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炭鉱のカナリア

今朝、子どもを送り出せた。
ギョウ虫検査キットも提出でき、ゴミも出せた。
洗濯物も外に干せた。

まずまずの滑り出しだ。


昼から整体を受けた。

整体師「膝が熱を持っていて炎症を起こしていますね。

それといつも左足だけ悪くなりますが、古傷がありませんか?」

私「そういえば二十歳の時、交通事故で解放骨折したことがあるな」

整体師「解放骨折⁉️それは痛かったでしょう?
骨が剥き出しになるやつですよね?
解放骨折で麻痺も残らず普通に生活できていたなんて、かなり幸運だったと思います」

私「別にそんな痛くなかったよ。救急車も自力で乗り込んだし。
病院ですぐ手術されてギブスでしばらく固定されてたから、傷は見てないけど。

私はいつも頭とかお腹とか激痛があったから、他の痛みは感じないんだ」

整体師「……花さん、明日のダンスレッスンは絶対動かないでください。そうでないとかなり長引く恐れがあります」

私「分かった」


午後、相談員から電話。
相談員「今例のグループホームから電話があって、結果的には受け入れられないそうです。
理由は次回の会議でお話しするとのことです」

私「分かりました。では調整お願いしますね」

虐待詐欺グループホームには、もう何の怒りもない。

介護事業者も同様だ。

ただそのまま野放しにすると次の被害者が出てしまうので、合法的に訴えていくだけだ。

邪悪な人と決別すると、新たな出会いがある。
長い人生でそれは確実だ。

そういえば昨日通所施設のマネージャーから虐待通告の電話番号教えてもらった。

今日はそこまで動けなかった。
来週電話する。


障がい者やその家族は、理不尽なことの連続で声を上げられない。
特にひとり親の貧乏女性は見下され、カモにされる。

だから関係機関に洗いざらい正直に伝える。

「あれはキ◯ガイばばあだ!」と言われない為に、信頼関係を作っている。

障がい者を食い物にして生きている奴は恥を知れ。

男同士だとまともに話もできないくせに、弱者相手だとイキるバカとは話もしたくない。


私は炭鉱のカナリアだ。

普段はやかましくピーピー鳴いているが、殺されたり放火されたりしたら、犯人を推定できるくらいにはしておく。

そのくらいの覚悟で生きているのだ。

舐めんじゃねーぞ!

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