見出し画像

心の闇を初めて話せた

私は社会福祉士の資格取得を目指して、
社会人経験を経て専門学校に通っています。
(国試が…迫ってきた…汗)

先日の授業で「終末期ケア」について学びました。

終末期医療(ターミナルケア)とは
延命を目的とした治療を諦めて、身体的・精神苦痛を除去し、生活の質(QOL)の維持・向上を目的とした処置のこと

医療法人成和会 ほうせんか病院
ホームページより


もう平気だと思っていたけれど、
去年父を家で看取った記憶に襲われてしまって
授業を聞いていられなくなってしまいました。

まだまだだめなんだ…
看取りの経験は私に本当に強い影響を与えたのだなと
改めて感じました。

静かに別の教室に移り、
授業が終わる頃に戻ろうと思ったのですが
私が教室に戻らないのをクラスメイトの皆さんが
心配してくださっていて…

先月書いた記事のひとも
授業終わりに声をかけてくれて、
しんどくてゆっくりにしか歩けない私に合わせて
駅まで一緒に帰ってくれました。


実はそのひととはかれこれ1か月以上LINEをしていて
別に約束しているわけではないけれど
授業前に隣の席で勉強したりもしています。

最初に自己紹介をしていたときにも感じていたけれど、
抱えている孤独が似ている気がしています。

した経験は違えど、
過去をどうにか乗り越えて
進もうとしているところは、同じなのではないかな。



父を看取ったことによる心のストレスって
同世代の友達にはなかなか伝わらなくて、
伝わらないことが私は悲しくて、
そんな経験を何度かするうちに
話すことをやめました。
今もたまに苦しいこと、友達は誰も知りません。

でもそのひとには話せると思った。

初めはそのひとから
2年間抱えてきた苦しさを打ち明けてくれたから、
私も打ち明けました。
まだお互いざっくりとだけど。

それでも私の経験を知ってくれていたから、
終末期ケアの授業がしんどかった日
そのひとは私の気持ちを想像してくれました。

ほんっとうに心強くて、
こんなに有難いことってあるのだなと思いました。

違う人間だから仕方ないけれど、
母にもわかってもらえなかったから。

自分の闇の部分、孤独の部分は
誰かに共有するものではない、
自分で対処するべきと思っていたけれど
それをわかろうとしてくれるひとっているんだ。

私も、そのひとの負の部分をわかりたいし
一緒に前に進みたいなって思います。

そしてそのひとがこれから先
幸せであってほしい。


そのひとは10日くらいずっと
体調を壊していて、とてもしんどそう。

あのとき助けてもらったお返しとして、
私も支えたいなと思っています。

また一緒に勉強できるのを待ってる!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?