澄洋（ちょうよう）

長年勉強や指導を続けてきた“いけばな”を、コロナ禍の現在、人との接触を避けて活動を止め…

澄洋（ちょうよう）

長年勉強や指導を続けてきた“いけばな”を、コロナ禍の現在、人との接触を避けて活動を止めています。撮りためているささやかな私の花の作品を、どのような気持ちで活けたのかなど振り返りたいと思います。noteを勧めてくれた娘は、私の老化防止が狙いだと思いますが、楽しみが出来ました。

現役最後の流展

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2年前
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暑中お見舞い申し上げます

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2年前
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花展・秋を届ける花

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2年前
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お花達のおしゃべり

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2年前
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花展の思い出

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2年前
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花展・手直し通い

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2年前
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七夕に願う

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2年前
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カーネーションのタペストリー

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2年前
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華道代表作家展・3

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2年前
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ネムの花の咲く頃

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2年前
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朝顔を撮りたくて

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代表作家展・2

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2年前
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ゴルフガンバッテネ！

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2年前
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涼やかに夏のおもてなし

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2年前
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華道代表作家展・1

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2年前
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花の筏で水遊び

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2年前
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現役最後の流展

5年ごとに開催される流展は合同展とは違う緊張感があります。流の指導に携わっていましたので責任も有り、この現役最後のコロナ前の花展は体力的にもどうにか乗りきりました。自分の作品も指導をしながらの活け込みになりますので大変です。コロナ禍の中撮りためた写真の投稿を始めましたが、思いがけず皆様に温かい応援を頂きまして心より感謝致します。 一応終わらせていただきますが、夏休み中の旧藏内邸の活け込みが再開して企画展等の折りには投稿させて下さいね｡ これからも皆様の記事の拝見を楽しみにしています。
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暑中お見舞い申し上げます

青い海と空、夏の涼をヨットの花でアレンジしてみました。舟の形のガラス器に花を入れて大きな青い器に置いています。バックの空は結構大がかりに作って撮りました。 何を使ったのかは想像におまかせした方がいいですね。 小さなアレンジの写真でもお花を活ける時間より長くかかり作業も大変です。でもnoteに投稿出来た花は枯れる事もなく私の足跡として残ってくれましたので、今あらためて写真に感謝しています。 暑い日が続いていますので皆様どうぞお身体に気を付けてお過ごし下さいませ。
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花展・秋を届ける花

８月の終わりに開催された花展の花です。主材にセイバンモロコシを使うことには勇気がいりました。どこにでも有る野草を連盟の流代表者席に活けて良いのか迷いましたが、秋の気配を表現したくて使いました。花器は陶器ではない軽い素材の黒にして、和と洋のさりげない交わりを見せて仕上げました。長さの有る器の黒の部分に使った黄色い花は、鉢植を買って２週間釣った状態にしてつるの流れをつくりました。３日間花が咲き替わり良い働きをしてくれました。自分が活けたいと思った花材を努力と工夫を一生懸命して花席に飾れた作品です。
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お花達のおしゃべり

昨年の春から皆で集まっておしゃべりしたり、笑い合うことも無くなりました。自粛生活には慣れていくのですが何か少しずつ大切な繋がりを失っている気がしてなりません。今回はお花達の賑やかでカラフルなアレンジで和んで下さいね。珍しくお花屋さんに入荷していた睡蓮を中心に、夏のお花の同窓会をイメージしておしゃべりが尽きない様子を表しました。ガラスの器を二段重ねて使い睡蓮は池に咲いている姿を表現しています。お花のように親しい人達と会えて笑顔でおしゃべりが出来る時を願わずにはいられません。
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花展の思い出

花展も流展だけではなく、日本がつく協会や地域の連盟等に所属していましたので、かなりの数参加しました。総裁をお迎えしてのパーティー等貴重な経験を沢山させていただきました。いけばなで交流がある外国の花展に招待された時は、和服と花器を持参して花は空港から市場に直行で揃えて活け込みをしました。歓迎レセプションやその他大変でしたが頑張りました。私の場合主婦の習い事の域を越えない様に（夫の希望）してきましたが、頑張った時の事は良い思い出として残っているので、これからの人生の心の支え位にはなってくれそうです。
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花展・手直し通い

この花展はかなり遠い地で開催されました。前日の活け込みは車で運んで貰いましたが、次の日から３日間手直しに通いました。特急に乗り継いで会場迄３時間かかり５時半には家を出ました。花展では花や葉ひとつでも枯れていたら来場のお客様に失礼になりますので、初めて出瓶した時から厳しく教えられました。秋の花ですが私のnote１年計画も終わりに近付き、花展の花を見て頂きたいと思いましたら秋の写真ばかりになってしまい申し訳ありません。前に置いた古い株で遊びましたがお客様に足を止めて貰えて嬉しかった作品です。
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七夕に願う

今日は七夕ですが星空を見上げての願い事は無理でしょうか。コロナや災害、些細なことまで沢山願いたいのですが…。何も出来ない私はただ待つだけですので、アレンジに願いを込めました。今年伸びた青竹を銀河の器に工作して、小さな星を想わせる花を集め私流天の川を作りました。ダイヤモンドリリーの赤と白でぼんやりですがハート型にしています。幸せなイメージを共有出来たら嬉しいです。私たちは今厳しい時を過ごしていますが、こんな日々こそ優しい気持ちで支えあって生活したいですね。
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カーネーションのタペストリー

お客様を招く日のおもてなしの花で、使う花はカーネーションの課題に取り組みました。カーネーションは好きな花ですが、アレンジに使う時はとても難しく感じてしまうのです。私はどうすればカーネーションを生かすことが出来るかを考えて、とうとうこんな大きなタペストリーを作ってしまいました。青竹を割って水やしないをする吸水性スポンジで挿しくちを作りました。蔓草やツルウメモドキの青い実などで周囲を飾り、空間をキャンパスに見たたてフトイの交差とカーネーションの動きで変化を試みました。頑張った私の足跡の様な写真です。
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華道代表作家展・3

昨年に続き今年も山笠は中止で、博多は寂しい夏ですね。櫛田の花展最後の作品です。私は大きな花展ではほとんど盛花を活けています。花材集めは大変で、注文した物でも当日になって水を落とす事もあるので本当に心配なのです。盛花でしたら何かトラブルが起きても、どうにか対処出来るので責任を果たせると思っての種別選びです。 会場ではお客様が懐かしい花材に足を止めて下さり、花の思い出話をしてくれます。前の年に来場の方が又来て下さると、疲れ等はどこかに飛んでしまうのです。
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ネムの花の咲く頃

7月が近くなると私は心待にすることが有ります。蜩の鳴き声と野山のネムの花です。蜩は夕方7時頃から近く遠く日が暮れる迄鳴き声を聞けます。今年は24日に鳴き初め、ネムの花も咲き始めました。高く伸びる木ですが斜面の下から育った木の花を手にする事が出来たので、もう嬉しくてアレンジを考えました。思った通り繊細なネムの花の写真は私の手には負えませんでしたが、楽しい時を過ごしました。お盆頃迄毎夕涼風と共に来て癒される蜩と、夏の間沢山の蕾が咲き替わる優しいネムの花は、私の夏には欠かせない大切なものです。
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朝顔を撮りたくて

綺麗な朝顔を撮りたくて早起きしました。切ると少しでも早く写して上げないと、朝の光の中ですぐ弱ってしまいます。籠に朝顔の美しさを愛でて貰えれば良いと思う気持ちで活けています。一緒に活けた白い花はノリウツギで、白い小さな蝶が飛び交っているような可憐な花です。峠の庭には夜になると鹿が来て、この花を好んで食べるので、今年もお婿さんが囲いを作ってくれました。ブルーの網の中で安心して咲いています。写真を見ていると、今度は特殊生で朝顔の向掛を活けて見たくなりました。
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代表作家展・2

２回目の作品です。花展に出瓶する時は早めに部屋にその花展サイズの花席を作ります。花器を置いて構成を考えながらデッサンを始めますが描いていると使う花材のイメージが決まります。１週間前には試作に掛かります。何度も花席の前に立って直しを繰り返すうちに活けたい表現がみえてきます。今回はかなり重さも有って存在感のある花器だったのに、主材の調達が思うように出来なかったので、大きめの流木（川で見つけたもの）をあしらいました。サンキライの青い実と葉で流木の強さの調整と自然描写の心いれもして活けました。
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ゴルフガンバッテネ！

明日は父の日ですね。亡き夫に贈った父の日アレンジを見て下さい。ゴルフが好きで、レッスンプロにお世話になったりして一生懸命練習していました。上手くいかないと新しい道具に頼りホンマのショツプ通い、まだ換えませんか？等とゴルフを始めた人から待たれるくらいでした。笑…余り成果は得られませんでしたが、悔いはなかったと思います。アレンジのカラーは道具のイメージから選び、茎の先のボールはカップをめざしています。パターの練習マットの上で撮りました。夫のお陰で大賞を頂いた作品です。
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    涼やかに夏のおもてなし

    暑い日にお客様をお迎えするときのテーブルリースです。冷たいお茶をお出しする前に、アレンジで涼を感じていただければと思って活けました。 地元の山深い谷川のせせらぎを思い出して、苔のリースを作りました。器は中央が青色のお皿を選び、苔のリースを隠してしまわない様に小さなリューココリネ、ブルースターを挿してツルムラサキの葉と茎でふちどりました。写真を見て中央にたっぷり水を張れば自然の情景表現ができたのでは、と思いましたが仕方ありませんね。手と心を尽くしたおもてなしが出来ればそれで私は嬉しいのですから。
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    華道代表作家展・1

    博多祇園山笠協賛、華道代表作家展に3年間出瓶させて貰った最初の作品です。櫛田神社の奉納花展ですので山笠の期間中の開催で、花材の搬入搬出が大変でした。追い山の広場で荷物を下ろして恵比須会館に運び車の移動、娘や流の先生方に手伝って貰ってどうにか3年間活ける事が出来ました。新しい壺を購入して、キリシマの古木を主材にしました。奥にフトイ等をあしらって、夏の涼感や風情を見てくださる方に感じていただければと思いました。博多まで自宅から高速道で一時間、他の花展も多く有りよく頑張ったと思っています。
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    花の筏で水遊び

    梅雨明けはまだですがお天気が続いて暑くなりましたね。アルストロメリアを使った夏のアレンジの題で活けました。トクサで筏を作って花をあしらっていますが、トクサの節が効果的に見える様に工夫しました。 大きな青いガラスの花器がここでも役立ってくれました。アルストロメリアは散らばって咲きますので少し使いづらさは有りますが、最近は小ぶりに咲く花や綺麗な色も沢山でよく使います。夏の日差しにも映えて、パッと開くアルストロメリアは水遊びには似合っていると思いました。暑い日の午後、少しでも涼を感じていただければ嬉しいです。