晴レ

花と海が好きです。 父の看取りをきっかけに環境も気持ちも変わり、noteを始めました。…

晴レ

花と海が好きです。 父の看取りをきっかけに環境も気持ちも変わり、noteを始めました。25歳🐯          休職・退職を経て学生しています。

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花のベッドでひるねして

よしもとばななさんの小説のタイトルです。 大橋鎮子さんの『すてきなあなたに』に 夢中になっていた私が、 珍しく小説を読みたい気分になった数年前 図書館で偶然見つけました。 お花が好きなので、 とても心惹かれるタイトルでした。 初めて読んだときから今まで、 心の拠り所になっている本のひとつです。 主人公は幹ちゃん。 血のつながりはないけれど優しいひとたちに 育てられました。 印象的な登場人物として おじいちゃんが出てきますが、 なんだか私の祖父に似ているのです。 私

    • 傷を手放すのが怖いんだ

      私にとって去年の1年間は たくさん傷ついた年でした。 (2024年になろうとしているのに、ですが) でも多くの学びがあって、 今では経験できてよかったと思えます。 去年があったから、 今年はとても幸せに穏やかに過ごせている。 去年よりも確実に前に進んでいると思う。 そしてもっと前に進んでいきたい。 それなのに、 去年の記憶を手放したくないというか 執着している自分に気がつきました。 未来を見ていると思っていたけれど、 過去をちょいちょい振り返っては くよくよする感じ

      • 心の闇を初めて話せた

        私は社会福祉士の資格取得を目指して、 社会人経験を経て専門学校に通っています。 (国試が…迫ってきた…汗) 先日の授業で「終末期ケア」について学びました。 もう平気だと思っていたけれど、 去年父を家で看取った記憶に襲われてしまって 授業を聞いていられなくなってしまいました。 まだまだだめなんだ… 看取りの経験は私に本当に強い影響を与えたのだなと 改めて感じました。 静かに別の教室に移り、 授業が終わる頃に戻ろうと思ったのですが 私が教室に戻らないのをクラスメイトの皆さ

        • 好きとかわからないけど特別だと思う

          お久しぶりになってしまいました! マイペースを心掛けて暮らしていたら 体力がほんとうに以前に近いくらい回復して、 学校に、就職活動に、アルバイトに、 慌ただしくしていました。元気です^^ これまでとはちょっと違うお話を記しておきます。 いつも同じ空間にはいるけれど話さない人 って、どのコミュニティにもいませんか? 私の場合のその人は 笑わないし喋らないし部屋の隅っこにいるしで、 話しかけにくいしちょっと怖かった。 でも、それが逆に超個性的で 気になるなぁとも感じてい

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        花のベッドでひるねして

          心の形は変わる

          初めてメンタルクリニックに行ったのは 去年の6月 とにかく元気が出なくて、お腹が空かない原因は 心にあるのではないかと思ったから。 (今思えば父を亡くしてまだ1ヶ月なので  当然です…) でもちょっと合わなくて、 一旦通うのをやめて、 別のクリニックに駆け込んだのは10月でした。 職場の上司からのこれも今思えばパワハラに 限界を感じて。 とても丁寧に診ていただける先生で 安心感がありました。 私はわるいことをしていないのに、 どうして安くないお金を払って 病院に行か

          心の形は変わる

          働くことはこわくない

          8ヶ月半ぶりに労働してきました ^^ 今日は記念すべき日 ^^ 10月半ばに休職をしてから アルバイト含め全く働いておらず (傷病手当金+失業給付で生きてきました) 気づいたらそんな月日が経っていました。 この期間、働くことが怖かったです。 働くこと =心を犠牲にすること  体力を奪われること  自信を失くすこと ・・・そんなふうに感じていました。 これ以上何も失いたくなかったです。 ずっと働くことを避けてきましたが、 貯金は減る一方で、 (ひとり旅楽しんじゃった

          働くことはこわくない

          無理してない生活

          先週の1週間、体調がすぐれませんでした。 私が体調を崩すときはたいてい、 風邪を引くというのはではなくて 元気が出なかったり 身体がだるくなります。 あ〜、しんどいぞ〜?!と思ったら 1週間経っていました。 思い返すと、 きっかけはメンタル面のダメージでした。 以前の記事にあるのですが、 救急車を呼んだときのことがフラッシュバックして 初めて血の気が引く感覚に陥り 同じ日に今後の様々な不安に襲われて 夜には泣いてしまいました。 それがきっかけだったと思います。

          無理してない生活

          はじめての命日の過ごし方、考えたこと

          5月 父のはじめての命日がありました。 少し前に"命日反応"があったりもしましたが、 そんな症状はそのときをピークに減っていき 命日の日はどうやって過ごそうか 考える余裕がありました。 でも、何をして過ごすかは そのときの気分に委ねることにしました。 そしてとうとう来た命日・・・ 1年が経ってしまったんだね。 体調が安定しているからこそ 不安定に引っ張られないようにしたい、 内にこもらないように外に出たい、 という気分でした。 家の中で父(が来ている気がして)と

          はじめての命日の過ごし方、考えたこと

          幸せになるんだと決めた

          昨年末までいた会社のこと、 好きではないけれど嫌いにもなれなくて 今でも動向を追ってしまいます。 コロナ禍が明けて、4年ぶりに対面で 創立記念のイベントが行われたようでした。 私はコロナが始まったと同時に入社したので このイベントには オンラインでしか参加したことがありませんでした。 「今年は対面か!こんなに集まったんだ?!」 「いいな、楽しかっただろうな」 などと思いながら、 イベントの写真なんかも見ていました。 会社を辞める という決断をひとつしただけですが、

          幸せになるんだと決めた

          今さらなのですが、私のこと

          noteを始めて今日で丸1年が経ちました。 自分の気持ちを整理するために始めましたが、 読んでくださる方がいてとても有難く思います。 ありがとうございます♡ 自己紹介の記事を書いてみたいと思っていました。 今さら、なのですがきりのよい日だし いつだって遅すぎることはないし、 やってみようと思います(^ν^) ♩名前の由来 本名に「晴」という字が入っているからです。 「晴れやか」なひとでいたいです。 ♩経歴 福祉系の会社を昨年末に退職し、 数ヶ月の無職を経て 現在は

          今さらなのですが、私のこと

          学校で必要なのでiPad をこの春から使い始めたのですが、大きい画面だと見やすくて(やっと気づいた)記事を次々に読んでしまう(^ν^) 皆さんの記事から得られる学びがたくさんだなぁ 

          学校で必要なのでiPad をこの春から使い始めたのですが、大きい画面だと見やすくて(やっと気づいた)記事を次々に読んでしまう(^ν^) 皆さんの記事から得られる学びがたくさんだなぁ 

          命日反応

          はじめての父の命日まで、10日を切りました。 不安に思っていたとおり、、体調がわるい・・ 家族でいちばん、私は父のことになると 体調にすぐ出て、なんだか悲しくなります。 父の誕生日のときは大丈夫だったけれど、 命日となると 加速度的に弱っていった父を思い出してしまう。 あれから私は病院に行って、ストレスから離れて、 色々と工夫をしてようやく 体力の回復を感じたり 元気になってこられたと思っていたのだけど、 仕方のないことですね。 4月から学生をしています。 今日

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          疎外感が邪魔をする

          「日本グリーフケア協会」が主催する グリーフケアに参加した際、 大切な人との死別をきっかけに 身体的にも精神的にも様々な反応や変化が起こる と教えていただきました。 その中のひとつ、"疎外感"に どうも私は頭を悩まされています。 苦しんでいる姿、弱っていく姿、 ごはんが飲み込めない、笑わなくなった、 会話ができない、目が開いているのに合わない、 呼吸が荒くなる、手先足先が冷たくなる そんな様子を「絶対に忘れまい」と 目を逸らさずに見ていたので、 亡くなったあとでも忘れら

          疎外感が邪魔をする

          救急車を呼んだ日

          昨年の5月3日、 人生で初めて救急車を呼び 保険証やお薬手帳を持って 号泣しながら同乗しました。 父が呼吸困難になったためです。 それから約2週間後に父は亡くなりました。 父が余命宣告を受けて看取るまで 色々な感情がわき 時間はあっという間に過ぎていって 明日どうなるかもわからなくて、 あの期間どんな日々を送っていたのか 自分はどんな気持ちでいたのか 正直よく覚えていません。 父が亡くなったなんて、 それすらもよくわかりません。 でも、救急車を呼んだ日のことは 強烈

          救急車を呼んだ日

          季節をふたつ経て変化

          久しぶりのメンタルクリニックでの診察 10月半ばに「もうがんばりたくない…」と 思って駆け込んだのが最初だったので、 初診からもう半年が経ちます。 この間に休職、退職をしました。 冬服を着ていたときがなんだか懐かしい。 病院のある駅に来て いつもの道を辿って 診察を待っていると、 心がぼろぼろだった当時を思い出します。 当時は自分が弱くて脆い人間と感じていたし 自分の存在感を消したかったし うまく笑えないし とにかく元気が出ませんでした。 メンタルクリニックって

          季節をふたつ経て変化

          亡くなったとは言えなかった

          高校時代の大好きなお友達と 久しぶりに会いました。 フードコートで5時間も!話しました^^ 途中で家族の話題になりました。 「弟と母はこうだったのだけど〜」と 私が言ったあと、そのお友達は 『お父さんは?(どうしたの)』と 尋ねました。 父は去年亡くなったこと、言っていなかったので 「・・・いなくて」 と咄嗟に言ってしまいました。 いないというのは、 出張とか単身赴任とかではなくて 亡くなったということで、、 なんて伝えてしまったら 彼女を困らせてしまうと思

          亡くなったとは言えなかった