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ついにフランスでもニュースに… 日本のクリスマスケーキ事件
日本でクリスマスケーキが潰れて宅配されたというニュースが、フランスでも報道されました。
フランスでの記事のタイトルは【クリスマスケーキの倒壊が、国家的スキャンダルに発展】です。
このタイトル、「日本はケーキごときに大騒ぎして…」と、バカにされているのかしら。それとも、「ケーキが潰れたことが大きな事件になるなんて、日本って平和でいいね〜!日本大好き!」という称賛かしら。(そんなわけない)
いずれにしても、このニュースが世界で報道されてしまい、なんとも言えない微妙な気持ちです。
日本では、クリスマスケーキが潰れて届いた「ケーキ倒壊事件」がSNSを席巻。地元メディアの一面を飾った。
どう考えても、ケーキの崩壊がニュースの一面を飾ったことが、フランス人にとって驚きなのが伝わってきます。いやそれとも、「さすが日本!製品管理がちゃんとしてる!ブラボー」とか思っているんでしょうか。(そんなわけない)
問題のクリスマスケーキは1個35ユーロ。食べてもまったく問題がないにもかかわらず、潰れていることが問題になっている。
配達されたケーキが変形していたことに憤慨した日本の消費者たちは、その多くがSNS上で写真付きで怒りをぶちまけた。事件は炎上。それを受けて日本の百貨店「高島屋」の責任者は、テレビで記者会見を開いた。厳粛な謝罪の意を表明し、同グループは返金補償も申し出ている。
憤慨する消費者。守勢に回る販売業者。そして現在も調査は進行中だ。「なぜケーキは崩れたのか…」
日本の消費者は、購入する商品の品質や外観に関しての要求が特に高く、高島屋のような高級百貨店で買い物をする際には、完璧な形を期待する。X上では、一部の消費者が己の悲しみをつぶやいたり、高島屋グループへの信頼に疑問を投げかけている。
ケーキが潰れて届いた方もかわいそうですが、高島屋さんもお気の毒…。あまりに厳しすぎて、もう許してあげてという気持ちになります。きっと購入者の方たちも、もう報道はやめてと思っていますよね。もっと報道すべき大切なニュースがたくさんあるのに…。
でも同時に。
この記事を読んで、このフランスという国に、日本の爪の垢を“少しだけ”飲んで欲しい気もします。厳しくなりすぎるのも嫌なので、本当にほんのちょっとだけでOK。
もしフランスで、すべてのミスに対して記者会見を行ったら、テレビは会見だらけになっちゃいそうです。1日が24時間じゃ足りないかも。そうだ。私がこないだ買った卵が割れていたことも会見してもらわなくちゃ、ってなりそうです。(フランスではよくあるので、中身をよ〜くチェックして購入します)
理想を言うなら、日本とフランスを足して半分くらいがちょうどいいかな。真面目で誠実な日本の美徳と、寛容で適当で自分勝手なフランスマインド、両者の良いところを兼ね備えられたらなと思います。人生は修行ですね…。
それにしても、こんなに誠実で几帳面で真面目な国は、世界でも日本しかない。もっともっとゆったりと優しくて、安全で豊かな、住み良い国にしたいです。そうなったら、日本は最強の国になると思う!
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