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黄昏たい夜のためのプレイリスト

こんにちは。はなぶさりあむです。


とある方の訃報を聞き、なんとなく虚しさを覚えた夜。

こんな時に聞きたくなる曲を集めてみました。


黄昏サラウンド / RIP SLYME

さっそく黄昏とタイトルに入っていますが、夕方から明け方までのグラデーションを描くこの曲。

パーティーの華やかさの中に潜む切なさが表現されているようで、大好きな曲です。

夜の間だけは何もかも忘れて騒ぎたい、でもいつしか夜は明けて、胸に秘めた虚しさは消えない。

楽しい曲が多いRIP SLYMEですが、一味違うこちらをぜひ聞いてみてください。


染まるよ / チャットモンチー

みんな大好きチャットモンチーの名曲です。

終わりが近い二人の切ないラブソングです。

えっちゃんの声が切なくて刺さります。

子供みたいで、大人にもなりきれない、若くて青くて切ない。

思えば大学生の時、よく聞いたなあ。

夜道をひとり散歩したくなる曲ですね。


美しく燃える森 / 東京スカパラダイスオーケストラ

スカパラが奥田民生をボーカルに迎えた名曲です。

この曲はアダルトな雰囲気で色っぽいです。

民生の声がセクシー。

エモーショナルで、でもちょっと孤独な夜に聞きたい一曲です。

(関係ないけど谷中さんがすごくタイプです。彼のような方をイケオジと呼ぶのです)

(あといつかスカパラはライブに行きたい)


Tears Dry on Their Own / Amy Winehouse

超絶大好きな曲を最後に持ってきました。

早逝したイギリスのアーティスト・エイミーワインハウス。

彼女は自身の薬物問題、パートナーの暴力問題で一躍有名になってしまった面もあり、イメージが先行して知れ渡ってしまったように思います。

また、27才という若さでこの世を去ったことも取り沙汰されました。


この曲は最後のシングルになった曲なのですが、凄まじくいい。

更けていく夜、軽やかな絶望感、そして意外と弱くはない自分。

辛くて、どうしようもなくて、泣き出して、歩き続けるけど、結局何もできず、涙は一人でに乾いていく。

「明けない夜はない」「止まない雨はない」、そんな言葉をよく聞きますが、わたしには、「涙は勝手に乾いていく」というこの歌の方が胸に刺さります。

どんなに自暴自棄になっても、どこか捨てきれなくて、いつの間にか夜は明け、また地続きの絶望は続いていく。

MVでも最後に光が差しますが、それは希望の光と言えるのでしょうか。


プレイリストの最後にこの曲を持ってくるのは我ながら酷だなと思いますが、黄昏たい夜のお供にぜひいかがでしょうか。


では、また明日ね。




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