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青空の先へ。

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未来に対する思いや希望。進んでいく気持ち等を中心に詠った作品郡。(2024 2月~5月中旬まで ) 利用画像:ぱくたそ[ https://www.pakutaso.com
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2024年5月の記事一覧

[詩]「爛々と」

[詩]「爛々と」

今日は

何をしようか

爛々と

駅前に降りる

心に抱く

夢が輝く

夢を仕事に

稼ぐためじゃない

ありきたりじゃない

道のりだ

陽の目を浴びない

日陰にて

実るのは

ほんの一握り

どれだけ立派に

芽吹いても

誰にも知られず

花を散らす

けれど

そこには

自由がある

どこまでも輝く

青空の下で

追い続けるだけ

絶望すらも

昇華されていく

さぁ

明日は

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[詩]「曇天の未来へ」

[詩]「曇天の未来へ」

変わる未来と

モヤモヤ

幕が開ければ

語り部はいつも

全てを知っている

フリをする

不定形な

役者達

セットされた

舞台の裏で

溜め込んだ感情が

破裂した

決められた

言葉を裏切って

台本通りの日々に

さようなら

先は見えない

ノープランで

生きている

何が起こるかも

知らないで

未だ雲行きは

怪しくて

でも

確かなのは

未来には

倒れた私がいる

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[詩]「一枚のかみ」

[詩]「一枚のかみ」

1.かみさま

はんてんする

らくえんの

くらいくらい

ちかしつで

めがみさまに

たすけてもらった

あなたは

わたしのすべてになった

あなたといるだけで

みたされるこころ

どんなしごとでも

たえられるくらい

ほかには

なにもいらなくて

ただただ

いっしょにいたかった

それだけなんだ

2.回顧録というべきもの

あれから

時は経って

私は彼女と

離別した

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[詩]「果てに」

[詩]「果てに」

欠けているものがあった

心に穴が空いていた

何が足りないのか

その答えを求めるように

積み重なっていく

ルーズリーフ

目が悪くなるほど

手が黒ずむほど

知識が増える

その裏で

何が出来るかを

考えていた

詠われていく

慰みの詩

突き詰めていく

一人旅

やがて

心は満たされていった

その傍らで

ふと気になった

当然のように

一人じゃない貴方

集団の中で輝く

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