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「不登校」が世界を変える

不登校が世界を変えると信じ、不登校というチャンスの生かし方をこつこつ記事にしています。

「5月までに本にする!」と決めていますの、ぜひとも読んでやってください。

さて、「不登校は世界を変える」と豪語している訳ですが、「世界の変え方」というのは、人それぞれ多様です。

そんなヒントをくれるのは、ブラジルの教育者で社会活動家のパウロ・フレイレさん。彼は、教育だけでなく、農村開発や医療分野でも活躍しました。
#冒険の書

まさに、世界を変えてきた一人なのですが、みんなが世界を変えるというのは何だか難しそうですよね。

しかし、世界の変え方は一つではありません。

「世界を変える」というと、多くの人は、「社会のシステムを変える」とか、「影響力のある人になる」みたいな考えになると思うのです。しかし、世界中で認知される存在になるほどの革命を起こさなくても世界は変えることができます。

その方法は、

「自分が世界の見方を変える」

ということ。

凝り固まっていた思考をアンラーニングし、もう一度再構成してみる。すると、これまでは”あたり前”だと思っていたことが変化し、周囲からは何も変わっていないように見えても、”あなた”から見える世界は変わっているかもしれません。

「不登校」はどうでしょう。

もしかしたら、「学校へ行かない」という選択をネガティブな見方で見ていませんか?

僕は、その世界から脱しました。そして、こんな記事を書いています。

確実に、自分が不登校だった子どもの「ぼく」と住む世界は変わりました。

ほら、世界って意外と簡単に変えられますよね。

▼間違った「世界の変え方」とは

先ほどちょい出しして全く触れてこなかったフレイレ先生。なぜ、引き合いに出したかと言うと、フレイレ先生は、徹底的に「対話すること」にこだわったから。

そして、フレイレ先生は、「対話をすることで世界が変わる」と信じておられました。

僕たち人間は、想像以上に頭でっかちな生き物。「絶対!」なんて言葉を振りかざし自分と違った価値観の人間を論破にかかります。

よくよく考えてみると、論破にかかる人って、「絶対に自分の世界は変えないぞ!」と宣言しているようなもの。

こう考えると、「絶対に世界は変えられるんだ!」と意志を強くすればするほど、「俺の言うことを聞け!」となってしまう怖さを秘めています。

もちろん、自分を信じる気持ちは大切にしたいのですが、「対話を拒む」という手段は、頑固おやじのやり口でしかありません。

立場や考え方が違う人と十分に「対話」をするからこそ、新しい世界の扉が開き、自分の世界は変化していくのです。

こう考えると、教師という仕事はややこしい。

教師という仕事がブラック代表として取り上げられている昨今。ぜひとも、世界中の皆様に見方を変えてほしいと願っているのですが、それを強いてはいけません。

話は逸れましたが、教師という仕事の何がややこしいのかというと、「教師という仕事のゴールは、教師の自己実現ではない!」ということ。

最近流行のウェルビーイングという観点からすると、どんな職種の人も仕事を自己実現の場と捉えた方が充実するのですが、教師の場合、

「自分が理想とする学級経営をすること」
「自分が理想とする子どもを育てること」

これらを自己実現と捉えたら危ない。

これって、「教師の世界観の中で頑張ってね!」と言っているようなものでしょう。しかし、学校において主役は子どもたち一人一人なのです。

ということは、教師という仕事をしている限り、学級経営や授業づくりについて自己実現を目指すのではなく、あくまでも子どもたちのサポート役に徹するという覚悟が必要だと思うのです。

もちろん、「子どもの子どもらしい成長を共に喜ぶことができる」という価値を教師の働き甲斐としてもよいでしょう。

ともすると、少なからず影響力のある仕事って、「どんな世界を見ているか」が大切なのだなぁと思うのです。

▼まとめ

本記事では、「世界は誰にでも変えられる」という内容をまとめました。

もちろん、まずは自分を大切にすることを意識しましょう。ただ、大切にする方法は、考えてもよいかもしれません。

そんなとき、ぜひとも価値観の違った人との「対話」を手立てとしてみてくださいね。

きっと、あなたの世界も一瞬にしてバージョンアップするはずです!

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