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とても良い人生のために
失敗の思いがけない恩恵と想像力の大切さ

J.K.ローリング (著)
松岡 佑子 (訳)

あのハリー・ポッターシリーズやファンタスティックビーストシリーズのJ.K.ローリングさんが、ハーバード大学の2008年の卒業生に向けて行った卒業記念講演です。

ハーバード大学に入り、しかも卒業できる人達ですから、それだけでも成功者と言えるかもしれません。

ローリングさん自身、失敗をとても恐れていたそうですが、若くして小さな子供を抱えて離婚。これを失敗以外の何物でもないと、やや自虐的に挙げ、それでも失敗したことで学んだことが大きかったと語ります。

カフェで書いた原稿が大ヒットして、そのサクセスストーリーは誰もが知るところですね。

以前読んだ黒川伊保子さんの本にも、失敗の効能がありました。
人間の脳は、失敗を経験すると「これはやってはいけないんだ」とその回路を切り捨てるのだそうです。そういう意味でも、失敗なくしては成功しないのですね。

この講演を前に、ローリングさんは具合が悪くなるほど緊張したそうですが、ご自身の大学の卒業講演をちっとも覚えていないことを思い出して、気が楽になったのだとか。
ハーバードの卒業生たちに、この話がどう響いたのか、興味津々です。

J.K.ローリングさんといえば、ファンタスティックビーストシリーズからジョニー・デップが降板と聞いて、だいぶモチベーションが落ちています。
グリンデルバルドは、歌舞伎だと”色悪”ですよね。たいそう悪いのですが、抗えない魅力があって。やり場のないこの悲しみを、一体どこへ持って行けば良いのやら。

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