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幸せになるか、ならないかを選ぶのは、いつも自分


久しぶりに会った友人と恋愛の話をしたとき

彼女はこう言った


【 寂しいから1人じゃ生きていけない 】


と…


私は、その言葉がどうしても引っ掛った


きっと、その思いが根底にある限り

物事を取捨選択して前に進む力や
今よりもっと幸せになれるチャンスは
一生掴めない


そんなふうに思った


もしかしたら、

幸せになる為に取捨選択をした方が良い
という瞬間やサインにも気づけないまま
時間が流れてしまうかもしれないとさえ思った


どんな人でも、誰でも、

みんな1人では生きていけない

1人で生きていくのは寂しいし
全てを1人で乗り越えられるほどの強さもない


寂しい気持ちや弱さを持つのは
人間として当たり前の感情であり
みんなも同じ


それでも、その寂しさや孤独を
時には優しく愛おしく抱きしめながら
自分で埋める努力をしている

自分の気持ちと向き合い
自分にとっての幸せを模索しながら
前に進んでいく

そうやって少しずつ、強さを身につけていくのだ


私だって、最初から強かったわけではない


暗い闇のトンネルを長いこと歩いてきた過去がある

暗くて深い海の中で溺れていく自分を感じていた過去がちゃんとある


私にも寂しいという感情がないわけではない


でも、【寂しい】という感情を抱えたまま
同じ場所で地団駄を踏んでいても
今も、これから先も何も変わらないことに気づいたから

踏み出す決意、飛ぶ決意、上に上がる決意をしたのだ

自分を自分で幸せにするという決意をして

先の見えない不安や
成功するか失敗するかわからない怖さから
目を背けず、それでも行動して

時間を積み重ねてきた



その成果が、今の私をつくっている
そして、今もなお、絶賛成長中だ


寂しさを埋め合う関係ってとっても楽

お互いの必要とされたいという気持ちが
お互いの溝を埋め合う

でも、残念だけど、その溝に愛は溜まらない

水道水から出た水が、ただ流れ落ちる底なしのコップのように


水やりをしてもすぐに土が乾いてしまう花の咲かない植物のように

寂しさを埋め合う関係は
一瞬しか幸せを感じられない

寂しさを埋め合う関係から解き放されたとき
また、寂しさを埋め合う関係を望むだろう


でも、私が思うに、それは健全な関係ではない


本当の愛は、自分が持つ力で相手を幸せにしたいと思うし
その為の行動も出来る

たとえ、自分に損があったとしても
損だと考える暇もないほどに受け入れ
与えること、手放すことが出来るだろう


それはまるで、

大きくて太い樹木から
栄養という愛情を受け渡され
枝分かれする木々のように

自分の役目を終え、地面に落ちていく葉っぱのように


自分の現在地の異変に気づくタイミングは、人それぞれ


幸せの定義を決めるのも人の自由


でも、きっと私が大切にする人は

自分の力で自分の幸せを築いていく力があるということを

私は、強く、強く信じている


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