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それは突然。封書で・・

プロローグ


6月に入ったばかりのある日、封書(書留)で大阪は住吉警察署から封書が届き、なんぞや?穏やかでないな!と言うことで中身を確認すると、刑事課強行犯・○●。という刑事さんの名前で「○● ▼」さんの事で聞きたいことがあるから、連絡が欲しいという旨の内容でした。書かれていた名前は自分の生まれてから一度も暮らしたことの無い、会ったこと等一度しかない人、父親の名前がそこに書かれていました。
物心ついた頃には既に自分には父親は無く、名前くらいしか聞かされてませんでした。小学生になって、クラスの名簿に母親の名前しか書いてなくて、父親はいつも空欄だったので、疑問に持ち母親に聞いたから名前くらいは教えてくれたんだと思います。その手紙には間違いなく母から聞いた名前が書いてありました。
警察に連絡をすると、父親が孤独死で亡くなっていたと言うことでした。

迷惑な話か?と聞かれたら、最初のうちはそうでもなかった



刑事さんの話を良く聞くと、身寄りも無く80歳手前の歳で訪問介護を受けていてケアラーさんが自宅のマンションに訪ねた時に亡くなっていた。と言う事でした。頭の中をよぎったものは・・・・どういう生活をしてたんだろう?・母親と離婚した後は、家族はいたんだろうか?子供は?・色々・・・お金の事など。・母親からはヤクザな父親だから・・・と聞かされていた刑事さん曰く、糖尿で、目が悪く(ヤベ!自分と一緒だ)生活保護で長年生活をしていた。と言っていた。で、亡くなったのはGWの当たりで亡くなりました。「ん?」一ヶ月以上経過してるな。と。刑事さんは「思われてるとおり、こちらで安置してあります。ただ、数も多いもんですから・・・」と苦笑いされてるようでしたのでしたが即答が全く出来ずに、考えさせてくれと伝え、思っていた疑問をぶつけてみると、そっちの方、裏社会の関係も聞いてみたが、刑事さんはどうでは無かったようです。とハッキリと答えてくれました。とりあえずホッとしましたが、さあ、これからどんな事(やらなきゃいけない事、やらないといけない事)が待ってるんだろうとそうぞうしました。
・遺産相続・放棄の問題(これが一番大きい)
・在宅介護の費用
・すんでいた賃貸マンションの延滞家賃
・遺品整理
・その他の家族への連絡
・等々。。。挙げるとキリが無い
とりあえず、アドバイスを受けるのに住所があった所の自治体への確認と介護されてた方を探なきゃ。です。

・・・以後続く。

まとめ


人の死というのは本当に悲しいです。そして肉親。一度もちゃんと果たした事がない、暮らした記憶もない人ではありますが、自分がこの世に存在してるのは父と母がいたからです。母がこの世を去って30年経ちます。もう気にもしてませんでしたが、まさかこのような形で自分の目の前に戻ってくるとは思いもしませんでした。役場の人(この場合、大阪市住吉区で亡くなってるので住吉区役所)に聞きましたが、色々と教えて下さいました。
・亡くなったのが大阪市なので遺産相続・放棄の関係は東京の家裁では無くすんでた所の最も近い家裁に指示を
・デイサービスの事があるので大阪市のデイサービス担当に連絡する→そこで担当さんが判明するはず→事と次第では福祉事務所で確認
・生活保護受けてるので、福祉事務所で確認
・死亡届の提出(警察もからんでくる・警察から届出可能)
・本人の戸籍(出生・結婚・除籍・住民票等が必要
・無縁仏にするか引き取って供養するか
・遺品整理について
・デイサービスもお金がかかってるのでその費用・精算
・本人の実際の遺産(不動産・動産など全て)
まだまだ必要な事もあるだろうけど、役場関係でアドバイスされたのがこんな感じでした。今後これらの事も書き綴って行きたいと思います。。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
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