ターニア

初めまして。 くさくさした世の中ですが、記憶スケッチ 猫 きのこ あほ話・・・ 元ブロ…

ターニア

初めまして。 くさくさした世の中ですが、記憶スケッチ 猫 きのこ あほ話・・・ 元ブログから少しずつ記事を加筆、転載し、生きた証にできればと思っております。よろしくお願いいたします♪。

マガジン

  • 息子と娘と息子の嫁さんと娘のムコ殿

    私は一人っ子なので、きょうだいのいる子供たちはその連れ合いの様子がとても微笑ましく頼もしいのであります。

  • 猫たち・いきものたちのこと

    皆この星で生きている

  • 思い出

    過ぎ去った愛しい日々。みんな元気かな。 もう二度と会えない人も増えていく。

  • あほ話

    ずーーーーっと真面目に生きて来ました。なのに・・・

  • Youtube 歌ってみました

    歌は昔から好きでしたが、癌で入院、喉元を大手術してからはリハビリになりました。

最近の記事

  • 固定された記事

詫びながら働いた

元ブログからの記事・加筆して掲載します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 仕事を辞めたのは伯母の大怪我がきっかけだった。 低空飛行ながらも、なんとか生きてこられたのは現在の夫や子供たちの存在があるからである。 働いていた日々。 体調が悪く、朝方救急外来に行き無理やり落ち着かせ仕事に行った。 癌の手術後、10日の入院を経て退院し、その4日後に出勤したり。 わたしは日給月給なので、休めばその分手取りが減る。 米に換算してしまうのが、悲しくもおかしくもある日

    • 娘の結婚まで 壊れた夫婦

      「キタ・・・ヤダ・・・」 私はじっと椅子に座ったままだ。オットも半分腰を浮かして固まっている。戸が開く音がして、娘の声がした。 「どもー」 想像と違う、あまりに普段通りの声。途端にコケつつ玄関に走り出た。 娘がいつもと変わらない調子で ぬっ・・・と立っている。顔もいつも通りである。 私のギアがヘンなところに入った。 娘が向かって右を見た。その視線の先に彼がいるのだ。 私と夫が外に出ると、スッとした背の高い男性が折り目正しく立っていた。 そして 「初めまして。〇〇

      • 娘の結婚まで キタ――(゚∀゚)――!!

        (写真は息子夫婦が旅先からよこしたもの。品が良く美しい女性がどなたかは、ファンならすぐわかりますね。) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Yちゃんが旅先からメールをくれる。息子夫婦は、岡山だの鳥取だのあっち方面へ行ったのだ。 随分とまあ遠いところ、しかも車でだ。 「若いっていいねぇ・・・」 若かりし頃を思い出しながら、もうなんだかいろいろと面倒くさくなっている自分に愕然とする。 当時家には猫4、犬1がいた。息子夫婦から預かった犬猫の分、世話が増えている。 普段、

        • 猫ズ紹介

          娘の結婚話に、時々犬猫のことが混じるのと、以前、猫との出会いなど記事にしてそのままになっているので、主たる登場イキモノをここに書いておきます。 先住猫  しめじ (♀・5歳でお別れ)  夫が某所を走行中 「ボロ雑巾が落ちていた」 と思ったが、気になってUターンして保護した子猫。6月の雨の日に飛び出し、1週間後、役所の生活環境課に届けられていた。私たち夫婦が一番ミジメで苦しい時期に、ぬくもりをくれた可愛い可愛い子でした。    現在飼っている猫 ささみ(♀・もうすぐ10

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        詫びながら働いた

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        • きのこ・山野草・釣り・スローライフ・スローフードのこと
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        記事

          娘の結婚まで なんだとコルァぁぁぁ・・・

          写真は我が家の愛猫、チビスケ(きりり) 2日後。 息子夫婦が、 「明日から旅に出る」 というので犬猫を預けに来た。 コーヒーを淹れながら、息子にやっぱり聞いてしまう。 「あのさ」 「だから普通」 「もう少し何かないの」 「普通にさわやか」 へぇ。 息子からの情報はそれだけだった。これで営業マンなのだろうか。 私の不満顔というか、不安顔というか、それを見ていたYちゃんが 「おかあさんはいつも通りでいいんですよ」 なんてなんて優しい。この普段からガサツで勢い余る姑に

          娘の結婚まで なんだとコルァぁぁぁ・・・

          娘の結婚まで 大乱れする母 

          写真は庭の「ヒトリシズカ」 沢山咲いて「賑やか( ´艸`)」 結局眠りは浅く、夫とともにドロドロの朝を迎えた。 私たちはもともと、前もって計画を立ててどうのこうののタイプではない。綿密ち密に行動はするが、行き当たりばったりも多い。 計画倒れとか、計画に縛られ過ぎて身動きが取れないのが窮屈で嫌なのである。 しかし、今回は相手があることだ。 娘も息子もいつも急なくせに、酷い話である。なんで今回に限って一週間も前に連絡を寄こすのか。気になって仕方がないではないか。 私は突然

          娘の結婚まで 大乱れする母 

          娘の結婚まで (混乱・興奮・困惑のはじまり)

          元ブログの記事に加筆したものです。話は5年前、丁度今時期です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 茸の名前はいろいろだが、 「ムカシオオミダレタケ」 というのがある。 なぜ、こんな名前が付いたのだろうか。       傘裏の襞が確かに乱れ加減に入り組んではいるが、この手の襞はほかにもある。昔一体何が? 図鑑を見るたびに気になる。 で、このキノコの話ではない。 私は 「現在大乱れ中」 の状態がしばらく続くことになってしまった。 私から話を聞

          娘の結婚まで (混乱・興奮・困惑のはじまり)

          白い部屋

          物件の続きです。 娘は夜な夜な散々騒いで迷った挙句、 「大学から1.5キロ、新築2階角部屋、7.5畳の1Kアパート」 に決めた。 「新築物件・・・」 フン!!! とはいえ、東京といっても都心ではないので家賃も想像より安く、そこはホッとした。 騒ぎの間も決まってからも、手続きのための上京など、付き合わされたのは当然私で、娘の父親とはもう別れた後だったが子供の件に関しては連絡を取り合っており、事務連絡はした。 海外赴任中の彼にすることは何もなく、報告を聞いて 「よろしくお願い

          白い部屋

          盲腸

          赤ちゃんはどうしたら生まれるのか。 自分はどこから来たのか。 子供が抱く最初の疑問かもしれない。 私も親になり、幼い息子にも娘にも聞かれた。 こう答えた。 「男のひとが持っている赤ちゃんの命は白 女のひとのは赤。 ふたつあわせるとピンクになるでしょう。だから赤ちゃんはピンクなの」 質問に対して酷いはぐらかしで、まっすぐな答えではないのだが、子供たちはなぜか納得したようだった(笑)。 ニューストピックにこういう見出しがあった。 今でも信じている子供の頃に教えられた大嘘

          物件

          息子の大学が決まったのは3月で、未だに信じられないが隣県の国立に合格した。東京の私立には受かっていたが、お金がかかるな・・・と内心びくびくしていたのでまさかの合格に本人も親も一瞬ポカーンとなり、その後の手続きは怒涛の勢いでやらねばならず、4月から独り暮らしするアパートも合格して気が抜けた息子ではなく、私がバタバタと決めた。 隣県といっても私も普段は仕事もあり多忙で、何度も行ったり来たりはできない。その点息子は口うるさい要求もなく、時間が押していた割にはスムーズだった。 娘の

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          ラッパと娘

          いつもは再生回数も伸びず、コソコソしているのですが、朝ドラ「ブギウギ」が旬なのでオススメに載ったらしくひと晩で1000回超え再生で魂消ました。 笠置シヅ子さんは、私が物心ついたころは気のいい大阪のおばあちゃんという印象で、ほどなく逝去された記憶しかありませんでした。 ドラマと史実と重ね合わせて、大変な時代に大変な苦労をされてきたのですね。戦前の楽曲ですが、歌っていてとても気持ちの良い曲でした。

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          猫優先

          「音とも」さんという存在が世の中にはあります。私はこの通り「心にもないこと」「おべんちゃら」など言えない女なので、動画チャンネルは持っていても、よそ様とはあまり交流がありません。 「音とも」さん同志で「オフ会」などもあるようですが、田舎の山奥から交通費をかけて出かけられず、全くもって広がりがありません。 ある時、コラボのお誘いをいただきました。棚卸の季節2さんという方は、ギタリストであり、クリエイターであり、楽譜も読めない私とは違い凄い方なんですが私は何より彼の「歌唱力」にシビレており、声をかけていただいたときは本当に嬉しかったです。どちらも猫が好きなので「猫優先」というコラボ名にしました。 一年ほど前、私が体調を崩し入院・手術となったときも、予定していた曲を仕上げてくださいました。どれだけ励みになったか、今もただただありがたいです。 カバーユニットなので、それぞれやりたい曲を提案しながら決めていきます。 知人のひとりはどうやってコラボしているのかと謎だったようですが、家で音を録って音源データのやりとりだけで、お互い素性は謎のままという便利な時代です。 今回カバーしたものを載せますが、よかったら再生リストからもお聞きいただけると嬉しいです。 https://www.youtube.com/watch?v=eYjBVcgD5IA&list=PLtgxmXNmCiB3DBrewAlj9z_dKl9kVdyKL

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          ホチキス異聞・・・おかしいのは誰だ

          危急の際のホチキスについて、念のため言います。 「ならぬ」 忘れもしない、勤務中のこと。制服のスカートの裾が全部ほつれていた。 あれって、ミシンでがーっと処理しているから、ほつれだすとピリピリピリピリ~と、実にあっけなく糸が取れてしまう。その時もそういう状況で、気づかなければまだしも、仕事が始まるタイミングで気づいてしまったので非常に焦った。 私は当時窓口で、一番前である。後ろには上司がいて、一番奥は支店長だのエライさんたちである。後姿をいつも見られる位置である。目ざと

          ホチキス異聞・・・おかしいのは誰だ

          ホチキス

          息子からの電話は、いつも突然で 「どこかに行こう」 というお誘いなんかでは決してなく 「今から行く」 だけである。 用件を言わないのは昔からで、この母も 「来たらわかる」 と鷹揚というかなんというか。 昨日も着信がありいきなり 「ファスナーある?」 賢母(ウソ)の私はたちどころに 「ズボンのファスナーに不具合が起きて、苦慮している」 その姿も想像して笑った。 営業マンがお客さんと対峙するのに、チャックが開いていると何かと問題が多い。が、私はこういう時ヤケクソになり、

          お医者さんごっこ

          娘が5歳のとき、ある病気で半年の間に2度も手術を受けた。 療養中の慰めにと猫のぬいぐるみをお見舞いにいただくと、たいそう喜んで肌身離さずにいた。 当時はポケモンが大流行した頃で、退院して間もない誕生日にはピカチュウのぬいぐるみを欲しがったので、小さめのを買ってやった。 病み上がりの娘がある日昼寝をしていた時、わたしは面白いものを見つけて笑った。 ピカチュウが小さな布団に寝かされている。 布団は以前、おままごと用に作ってやったのだが、ピカチュウの額には折ったティッシュが載

          お医者さんごっこ

          伯母の手仕事

          2011.3.11から半年ほど経ったころ書いた記事です。 伯母は健在でしたが、この頃から「本当に年を取ってしまったな」と感じるようになりました。フォロワー様の記事を拝見し、手仕事のありがたさを再確認しましたので、載せたいと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 3.11大震災は、予期せぬ出来事を多くのひとにもたらし、直接の被災者でなくとも衝撃となって世界を駆け巡った。 超高齢の伯父はあの揺れがなければ今も元気でいただろうか。ふとそんなことを思う。が、元気で、自分の

          伯母の手仕事