【記事まとめ】「目標達成」ができない5つの原因と解決法
「学校でも家庭でも第3の居場所を作りたい!」という「目標」を設定し、なんとか形にすることができました!
「ピースカフェ」を立ち上げた今、当時の自分を振り返ってみても、「居場所づくりができそうだ!」という確証は本当に何もありませんでした。
しかし、しぶとく「目標」に食らいついていくことで、今の結果につながったことは間違いありません。
もともと、教師として子どもたちに「夢」や「目標」の叶え方を教えたいという願いをもち、ありとあらゆる情報収集だけはしていたのです。
そこで、これまで集めてきた情報の中から、
「なぜ、目標達成ができないのか?」
ということについて、「学校」と「自分」という視点で「5つの原因」を洗い出し、さらに問題の解決策をまとめました。
自分の経験と科学的根拠をもとに書いていますので、「学校」という視点が強めに出ていますが、学生さんでなくとも使える内容になっております。
「まとめ」部分だけを読むのもよしですし、記事の最期に添付されている過去記事を単発読むのもよしです!!
ぜひ、「目標」を目標のままにしておくのではなく、「達成」につなげられる未来を獲得してくださいね。
【目標達成の難しさ】~学校のシステム編~
現在の学校では、必ずと言って良いほど「目標」を設定する儀式が行われています。
仰仰しく行われる反面、その目標が「達成したかどうか。」については、あまり重視されることはないのが現状。
ただ、仕方のないところもあるのです。
基本的に「目標達成」って、長期目線で考える必要があるのです。
当然のことながら、目標が大きくなればなるほど長期的になる。
さらに、「達成したかどうか」を具体的に評価できないような目標を立ててしまっている場合もあるでしょう。
そもそも、抽象的すぎて評価できないような目標を立てたところで達成するための手立てどころではないのです。
そんな形だけの儀式を繰り返しているからこそ、子どもたちにとって「目標」というものの価値が伝わっていないのではないかと思うのです。
では、そんな学校現場の「目標設定のしにくさ」について具体的に書いていきますね。
▶【目標設定の難しさ❶】~「目標達成」までが長期的すぎる~
「目標」というのは、自分が「叶えたい!」と強く願うものを指します。
しかし、目標を立てたからと言って、そこから達成するためにみんなが一様にこつこつと取り組めるかと言えば、そうではありませんよね。
そのような「さぼり癖」は、未来であればあるほど増してしまいます。
簡単に言うと、「半年後」や「一年後」の理想の姿をイメージして「目標」を設定したところで、モチベーションは続かないのです。
その理由として、
「人間は、短期的な報酬を好んで選択する。」
という特性があるからです。
「将来の成功につながるのは『自制心』だ!」という結論を導き出した「マシュマロテスト」は、有名ですよね。
ただ、この超絶有名なテストは、2018年の再現実験で覆ってしまいました。
どうやら、「生まれ育った家庭環境の影響の方が重要」ということです。
#スピリチュアルズ
しかし、マシュマロテストが覆ったとしても「自制心」が人生を成功に導く重要な能力の1つであることには変わりないので、実験の概要はそのまま紹介させてくださいませ。
と言い残して研究者が部屋から退室するという実験です。
その結果、
ということが分かるというもの。
これは、子どもを対象にした実験でしたが、どうやらぼくたちの基本的な性格というのは、大人になっても大きく変わらない模様。
もちろん、脳には可塑性がありますので、より良い「環境」に影響を受けつつ、意識的な行動により「我慢強さ」を鍛えることはできることも分かっています。
だからこそ、学校では、「1年後の自分」とか「後期になったとき自分」というように長期的な理想の自分をイメージして目標を設定しない方がいい。
あくまでも、具体的にイメージできるような「ちょっと頑張れば達成できる!」くらいの距離間に目標を置くことが大切なのです。
詳しくは、解決法❶をどうぞ。
【解決法❶】~「目標」のサブゴールを設定する~
では、どのように解決していくのかを具体的に示します。
ここでの問題は、「達成期限が長期的すぎる。」ことにありますので、単純に、
「目標達成までに乗り越えるべき『サブゴール』を設定する。」
ということが手立てとなります。
「目標」を立てる上での基本の「き」ですが、
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