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なぜ、「やりたいこと」が見つからないのか。

自分の「やりたいこと」が少しずつ実現しているJUNです。

それは、ひとえに「サポーター様」のおかげでございます!

ご支援に背中を押され、未だかつてないほどモチベーションに火がついているのですが、思い起こせば、「居場所づくり」をするなんて、「教師」になったときは、1ミリも考えていませんでした。

もっと言えば、僕が「教師」になるなんて、地球上のだれ一人予想していなかったでしょう。

なんてったって、学校が嫌いだったのですから。

しかし、「教師」に情熱を燃やしていた時は、「おもしろい授業がしたい!」一心で、24時間をめちゃくちゃな配分で過ごしておりました。
#あり得ない時間に学校に出没するから度々不審者扱い

本日は、そんな話題。

ひと昔前から、「好きなことで生きていく!」的な価値観が流行り出しました。

生活が便利で豊かになったことで、僕たちが子どもだった頃では考えられなかった「生き方」が可能になりました。

しかし、そんな「好きなことで生きていく的価値観」が、逆にプレッシャーをかけてしまうこともあるのです。

「自分は、本当にこの仕事をしていていいのだろうか。」
「自分のやりたいことって、これなんだっけ?」
「この人生は、自分が望んだことだったのか?」

と、いわゆる「自分探し」を始めてします。

そして、もしかすると「自分探しループ」に入り、永遠に結論を導きだせないまま、もがき苦しんでしまうことがあるかもしれません。

そんな「ループ」におちいらないためにも、ぜひとも、この記事をさらっと読んでいただくと幸いです。

▼そもそも、「やりたいこと!」は見つかるのか。

まずは、2002年にカナダの心理学者である、ロバート・J・ヴァレランドさんの研究チームが実施したアンケートをご紹介します。
#今いる場所で突き抜けろ

ヴァレランドさんは、「やりたいことがあるか?」と「やりたいことがあるとしたら、それは何か?」という2つの項目について学生にアンケートをとりました。

その結果、「84%が、やりたいことがある」と答えました。そして、その中身がこちら。

1位 ダンス
2位 アイスホッケー
3位 スキー
4位 読書
5位 水泳

なるほど。きっと、小学生に同じ項目でアンケートをとっても「ゲーム」やら「ドッジボール」が入ってきて、似たような結果になるでしょう。

何が言いたいのかと言うと。

「やりたいことと、職業選択はあまり関係がない。」

ということです。

この現実が、「好きなことで生きていく」ことの難しさ。

「あなたの好きなことを職業にしたらいいじゃない。」と言われても、直接職業に結びつかないというのが難しさなのです。

そして、SNS上には、インフルエンサーがきらきら私生活をアップしています。そこからは、

「僕って、昔からこんな好きなことがあって、今、めでたく仕事になっちゃってま~す!」

という声が聞こえてくるような気がするじゃないですか。

しかし、多くの場合、この心の声はあなたが作り出した虚言です。

それを裏付ける別の調査にも目を向けてみましょう。

▼本当は、「好きを仕事に!」の順番ではない。

イエール大学の組織行動学教授、エイミー・レズネフスキーさんは、仕事に就いている人々が、「自分の仕事をどのように感じているのか。」ということを調査しました。

その結果、

「職種だけで、人がどれくらい自分の仕事を楽しむことができているかは予測できない。」

ということが分かったのです。

もっと、興味深いのは、

「自分の仕事を心から好きである傾向は、仕事に就いた経験が長いほど強かった。」

というのです。

簡単にまとめると、

「仕事が好きかどうかは、『もともと好きだった』というよりも、『続けているうちに好きになった』というからくり」

なのです。

だからこそ「好きなことで生きてく」には、「自分のスキルが上達するまで長い時間をかけてがんばる」必要があるのです。

なんとも、堅実な結果ですよね。

▼まとめ。

本気時では、「好きなことで生きていくには、得意になるまでの練習時間
が必要」
という建設的な内容をまとめました。

「好きなこと、見つからないかなぁ。」という待ちの姿勢では、見つかることはないのです。

だからこそ「チャレンジ」が大切。

だからこそ、「チャレンジできる環境」が大切。

ということでつくりました!!

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