【 エッセイ 】 春に
待ちに待った休日、さあ今日はどこに行こうか。
今日は土曜日か。連休だしどこも混んでるだろうな。少し日常から離れて遠出したい気分。
そうだ、以前にnoterの「ハスつかさん」が紹介していたスタバのリージョナルランドマークストアに行ってみようか ! 記事を読んだ時から行ってみたかったんだよなあ。
早速スタバのHPで全国のリージョナルランドマークストアを探してみる。ていうかこんなにあるんだ ! どこも行ってみたい !
ここは絶景だな、広島県宮島···。ほう、こんなところにもあるんだ。よしここに決めた。
でも少し遠いし車で行っても混んでるか。
忘れていた、こんな時は「sio」さんが見つけてくれた魔女の箒を借りにいこう。
コメント欄に「『箒』を貸してもらいたいのですが···」というと、「乗れるならいいですよ ! (笑)」と二つ返事でOKしてくれた。何て優しい人なんだ、やっぱりnoteは温かい人が多い。
10分でスタバに着いた。
すごい迫力だ。しゃもじのアートまであるじゃないか ! さすがリージョナルストアだ。今日は景色がいいので海に浮かぶ厳島神社まで見える。
あ~もう最高の休日だ。
ひとしきり景色を堪能し、店内でくつろぐ。
こんな時でもnoteを開いてしまうのは、よほどnoteが日常の中に溶け込んでいるのだろう。
コンテストお題から面白そうな記事を探してみる。以前から気になっていたが、この「みらいの校則」っていうお題、このテーマで記事書くの難しすぎないか ?
興味本位でどんな記事があるのか見てみると、「校則を変えていくプロジェクト始動」。何て興味を引き付けるタイトルなんだ。何だこれは。
全国の学校で旧態依然とした不合理な校則をより時代に即したものに変えていこうと教員、生徒が一体となって取り組むプロジェクトが広がりを見せているという。
驚きとともに時代も変わってきたものだと、非常に興味深い記事を一気に読み通させてもらった。また続編の次回記事が今から楽しみだ。
ふと時計を見ると昼の3時。
スタバは充分に堪能できた。今度はまた別のリージョナルストアにも行ってみたいな。
さあ、今から買い物でもして帰ろう。
この辺りで一番大きな都会は大阪かな。よし、大阪に行こう。箒があればどこだってひとっ飛びなのだ。
お目当てのお店はインテリアショップ。
「KURASSHIさん」が紹介してくれた、「おしゃれに見せる部屋づくり」。記事の中で紹介されていた「フォーカルポイント」として使える本棚が欲しい。
意外といいものがたくさんあって迷ったが、部屋の大きさに一番合ったものを買って店を出た。
最後は普段行かないようなこちらの店、「ロクシタン」。女性の友人の結婚祝いを買うのに良さそうなので来てみたかった。
「雲州はとむさん」の記事をきっかけに知ったのだが、実際に行ってみると男性一人ではなかなか入りづらいほど女性客が多い。
いかにも贈り物を買いにきましたという顔で店内に入り、色々と見ているとこれまたおしゃれな店員さんが声をかけてきてくれた。
助かった。
緊張のあまり、「それいいですね~」という言葉しかほとんど発することなく、勧められるままに商品を買った。しかしそこはさすが接客のプロフェッショナル、いいものを選んでくれた。
と、ここまで来たところで重大なことを思い出した ! そうだ、大学の卒論をまだ書き終えていなかった ! 提出期限まであと10日、このままでは卒業できないことになる、大変だ。
大慌てで「sio」さんに箒を返しにいき、家に帰り、PCに向かった。期限まであと10日。学生生活の集大成なので悔いの残る卒業論文は書きたくない。
以前出会った素敵なnoterさん「ひなちゃん#世界中をわくわくさせるご機嫌リーダー」さんのような高い志を持って仕上げたい。
ひなちゃんさんには夢がある。そしてその夢に向かって「今」できることを前向きに実践し続けている尊敬できる人だ。自分もそんな人間になりたいけれど、そうなれない自分がもどかしい。
今できることはこの卒業論文を仕上げ大学を卒業し、社会人としての一歩を踏み出すこと。その先にどんな人生が待っているのかは分からない。
でも無駄なことなんてきっとない。
どんなことにも挑戦し、社会の役に立つ大人になってみせるんだ。そう決めている。
今日の作業はこの辺りにしよう。
もう時計が夜の23時30分を指している。
はぁ···何て目まぐるしい1日だったのだろうか。
でも充実した1日だった。
さて、今日という日に何というタイトルをつけて1日を終えようか。よし、これでいこう !
「壮大な 妄想に胸 踊らせる日
春の気配に 心も浮き立つ」
本日はこの辺りで !
※ 今日のお話は全て妄想上のフィクションです。
(引用させていただいた記事はもちろん実際にnoteに投稿されているものです。ありがとうございました。興味深い記事ばかりですので、是非一度読んでいただければ私もうれしく思います)。
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