バスク地方暮らし

          クリスマスのイルミネーション点灯〜フランス・バスク地方暮らし

          今日は、待ちに待ったクリスマスのイルミネーション点灯の日でした! この日は、バスク地方のあちこちの都市で点灯イベントをしています。どの街に行こうか、ものすごーく迷いました。せっかくなら、日にちずらしてくれたら全部に行けるのにな…。 出掛けに見たSNSで、「今日は雨だけど、みんな傘を持って広場に集まってね」と呼びかける投稿を偶然見かけ、サン・ジャン・ド・リュズへ行くことに決定。 点灯式は18:00からです。少し早めに着いたので、海岸沿いをお散歩しました。すると、お天気が悪

          クリスマスのイルミネーション点灯〜フランス・バスク地方暮らし

          note毎日更新2ヶ月達成「12月はもっとクオリティを上げたい」

          12月ですね! noteの毎日更新も、無事に2ヶ月続きました。 3ヶ月の毎日更新が目標なので、あと1ヶ月でひと区切りです。 毎日「はて、何を書こう、あわわ」という気持ちでなんとか続けてきました。大海原にイカダで乗り出して「あわわ」という感じです。 ヨチヨチではありますが「発信はオンタイムにする→寝かせるとやらなくなる」と、よくわかりました。日々、頭に浮かんだものをすぐ言葉にする訓練なのですね。 毎日更新すること自体は、さほど難しいことではなくなってきたので、今月はあと1

          note毎日更新2ヶ月達成「12月はもっとクオリティを上げたい」

          洗剤を使わない、優しい窓拭き法〜フランス・バスク地方暮らし

          今日は、雨が降って湿度が高いので、窓拭き日和。窓を拭くと、窓がピカピカになるだけではなく、二の腕の運動にもなるし、気持ちもスッキリします。 私は生まれた時から肌が弱く、掃除も肌着選びもコスメも何もかも苦労しています(涙)。かぶれやすい私の、お手軽窓拭き法です。 * 用意するものは2つ。 濡れたファイバークロスと、乾いたファイバークロスだけ。ファイバークロスとは、よく見かけるこれです↓ ※このファイバークロスは例として貼っているだけで、この商品を使ったことはありません。

          洗剤を使わない、優しい窓拭き法〜フランス・バスク地方暮らし

          【備忘録】スーパーヒーローになるための衣装

          夢がですね、スパイダーマンになることなんです。 脱線しそうな電車を、人知れず止めたい。 誰が電車を止めたのか、正体を明かすつもりはないのですが、自分のモチベーションをあげる為に、衣装はカッコかわいいセクシーなのがいい。 ミュグレーのコレクションが、スーパーヒーローの衣装にピッタリだなと思っています。以下、気になっているものをピックアップしました。 実際問題、これらの服は外出着には向かないかもしれませんが、家着には良さそう。 ちなみに私は、素敵なヒールが好きなのですが、

          【備忘録】スーパーヒーローになるための衣装

          夕焼けと満月と、髪を切りたい衝動〜フランス海辺の暮らし日記

          サンセットを見に外へ出ると、空一面に鱗雲が広がっていた。ちょうど海は引き潮で、ひと波ごとに砂浜の部分が少しずつ増えていく。 空の鱗と地上の泡がリンクして、世界が水玉模様だ。この星はなんと美しいのだろう。 もしやと思い、後ろを振り返ると月が昇り始めていた。ブルーのグラデーションが美しい。 太陽や月のタイミングと偶然一致すると、自分が自然と同調しているようで「よっしゃ!」と思う。こういうの、嬉しい。 * 今夜は寒いので、クズ野菜を煮込んだ。料理をした時に出た野菜の切れ端

          夕焼けと満月と、髪を切りたい衝動〜フランス海辺の暮らし日記

          朝靄に輝く太陽の光〜フランス・バスク地方暮らし

          パリから戻り、合計21時間寝てしまった。 翌日、日の出前に自然と目が覚めた。 爽やかな朝! ベランダに出ると、外は朝靄で真っ白だった。今日は特別な日の出を見られそうな予感がする。 コーヒーを淹れて、ベランダの椅子に腰掛けた。 朝靄に霞んで、木々の濃淡が強調されている。 美しい。思わずスケッチブックを出して、鉛筆でスケッチを始めた。写真では、微妙な空気感が伝えきれない。だが、スケッチもしかり。この美しさを表現するためには、日々の鍛錬。真摯に向き合うしかない。 目を凝らして

          朝靄に輝く太陽の光〜フランス・バスク地方暮らし

          ストレスの香り

          「うちのネコ、車移動が苦手だから毎回かわいそうなんだよね」と、パリに住む友人から聞いていた。 その友人がバカンスで1ヶ月家を空けるので、飼猫を預けに両親の住む田舎に行くという。バスク地方までの帰り道が一緒なので、私も車に載せてもらった。 移動中、ネコちゃんはストレスでずっと泣き続け、自分でプラスチックのキャリーケースの鍵を開けて脱走し、車内で暴れまわることもあるらしい。 今回の移動中も、パリを出発してすぐにネコちゃんが切なそうに泣き始めた。プラスチックの格子の間から手を

          かわいいパリ土産

          旅行のお土産、何を買うか悩みますよね。 今年の春、日本の家族がパリに遊びに来た時に、妹が購入していたお土産がかわいかったので紹介します♡ 購入品を見るのって、楽しいですよね! 雑貨エッフェル塔のキーホルダー エッフェル塔のキーホルダーは、オススメの定番土産です。理由は、値段も手頃で、しかもパリっぽくてかわいいから。例えば、モンマルトルのサクレクール大聖堂に行く階段前のお土産屋さん街、エッフェル塔の橋の近くのお土産屋さん、セーヌ川沿いのブキニストなど、どこにでもあります。大

          パリの夕焼け秋散歩

          バスク地方から、晩秋のパリに来ています。 週間天気予報によると、今週のパリはパッとしないお天気。でも雨ではないので良かった♬ 用事が済んだ後、夕方のパリ散歩を楽しむことに。バスティーユ広場からお散歩スタートです。 私にとってパリ散歩といえば、マレ地区なのです。 20代の頃は、この地区に定宿がありました。フランスに住み始めてからは、ここに隣接する11区に住んでいたこともあります。 まずは、マレ地区のボージュ広場へ。パリに仕事で来てあまり時間がない時でも、この公園にだけは