【論語】不安に惑わされない

子は怪・力・乱・神を語らず

怪
・これは祟りで起きているんだ
・これは陰謀なんだ闇の政府が動かしているんだ

力
・神通力を見せてやる。これが私の能力だ
・権力やメディアが情報操作しているんだ

乱
・この世は争いで乱れるぞ
・経済は崩壊する戦争が起こる国が崩壊する

神
・神の怒りだ。生贄を捧げなければ人柱を立てなければ

など。オカルトめいたことだったり、現代の陰謀論や情報操作、経済・社会の混乱、将来や社会への不安を煽る言説に置き換えることができます。これを避けるという意味で「無用な不安を煽る人たちに惑わされない」という解釈ができますが、不安な事を言ってくる人の話を聞かないようにするだけではなく、その発言を聞いても実際の社会や現実がどうなっているのかを自分で確かめて、本当にこれでいいのか疑うことが重要になるので、冷静な判断と批判的思考を持ち続けることが大切だという解釈にもなります