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美術館はないけれど…大自然に触れてセンスを磨く in 仏バスク地方暮らし

フランスのバスク地方は、スペインのバスク地方に比べるとずいぶんと田舎で、大きな美術館はありません。

美術館は無いのですが、日常の中に大自然が広がっています。こうした自然に触れながら、センスを磨くことができます。

例えば同じ海でも、色が毎日違う。なかなか写真では表せない微妙な色合いなので、なんとか言葉で残すようにしています。俳句にしたり、詩にしたり。あと、絵にしたり。もちろん写真も大量に撮ります。

今日の海も、全体は淡いブルー。でも波打ち際は、ところどころ黒っぽい。白く打ち上がった波に夕日が当たって、肌色っぽいスモーキーピンクになっていました。

自然の中にはボーダー模様や、幾何学模様、水玉、植物模様などなど、いろんなものが眠っていて、アイディアの宝庫!

私は、自然を見るとなぜかお洋服を思い出すのです。こういう組み合わせかわいいな、とか思ったり。

たとえば、上(↑)の海。私には、波打ち際がだんだんとレースに見えてきました。

波のスカートからレースのペチコートがひらひら見えている感じ。それとも、全体がレースのスカートでもいい。淡いパープルと淡いピンクのトップス。アクセサリーは、パールかな。足元はサンドベージュの砂の靴。全体の印象はグレーっぽく。で、腰にリボンを巻いたらかわいい。…という具合。ああ幸せ。

この時間が、とてもとても幸せです。自分らしくいられる大切な時間。このために、この地に引っ越してきました。だから、この地には何もないと言えばないけれど、本当に豊かな毎日なのです。

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